子宮頸がんの1b1期。治療の選択に悩んでいる

回答者:宮城 悦子
横浜市立大学 医学部産婦人科准教授
発行:2007年6月
更新:2013年12月

  

子宮頸がんの1b1期と診断されました。がんの大きさは2センチです。主治医から、(1)広汎子宮全摘出術(リンパ節郭清)、(2)(1)+手術後の放射線治療、(3)放射線の腔内照射と外照射の併用の3つの治療法を提案されていますが、選択に悩んでいます。また、本当は出産を希望していますが、あきらめるしかないのでしょうか。

(長野県 女性 27歳)

A 一般的には、質問の治療は適応外

一般的には、(1)の広汎子宮全摘出術(リンパ節郭清)をお勧めします。ただしその際、若い方ではご相談のうえで卵巣は切除しないで残す場合が多いです。

(2)や(3)のように、放射線治療を行うと、卵巣機能がなくなり、ホルモンが分泌されなくなります。27歳ですから、閉経までかなり年数があります。そのことを考えると、一般的には放射線治療は受けないほうがよいと思います。

ちなみに、子宮頸部だけを広く切除する先進的な手術をしている医療施設もあります。子宮を全摘すると出産は望めませんので、お子さんをあきらめきれないのであれば、前述したような施設の意見を聞いてみる方法もあります。

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