舌がんⅠ期、根治を目指したいが

回答者・林 隆一
国立がん研究センター東病院頭頸部外科科長
発行:2014年2月
更新:2019年8月

  

舌がんのⅠ期と診断されました。治療法について悩んでいます。治療は舌の部分切除手術か放射線治療と言われています。

できれば手術は避けたいと思うのですが、放射線治療でも根治が目指せるのでしょうか。それぞれの治療成績と副作用について詳しく教えていただきたいです。

(52歳 男性 愛知県)

年齢的にも原則は手術

国立がん研究センター東病院 頭頸部外科科長の林 隆一さん

舌がんのⅠ期という診断とのことですが、その場合、手術と放射線治療の成績はほとんど変わりません。従って、放射線治療を選択することは可能です。

放射線治療の場合は組織内照射が行われます。組織内照射とは、放射線が出る線源を患部に直接刺し入れ、集中的に放射線を照射する方法です。ただし、この組織内照射による治療は、線源の管理上の問題から、治療を行える施設が限られているのが現状です。

Ⅰ期の舌がんであれば切除でも術後障害はほとんどないこと、また放射線治療による晩期障害を考慮すると、組織内照射よりも手術をお勧めします。

同じカテゴリーの最新記事

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート9月 掲載記事更新!