各種がん

肝臓がん

治療選択の拡がりが期待される 肝細胞がんの1次治療に、約9年ぶりに新薬登場!

2018年8月

「肝細胞がんの治療がやっと次の時代に突入したかなという感じです」と語る池田公史さん 今年(2018年)3月、マルチキナーゼ阻害薬レンビマが、「切除不能な肝細胞がん」に日本で承認された。これは、切除不能な肝細胞がんに対する世界で最初の承認であり、肝細胞がん全身化学療法の1次治療薬としては実に約9年ぶりの新薬になるという。肝細胞がんの治療において、この新薬の位置づけはどのようなものだろうか。また、今後...

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進行肝がんに対するネクサバールのマネジメント

2016年7月

「ネクサバールの副作用である手足症候群は予防が重要です」と語る池田公史さん 進行した肝がんでは、標準的な化学療法として血管新生阻害薬であるネクサバールが使用されている。しかし、ネクサバールには手足症候群、高血圧、肝機能障害などの副作用があり、これらが治療の休止や中止の一因になることがある。医療チームを立ち上げ、ネクサバールの副作用マネジメントに取り組んでいる専門医に話をうかがった。 世界で2番目に...

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安全性と根治性を備えた肝胆膵領域の腹腔鏡下手術

2015年10月

「適応症例の明確化、手術手技の標準化が安全な手術としての普及につながると考えます」と語る本田五郎さん 胃がんや大腸がんに比べ、普及が遅れている肝胆膵領域の腹腔鏡下手術。腹腔鏡下手術用に開発された新しい手術器具が登場したことで、手術に要する時間は開腹手術に比べて長くなるものの、適切な症例を選ぶことで、安全性や根治性において、開腹手術と遜色ない結果を残せるようになっている。肝胆膵がんにおける腹腔鏡下手...

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手術ができれば根治も!肝内胆管がんの治療法

2015年10月

「悪性度の高いがんですが、手術が可能なら、根治の可能性があります」と話す齋浦明夫さん 肝内胆管がんは、肝臓原発のがんの中で肝細胞がんに次いで2番目に多く、肝がん全体の約10%を占める。近年増えつつあるがんだが、手術ができない場合の予後は極めて悪いと言われている。肝内胆管がんの特徴や症状、手術や化学療法などの治療法について専門医に伺った。 肝がんと胆管がんの両方の側面を持つ 図1 肝内胆管がんの位...

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有効な治療成績も出てきた!肝がんの再発予防のための樹状細胞ワクチン療法

2015年6月

「肝がんの再発予防として樹状細胞ワクチン療法を行っています」と話す小寺由人さん 肝がんには大きく分けて、肝細胞がんと肝内胆管がんがあるが、両者ともに再発しやすく、たちの悪いがんと言えるだろう。この肝がんの再発予防を目的として、自己のがん組織を利用した樹状細胞ワクチン療法が効果を示しているという。 手術後に再発しやすい肝がんを対象に先進医療として実施 第4世代の免疫療法である免疫ワクチン療法は、昨今...

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肝胆膵がんは患者さんに見合った多様な病態に対する最善の治療選択を

2014年12月

「肝胆膵がんの治療は胃や大腸がんに比べて難しいのが実情です」と話す島田和明さん腹部内臓器官の中で肝臓・胆道・膵臓はお互い密接な関係にあるため「肝胆膵」として一括に診療されるのが合理的とされる。肝胆膵外科手術は、複雑な解剖と臓器の特性から高度の技術が要求されるため、日本肝胆膵外科学会では「高度技能専門医制度」を導入し、広く質の高い手術が安全に行われるように努めている。肝胆膵のがん診療について、外科治...

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メタボリック関係因子も関わる注目のタイプの肝がん

2014年12月

「生活習慣病の影響を最も受ける臓器は肝臓だと思います」と話す建石良介さんつい最近まで、原発性肝がんの9割はB型やC型の肝炎ウイルスの持続感染によるもので占められていたが、その分布構造は過去のものとなり、これから急激に増加していくのが「非B非C型」だ。生活習慣に原因があるもので、様々な危険因子が絡まって発症する。どのように対処すればよいのか、予後はどうなのか。 ウイルス感染による肝がんは今後減少 図...

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BCLC肝がん病期分類のサブ分類により、肝動脈化学塞栓療法の適応を厳格化

2014年12月

「intermediate stageは症例の対象が広すぎるのが問題です」と語る泉 並木さん肝がんの病期分類で国際的に影響力が強い*BCLC(バルセロナ臨床肝がん)病期分類。ところがその中でintermediate stage(インターメディエイト・ステージ:中間期)と呼ばれる、いわゆるステージBに属するものは対象となる症例範囲が広く、様々な治療法が行われており、当然、それによって生存率も異なって...

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有効な治療法を適切なタイミングで!進行肝がんの治療戦略

2014年12月

「効果のある薬をしっかり使うことが大切です」と話す国立がん研究センター東病院の池田公史さん進行した肝がんでは、まずは肝動脈化学塞栓術(TACE)が治療の基本となる。しかしやがてそれも効かなくなる。そのとき登場するのが化学療法だ。延命効果が確認されている薬がある中、いかに肝機能を維持し、適切なタイミングで効果のある薬剤をしっかり使うかが重要だという。 手術やラジオ波焼灼療法ができない場合の治療法 肝...

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解剖学的には近接 がんの観点からは類似点と相違点が

2013年10月

病期(ステージ)について語る際に肝臓、胆道、膵臓を合わせて「肝胆膵領域」として論じられることが多い。いずれも近接する臓器だが、がんに着目すると、関連すること、個別に考えなければならないことなど様々だ。その基本を聞いた。 肝臓、胆道、膵臓はどのような関係にあるのですか?■肝臓・胆道・膵臓の位置関係肝臓は、右上腹部にある人体で最も大きな臓器で、成人で800~1200gにもなります。その主な役割は、①糖...

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