2010年11月
下咽頭がんの治療によって、唾液停止、味覚障害が出てしまった川本さん。治療が進むにつれて、食欲低下、喉の痛みなど、さまざまな副作用が川本さんを襲ってきます。川本敏郎かわもと としろう1948年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。家庭実用ムック、料理誌、男性誌、ビジネス誌、書籍等の編集に携わる。2003年退社してフリーに。著書に『簡単便利の現代史』(現代書館)、『中高年からはじめる男の料理術』(平凡社新...
2010年10月
下咽頭がんの治療に当たって、抗がん剤と放射線治療を組み合わせた方法で、声を失わずにすんだ川本さん。しかし、治療が始まるや否や、口の中のある重大な副作用に悩まされることになります。川本敏郎かわもと としろう1948年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。家庭実用ムック、料理誌、男性誌、ビジネス誌、書籍等の編集に携わる。2003年退社してフリーに。著書に『簡単便利の現代史』(現代書館)、『中高年からはじめ...
2010年9月
大腸がんの治療が終わり、いよいよ下咽頭がんの治療を受けることになった川本さん。そこで川本さんはある治療法を選択します。抗がん剤と放射線治療とを同時並行して行う〝化学放射線療法〟という方法です。手術と違って、声を失わずにすむ治療法だったのです。川本敏郎かわもと としろう1948年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。家庭実用ムック、料理誌、男性誌、ビジネス誌、書籍等の編集に携わる。2003年退社してフリ...
2010年8月
術後の回復も順調で、食事も3分粥、5分粥と順調にいっていた川本さん。ところが、急に事態は一変します。術後腸閉塞を起こしてしまったのです。この腸閉塞改善の施術をめぐって、患者の立場と医師の立場で大きな違いが……。川本敏郎かわもと としろう1948年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。家庭実用ムック、料理誌、男性誌、ビジネス誌、書籍等の編集に携わる。2003年退社してフリーに。著書に『簡単便利の現代史』...
2010年7月
とうとう迎えた大腸がんの手術当日。川本さんは平静にその日を迎えます。手術は無事成功。転移も見られませんでした。体調は徐々に回復していきますが、想像以上の術後の痛みに川本さんは悩まされることになります。川本敏郎かわもと としろう1948年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。家庭実用ムック、料理誌、男性誌、ビジネス誌、書籍等の編集に携わる。2003年退社してフリーに。著書に『簡単便利の現代史』(現代書館...
2010年5月
咽頭がんだけではなく、大腸がんが重複していることがわかった川本さん。医師から、「このまま放っておいたら腸閉塞、腸破裂を起こしかねないので、下咽頭がんの治療より先に大腸がんの手術をする」と説明を受けます。ただ、すぐに手術ができる……という状態ではなかったのです。川本敏郎かわもと としろう1948年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。家庭実用ムック、料理誌、男性誌、ビジネス誌、書籍等の編集に携わる。20...
2010年4月
下咽頭がんの治療のため、大学病院の医療センターに入院することになった川本さん。入院が決まるや否や怒涛のような検査が始まります。ただ、その検査が川本さんに不幸中の幸いをもたらすこととなります。川本敏郎かわもと としろう1948年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。家庭実用ムック、料理誌、男性誌、ビジネス誌、書籍等の編集に携わる。2003年退社してフリーに。著書に『簡単便利の現代史』(現代書館)、『中高...
2010年3月
前回に引き続き、セカンドオピニオンの話です。第2回目では、都立駒込病院院長の佐々木常雄さんに、情報収集をして、疑問点をメモしてから受けることが大切と指摘された川本さんですが、実際に受けたセカンドオピニオンは、かなり様子が違っていたようです――。川本敏郎かわもと としろう1948年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。家庭実用ムック、料理誌、男性誌、ビジネス誌、書籍等の編集に携わる。2003年退社してフ...
2010年2月
「第2の意見」として、担当医以外の医師に病状や治療法について意見を求める「セカンドオピニオン」。読者の中にも、セカンドオピニオンを受けた方がいらっしゃるかと思います。ただ、その時に本当に聞きたいことを聞けましたか? きちんと納得した答えが返ってきましたか? ここでは後悔しない、上手なセカンドオピニオンの受け方を紹介します。川本敏郎かわもと としろう1948年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。家庭実...
2010年1月
がんに関する情報、知識には誤ったものが多く、適切な検査や治療もし損ねてしまうことが多くあります。本連載では、正しい情報をわかりやすく伝えることをモットーに、がん患者であり、ノンフィクションライターの川本敏郎さんが解説していきます。患者だからこそ知りたいこと、今さら聞けない素朴な疑問がある――。そういった患者さんならではの視点で、がん情報を解きほぐしていきます。川本敏郎かわもと としろう1948年生...