副作用対策

呼吸器症状

がん患者の呼吸器症状緩和対策 息苦しさを適切に伝えることが大切

2017年12月

「呼吸困難の多くは呼吸不全がある人に起きますが、呼吸不全がなくても呼吸困難を訴える人はいます。本人にしかわからない感覚なので、大切なのは息苦しさを感じているということをきちんと伝えることです」と語る田中桂子さん 呼吸困難などの呼吸器症状は、がんの患者によく発生し、難治性であることが知られている。呼吸困難はあくまで主観的な症状であり、低酸素血症が起きていない人が、息苦しさを訴えることも少なくない。こ...

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化学療法時の肺障害の頻度は低いが、重篤化の危険性も

2015年10月

「症状を見逃さずに早い段階で治療を始めることが大切です」と話す弦間昭彦さん 抗がん薬の投与を受け、肺に障害が起こるケースがある。消化器・消化管や皮膚に比べると発生頻度は低いものの、問題は使用する薬剤によって、命にかかわることがあり得ることだ。早期発見や治療の注意点をレポートする。 抗がん薬の種類によって肺障害が問題に 抗がん薬治療により肺に副作用が見られることがある。その発生頻度は0.5%ほどで、...

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呼吸器症状への対策:「がん患者の呼吸器症状の緩和に関するガイドライン」を読み解く わかりにくい患者さんの苦しさ。周囲とのコミュニケーションが大切

2013年4月

緩和ケアに詳しい田中桂子さん がんに伴う呼吸器症状はつらく、厳しい。副作用として生じるケースもある。主観的な苦痛症状であるため診断と対応は難しいが、一昨年出された『ガイドライン』に沿って対応をさぐる。呼吸器症状でQOL急落がんによる症状やがん治療に伴う副作用はさまざまだが、そのなかでも、患者さんのQOL(生活の質)を著しく低下させる双璧が痛みと息が苦しくなる呼吸器症状だ。呼吸器症状は、がん患者さん...

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