暮らし

いい本に出会う

編集部の本棚 2022/2Q

2022年6月

「死」と向き合うためのマインドフルネス実践太田健次郎著 佼成出版社 定価1,800円(税別) 日本IBM定年後、花園大学大学院で仏教学を修了しているマインドフルネス総合研究所代表太田健次郎氏の本著は、タイトルに〝実践〟と謳っているように、マインドフルネスが何かよくわからないまま手にとっても、第1部「マインドフルネスって何だろう」で解説、第2部で「今日から始めるマインドフルネスSIMT実践編」と...

詳細はこちら

編集部の本棚 2021/3Q

2021年9月

また雪が見たいね栄人著 幻冬舎メディアコンサルティング 定価1,000円(税別) 拓ちゃんが脳腫瘍になった。最も悪性度の高い膠芽腫(こうがしゅ)、まだ10歳のときに。本書は、そのとき小学1年生だった弟しゅうとの目を通して、親子4人の生活が、拓ちゃんの病気を中心に綴られている。雪が降る季節の前に札幌から引越し。東京での治療がはじまる。手術後、11歳の誕生日のすぐあと再発。両親はつくばでの新しい治...

詳細はこちら

編集部の本棚 2021/2Q

2021年5月

『死の恐怖を乗り越える』佐々木常雄著 河出書房新書 定価1,300円(税別) 「2,000人以上を看取ったがん専門医が考えてきたこと」との副題がついた本著の著者は、「がんサポート」で「腫瘍内科医のひとり言」を連載されている東京都立駒込病院名誉院長の佐々木常雄さん。医師として50年、がん患者と向き合ってきた著者は、「死に直面し奈落に落とされたとき、人はどう考え、どう乗り越えられるのだろうか」、考...

詳細はこちら

編集部の本棚 2020/4Q

2020年10月

『他人の期待に応えない』ありのままで生きるレッスン清水 研著 SBクリエイティブ 定価860円(税別) 〝ミドルエイジクライシス〟という言葉をご存知ですか。中年に特有の心理的な葛藤によって起こる不安定な心理状態で、うつなどの症状が現れたりする精神的な危機のこと。本著は、がん患者向けに著作を続けてきた精神腫瘍医の清水研さんが、一般の人に向けて書いた、ミドルエイジクライシスに陥らない、また抜け出す...

詳細はこちら

編集部の本棚 2020/3Q

2020年7月

がん患者さんのための国がん東病院レシピ2千歳はるか/清水亮吾/林 賢悟著 法研 1,800円(税別) がん患者さんのための国がん東病院レシピ2 [ 千歳 はるか ] 国立がん研究センター東病院では、がん患者さんやそのご家族向けに2008年9月より「柏の葉料理教室」を開設して、在宅で治療を行うがん患者さんの食のサポートを行っている。患者さんにとって、がん治療を乗り切るには、いかに上手に食事を摂って...

詳細はこちら

編集部の本棚 2020/2Q

2020年4月

がんで不安なあなたに読んでほしい。清水 研著 ビジネス社 1,400円(税別) がんで不安なあなたに読んでほしい。 がん専門精神科医との命の対話 [ 清水 研 ] いまや国民の2人に1人が罹患すると言われているにもかかわらず、何故か、「自分にかぎって」と恣意的に避けられるがん。その結果、がんと告知されると、「どうしてこの私が」と強い衝撃を受け、その感情から抜け出せないまま治療が始まり、重要な治療...

詳細はこちら

編集部の本棚 2019/4Q

2019年10月

もしも一年後、この世にいないとしたら。清水研著 発行:文響社 980円(税別) もしも一年後、この世にいないとしたら。 [ 清水研 ] 〝レジリエンス〟日本では、一般的にはあまり浸透していない言葉だが、元々はストレス(外力による歪み)、レジリエンス(外力による歪みを跳ね返す力)という共に物理学の用語だ。今では心理学でも使われるようになり、国立がん研究センター中央病院では2016年から「レジリエンス...

詳細はこちら

編集部の本棚 2019/1Q

2019年3月

人生でほんとうに大切なこと がん専門の精神科医・清水研と患者たちの対話稲垣麻由美著 発行:KADOKAWA 1,400円(税別) 人生でほんとうに大切なこと がん専門の精神科医・清水研と患者たちの対話 [ 稲垣 麻由美 ] 本書は、「精神腫瘍科」を知ってほしいと切望したひとりのがん患者の熱意から生まれた。彼は、当時56歳。やりがいのある仕事を任されていたさなか、進行性の肺がんで手術はできないと診断...

詳細はこちら

編集部の本棚 2019/2Q

2019年3月

ろう者のがん闘病体験談川淵一江/江木洋子/寺嶋久枝/寺嶋幸司/金井一弘著 発行:星湖舎 1,200円(税別) ろう者のがん闘病体験談 [ 川淵一江 ] 聴覚障がい者が医療機関で検査を含めて医療を受けるということが、健聴者にはわからない困難を抱えて大変だったとは。本書は、2人の乳がん患者の聴覚障がい者と2人の手話通訳者、うち2人は夫婦(夫が手話通訳者)の4人が、座談会形式で進行する構成となっている。...

詳細はこちら

編集部の本棚 2018/4Q

2018年10月

すい臓がんステージⅣから還ってきた男川嶋勝美著 発行:タッケンホールディングス 1,200円(税別) すい臓がんステージⅣから還ってきた男[ 川嶋勝美 ] 膵がんは、他のがんと比べて生存率は極めて低いことが知られている。先日、国立がん研究センターが発表した5年生存率は10%でしかない。その膵がんステージⅣaと診断、余命7カ月と宣告された男の11年2カ月に及んだ闘病生活を綴った貴重な記録である。著...

詳細はこちら

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート3月 掲載記事更新!