前立腺がんホルモン治療の影響か、関節などの痛みがひどい

回答者●古賀文隆
がん・感染症センター都立駒込病院腎泌尿器外科部長
発行:2021年8月
更新:2021年8月

  

前立腺がんと診断され2019年12月にホルモン治療を開始しました。20年7~8月に放射線治療(局所照射)38回。20年12月ホルモン療法終了。PSA値は治療中を通して0.04。ホルモン療法開始1カ月後よりホットフラッシュ、乳房痛、頻尿(夜間3~4回)、関節痛がありました。

乳房痛はとくにひどくて、1日5~6回痛みが襲ってきます。関節痛は終日痛み、バネ指が発生しています。主治医に相談しても、個人差がありいずれ治るだろうと言うだけです。いつまで我慢すればいいのか心配でなりません。完治例や治療法などがありましたら教えていただきたいと思います。

(79歳 男性 埼玉県)

1年程度で回復が期待される

がん・感染症センター都立駒込病院
腎泌尿器外科部長の古賀文隆さん

痛みは、1年間継続したホルモン療法(男性ホルモン除去療法)の副作用と考えられます。精巣からの男性ホルモンの分泌が回復することで、症状は改善していくと思います。通常は、ホルモン療法終了から1年程度で男性ホルモン分泌は回復すると期待されますが、回復までの期間は、精巣機能により個人差があります。

乳房や関節の痛みでQOLが損なわれる場合は、鎮痛薬内服などの対症療法で経過をみていくことになると思います。

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