手術をためらっている。どの治療法が最善か

回答者:森実 千種
国立がん研究センター中央病院 内科医師
発行:2009年4月
更新:2013年11月

  

76歳の夫のことで相談です。近くの総合病院で診てもらったところ、腫瘍が見つかりました。検査の結果、肝内胆管がんと言われました。リンパ節や他の臓器への転移はないとのことです。担当医からは、手術もできると言われています。手術のほかに抗がん剤治療、放射線療法も提案されています。本人は、手術の後遺症が気になるようで、手術をためらっています。どの治療法が最善と言えるのでしょうか。

(大分県 女性 73歳)

A 肝内胆管がんの場合、根治治療法は手術に限られる

肝内胆管がんの場合、根治の可能性がある治療法は、手術に限られてしまいます。そのため、手術ができる状態なら、手術が最善の治療法と言えます。何らかの理由があって、手術をどうしても受けたくない場合、内科的治療として、抗がん剤治療、放射線療法も選択肢には挙がりますが、どちらがよりよい治療法かについては、現在、まだわかっていません。放射線療法についてはできた腫瘍の場所などにより照射が難しい場合もありますので、放射線療法医と相談する必要があります。

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