各種がん

トリプルネガティブ

乳がん治療にも免疫チェックポイント阻害薬が登場! トリプルネガティブ乳がんで承認、さらに――

2021年2月

「トリプルネガティブ乳がんが臨床試験で良い結果を出しているので、今後、ホルモン受容体陽性、HER2陽性乳がんでの開発も加速すると思います」と語る尾崎さん 乳がん治療にも、ようやく免疫チェックポイント阻害薬が見えてきた。現時点で承認されているのは進行・再発トリプルネガティブ乳がんに対するテセントリク(一般名アテゾリズマブ)のみだが、現在、早期トリプルネガティブ、さらにはホルモン受容体陽性、HER2陽...

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BRCA遺伝子変異の再発乳がんに大きな選択肢が トリプルネガティブ乳がんにリムパーザに続き新たな治療薬が承認予定

2019年9月

「トリプルネガティブ治療の大きな流れは、分子標的薬と免疫チェックポイント阻害薬が中心になるでしょう」と語る向井博文さん 2018年1月に再発卵巣がんの維持療法に保険適用された分子標的薬リムパーザ(一般名オラパリブ)が、同年7月、「がん化学療法歴のあるBRCA遺伝子変異陽性、HER2陰性の再発乳がん」に適応拡大された。これは治療法の限られているトリプルネガティブ乳がん(TNBC)の患者には、とりわけ...

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遺伝子解析でさらに踏み込んだ治療へ トリプルネガティブ乳がんへの挑戦

2016年9月

「トリプルネガティブ乳がんにはいろいろなタイプがあり、それらを分類してそれぞれに合った、副作用が少なくて、より効果のある治療を探す動きが加速しています」と語る増田紘子さん トリプルネガティブ乳がん(TNBC)と言えば、「治療法が少ない」「予後が悪い」というイメージが先行しがちだが、それは生物学的特徴の異なるがんが集められた集団だからという考え方もできる。そこに切り込んで、個々人に合った治療を検討す...

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トリプルネガティブ乳がんに、PARP阻害薬、PD-1阻害薬などの新薬も登場

2015年4月

「トリプルネガティブ乳がんでは、思いがけない治療法が効くこともあるので、希望を持って治療を続けていただきたい」と語る向井博文さん ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)受容体、HER2タンパク受容体がいずれも陰性のトリプルネガティブ乳がん。これまで治療法の少ない、予後不良の乳がんと考えられてきた。しかし、トリプルネガティブ乳がんは、非常に多種多様なものが雑多に集ったものの総称であり、近年、最新の...

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トリプルネガティブ乳がん:新薬、治療内容の開発も盛んに行われている トリプルネガティブでも抗がん薬で半数に効果あり

2013年3月

「トリプルネガティブ乳がんにも打つ手はある」と話す蓬原一茂さん 予後不良といわれているトリプルネガティブ乳がん。しかし最近では抗がん薬によく反応するタイプなども明らかになりつつあります。中でも、アンスラサイクリン系、タキサン系薬剤を中心とした抗がん薬治療で半数の人に効果があることが報告されています。トリプルネガティブとは何か?■図1 乳がんのタイプHER2受容体やホルモン受容体のように、治療の標的...

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サンアントニオ乳がんシンポジウム2012最新報告:新薬、ホルモン療法の最新知見も トリプルネガティブ乳がんにも標的治療実現の兆しが!!

2013年3月

次世代シークエンサーによって治療の標的となる遺伝子を見つけ出した、ジャスティン・バルコさんHDAC阻害薬がトリプルネガティブ乳がん治療のカギになることを示唆したカピル・バーラさんノルバデックス10年服用の高い効果を発表したグレイ・R・デイビスさんフェマーラと新薬PD0332991併用の有効性を発表したリチャード・フィンさん「HER2陰性でも、遺伝子変異があれば抗HER2療法が有効」と報告したロン・...

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術前化学療法で3~5割の患者さんのがんが消えている! 新たな選択肢も!最新トリプルネガティブ治療

2012年8月

トリプルネガティブにも 個別化治療が期待されると話す 杉江知治さん 薬物治療の方法が限られ、予後が思わしくないとされるトリプルネティブ乳がんだが、最近は、抗がん剤によく反応するタイプが明らかになり、年齢による効果的な薬剤の使い分けも見えてきた。 術前、再発・転移時の治療として、どの薬剤をどう使ったらいいか、効果的な選択は? 期待される新規治療は? 最新情報を紹介する。 実は著効例も多いトリプルネガ...

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アンスラサイクリン系とタキサン系抗がん剤を上手く使った術前・術後治療がカギ 治療に希望が。トリプルネガティブ乳がん最新情報

2012年3月

将来的にはトリプルネガティブ でも、タイプに応じた治療法が 開発されるかもしれないと話す 大野真司さん ホルモン療法も抗HER2療法も効かず、治療が難しいとされてきたトリプルネガティブ乳がん。 しかし、最近の研究によれば、次第に効く抗がん剤も明らかになりつつあり、3人に1人はがんが消失するまでになるという。 治療が限られている乳がん [トリプルネガティブ乳がんの割合] トリプルネガティブと呼ばれ...

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まだ標準治療薬こそないが、アンスラサイクリン系やタキサン系薬剤などが効果的 トリプルネガティブ乳がん患者よ! 術前化学療法で乗り切ろう

2010年10月

川崎医科大学付属病院 乳腺甲状腺外科准教授の 紅林淳一さん 今まで、打つ手がないとされてきたトリプルネガティブ乳がん。 だがここへきて、トリプルネガティブに有効な薬剤が徐々にだが明らかになってきた。 どうやらトリプルネガティブも個別化治療の方向へ向かって進んでいるようだ。 トリプルネガティブ乳がんとは? [トリプルネガティブ乳がんとは?] 「トリプルネガティブ」とは、エストロゲンとプロゲス...

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基本は抗がん剤治療。アバスチンなど新たな分子標的薬が有効とのデータも 決してあきらめないで。トリプルネガティブ乳がんの最新治療

2009年3月

京都大学大学院医学研究科 外科学講座乳腺外科学教授の 戸井雅和さん 乳がんを引き起こし、増殖に関係する主要な3つの因子、エストロゲン受容体、プロゲステロン受容体、HER2。 これら3つの因子とは全く関係なく乳がんが発生している場合がある。それが、「トリプルネガティブ」と呼ばれるタイプの乳がんだ。 この「トリプルネガティブ」の乳がんは、一般的に予後が悪いとされ、治療においても打つ手が全くないと思...

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