副作用対策

口腔ケア

治療が長引く可能性も 血液がん患者の口腔ケアはセルフケアと専門医とのタッグが重要

2018年5月

「患者さんのQOL(生活の質)向上を目指した口腔ケアが必要」と話す大沼由季さん がんの治療を進める際に気をつけなければならないものに口腔ケアがある。とくに化学療法や放射線療法、さらに造血幹細胞移植を伴う造血器腫瘍(血液がん)では口腔粘膜炎や口腔乾燥症、味覚障害などの口腔内トラブルが発現することが多い。口腔ケアの専門家に治療前から始まるケアの重要性について聞いた。 地域医療との連携も大切 「口腔ケア...

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化学療法治療前からの口腔管理で 口腔内の合併症を防ぐ

2015年10月

「歯科の介入は化学治療をやり遂げるためのサポートになります」と話す上野尚雄さん 化学療法中には副作用で口腔内が乾燥して話しにくくなったり、口腔粘膜がただれて食事がしづらくなることがある。そのため最近では、化学療法を始める前から歯科と協力して口腔ケアを行うことで口腔内のトラブルを予防しようという取り組みが始まっている。また、がん専門病院と全国の開業歯科医との連携も進んでいる。 「口内炎」は検索ワード...

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頭頸部がんの 化学療法と放射線同時併用療法の副作用対策

2015年8月

「患者さんが今まで通りの生活が送れるよう、サポートすることが大切だと思っています」と話す久保田 彰さん 手術がメインだった従来の治療から、化学療法と放射線治療を組み合わることで「切らない治療」が可能になった頭頸部がん。近年注目されている化学療法と放射線同時併用療法で起こりうる副作用とその対策には、どのようなものがあるのだろうか。 頭頸部がんは切らない治療をする方向へ 図1 頭頸部がんの種類 頭頸部...

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副作用はこうして乗り切ろう!「抗がん薬治療中の口内炎」

2015年5月

やまだ みつぎ 千葉県がんセンター看護局通院化学療法室看護師長。2006年日本看護協会がん化学療法看護認定看護師認定。11年聖隷クリストファー大学大学院博士前期課程修了(看護学修士)。同年、がん看護専門看護師認定。13年より現職。日本がん看護学会、日本臨床腫瘍学会、日本看護研究学会所属 抗がん薬、分子標的薬、放射線治療による副作用対策のポイントを、がん化学療法認定看護師、がん看護専門看護師の山田み...

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口腔ケアで患者さんの口の苦痛をなくし 治療効果アップをサポート

2014年9月

かつら こうじ 1994年新潟大学歯学部卒業後、96年同歯学部附属病院歯科放射線科助手。99年~2001年新潟大学医学部放射線科で研修を受け、04年から同大学院医歯学総合研究科顎顔面放射線学分野講師を務める(~現在)。現在、新潟大学医歯学総合病院医療連携口腔管理チームに所属。同総合病院歯科放射線科診療室准教授。日本歯科放射線学会歯科放射線認定医・専門医。同口腔放射線治療認定医放射線治療や化学療法は...

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抗がん薬・放射線治療による口腔粘膜炎 事前準備で症状は緩和できる

2014年8月

「ご自身の事前の努力で症状を緩和できます」と語る古賀陽子さんがん治療では、抗がん薬や放射線による治療の副作用として口腔粘膜の炎症が起こりやすい。ひどい場合は口からの食事ができない状態になってしまう。しかし、事前の準備で発症可能性を抑えたり、症状を緩和させることができる。化学療法の40%で口腔粘膜炎 口腔粘膜炎(口内炎)とは、頬の内側や舌など口の中に腫れやただれが生じるもので、抗がん薬や放射線による...

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口腔粘膜炎:重視され始めた口腔ケアによる合併症の予防効果とは 歯磨き、うがい、歯科受診で口腔粘膜炎を予防しよう

2013年4月

「毎日の歯磨きを大切にしていただきたい」と話す古賀陽子さん 抗がん薬や放射線の影響で、がん治療中に口の中が腫れる、ただれるといった口腔粘膜炎は多くの患者さんが体験する。しかし、痛い、食べられないなどのつらい症状は、治療前からの口腔ケアでずいぶん軽減できるという。なぜ起こるのか、どうしたら予防できるのか、がん患者さんの歯科診療を積極的に行う医師に聞いた。抗がん薬治療で4割の人が口腔粘膜炎に■図1 口...

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抗がん薬の副作用で起こる口内炎を短期間で治す漢方薬「半夏瀉心湯」

2013年4月

「口内炎は医師や看護師に 伝えることが大切」 と話す三嶋さん 「半夏瀉心湯」を水に溶かしてうがいをすることで、抗がん薬の副作用で起こる口内炎は早く治る。評価が難しかった漢方薬の効果が、二重盲検無作為化試験で、科学的に明らかにされた。よく効く治療法がなく軽視されてきた口内炎がんの化学療法では、副作用として口内炎が現れることがよくあるが、医学的にはあまり問題にされてこなかった。その理由について、愛知...

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患者さん自身でできるセルフケアもある 口の中をキレイにして味覚障害を改善しよう!

2011年8月

「口の中を清潔に保つことで 味覚障害は改善できる」と話す 青木久美子さん がん治療によって引き起こされる味覚障害。「何を食べても砂を噛むよう」「今までしていた味とは全く違う」――。 こんな悩みを抱えている患者さんは多いのではないだろうか。 ここでは、味覚障害に対するケアを紹介する。自分でできる対策もあるので、ぜひ試してもらいたい。味覚障害が起こる抗がん剤の種類や時期はさまざま[味覚障害の症状] ...

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化学療法の副作用対策の重要性を、患者さん自らしっかりと理解することが大切 注目!粘膜炎(下痢・口内炎)の改善が期待される成分栄養剤

2011年8月

粘膜炎のコントロールは、治療継続にとても重要と語る 瀧内比呂也さん がん治療では抗がん剤によって消化管の粘膜に障害を受ける粘膜炎(下痢・口内炎)という副作用がよく起こる。 しかし、それを抑える有効な治療法がこれまでなかった。そこで、この粘膜炎に対する効果が多数報告されはじめた成分栄養剤が注目されている。 この成分栄養剤の新しい可能性について、外来化学療法治療の最前線に立つお3方に訊いてみよう。成...

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