エコーで腫瘍が確認できない。ラジオ波焼灼術による治療は難しいか
2016年3月
母(68歳)が肝細胞がんで、3年前に2㎝ほどのがんが見つかり、外科手術で切除しましたが、昨年(2015年)11月に再発が見つかりました(大きさは1㎝ほどのものと、それより小さいものの計2つ)。1㎝大の腫瘍については、肝機能が悪く、肝不全を招く恐れがあり、今回はラジオ波焼灼術で治療をしました。残りの腫瘍については、CTやMRIでは確認できるのですが、エコー(超音波画像診断装置)で見ることができないた...
肝臓がん
2016年3月
母(68歳)が肝細胞がんで、3年前に2㎝ほどのがんが見つかり、外科手術で切除しましたが、昨年(2015年)11月に再発が見つかりました(大きさは1㎝ほどのものと、それより小さいものの計2つ)。1㎝大の腫瘍については、肝機能が悪く、肝不全を招く恐れがあり、今回はラジオ波焼灼術で治療をしました。残りの腫瘍については、CTやMRIでは確認できるのですが、エコー(超音波画像診断装置)で見ることができないた...
2016年3月
父(69歳)はC型肝炎→肝硬変→肝臓がんという経過を辿っており、3年前に1㎝大のがんを見つけては再発を繰り返し、これまで肝動脈塞栓術を2度ほど行っています。先月に入って腹水が溜まり出し、肝硬変が悪化し、これまで治療を受けていた病院から、これ以上がんの治療はできないと言われました。ただ、先日の検査でまた小さながんが見つかりました。肝硬変が悪化している場合、やはりがん治療は難しいのでしょうか。(44歳...
2015年7月
父(67歳)が4年前に肝細胞がんで手術をしましたが、昨年(2014年)12月に大動脈周囲のリンパ節に転移が見つかり、*ネクサバールの服用を始めました。しかし徐々に腫瘍が大きくなっており、主治医からは血管を傷つける恐れがあるので、処置が難しいと言われています。このままネクサバールを飲み続けるしか治療法はないのでしょうか。(41歳 女性 島根県)A 放射線治療や他の薬物療法の可能性も。ただしネクサバー...
2015年7月
母(72歳)が肝細胞がん(1個、大きさ4㎝)と診断されました。主治医からは、手術を勧められていますが、より体への負担が少ないラジオ波焼灼療法を選ぶことができないかと思っています。ラジオ波焼灼療法が受けられるのは、基本的にがんの大きさが3㎝以内ということですが、母のような場合、やはりラジオ波による治療は受けることはできないのでしょうか。(43歳 女性 兵庫県)A ラジオ波の治療も可能。手術とラジオ波...
2014年7月
消化器内科で看護師をしています。肝がんで*ネクサバール治療を開始して3週間になる52歳の女性患者さんが、発熱のため入院してきました。服薬は2日ほど中止し回復しましたが、手足の水ぶくれがこの間に悪化したようで、歩行もつらく、食事の際にお箸を握りにくいとのことです。ただ、ご本人はできる限り休薬期間は短くしたいと退院前には服薬を開始するようですが、休薬について、また、生活上のアドバイスなどどのように話し...
2014年7月
81歳の父ですが、肝臓に腫瘍が見つかりました。S7区域に2.5cmの大きさのものが1つあるとのことです。高齢のため、本人には手術を受けることに躊躇があり、地元の病院の主治医からはそのような場合は、抗がん薬治療を選ぶことになると言われました。インターネットで調べたところ、ラジオ波焼灼療法(RFA)という治療法もあると知りました。どのような治療なのでしょうか。また、父の場合にも可能なのでしょうか。通院...
2014年2月
C型肝炎をもっており、2年前に肝細胞がんが見つかりました。ラジオ波焼灼療法で治療しましたが、3カ月前に肺の近くに再発し同じ治療法を受けました。さらに1月前にも、ほぼ同じ箇所に2つの再発が見つかり、ラジオ波焼灼療法を行いました。このときも幸い、がんを焼き切ることができたそうです。同じ場所へ3度目の再発をする可能性も高いとのことで、主治医からは、「次に同じ場所に再発した場合は、肺に穴を開けて水を注入し...
2014年2月
67歳の母は、40歳代のころにC型肝炎に感染。2年前に肝臓にがんが見つかり、外科手術で切除しました。ところが2カ月前、肝臓に2つの肝腫瘤が見つかりました。1つの肝腫瘤は、大きさが1㎝の再発、もう1つは、数㎜で再発の疑いがあると説明されています。前者はラジオ波焼灼療法で治療し、後者は経過観察がとられています。このまま経過観察していて大丈夫なのでしょうか。大きくなるのではないかと心配です。(42歳 男...
2014年2月
肝がんが再発しました。がんが門脈という静脈に入り込んだ門脈腫瘍栓の状態になっています。医師からは、肝動脈化学塞栓療法か*ネクサバールによる化学療法を行うと言われています。どちらがいいのでしょうか。(63歳 女性 宮城県)A 肝機能検査後に治療薬の検討をがん研有明病院消化器内科 ペプチドワクチン療法担当副部長の石井 浩さん肝細胞がんは、肝臓の門脈という血管を介してがん細胞が散らばっていきます。したが...
2013年6月
肝細胞がんのⅠ期と診断されました。現在治療を受けてますが、肝がんは再発が多いと聞き、不安を抱えています。免疫細胞療法が再発を予防できる可能性があると聞いて、ぜひ受けてみたいと思っております。これは、どのような人が対象なのでしょうか。またその効果などについても教えてください。(埼玉県 女性 61歳)A 早期からの標準治療との併用で効果が得られやすい肝がんは再発が多いがんです。肝細胞がんは、肝硬変から...