各種がん

神経内分泌腫瘍

放射性医薬品を使って診断と治療を行う最新医学 前立腺がん・神経内分泌腫瘍のセラノスティクス

2024年3月

「セラノスティクスは、副作用が少なく効果が期待できる優しいがん治療として、今後の展開が期待できる領域だと考えています」と語る中本さん がんに取り込まれる性質を持つ放射性医薬品を使って、がんの診断と治療を行うセラノスティクスが世界的に注目を集めており、神経内分泌腫瘍や前立腺がんですでに実用化されています。しかし、日本のセラノスティクスは世界から大きく遅れていて、前立腺がんの診断と治療に使われる放射性...

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新しいペプチド受容体核医学内用療法(PRRT)がスタート 希少がんで見つけるのが難しい神経内分泌腫瘍

2021年10月

「ペプチド受容体核医学内用療法は、日本神経内分泌研究会や患者さんがここ数年待ち望んでいた承認でした」と語る高田良司さん 希少がんの1種である神経内分泌腫瘍の新しい治療薬「ルタテラ」が、2021年6月に承認され、いよいよ治療が始まろうとしている。この薬は、腫瘍細胞に発現しているソマトスタチン受容体と結合するソマトスタチン類似物質に、放射性物質を取り付けた構造になっている。腫瘍細胞に結合し、体内から放...

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症状も経過も実に多様な神経内分泌腫瘍 患者さんと専門医師が出会えるネットワークを作りたい

2015年1月

こうもと いずみ 1993年北海道大学医学部医学科卒業。98年、京都大学大学院医学研究科腫瘍外科入学。01年同大第一外科助手。その後大阪府済生会野江病院外科部長補佐を経て、11年より現職。日本神経内分泌腫瘍研究会にて、ガイドライン委員、患者登録事業委員等を務める全身の多くの臓器がもつ神経内分泌細胞に発生する神経内分泌腫瘍(NET)。症状が出ないタイプがあるほか、治療に難しい面がある家族性NETなど...

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無増悪生存期間19カ月、腫瘍縮小率7割の新薬登場 希少がん、されど前進あり。膵内分泌腫瘍の最新治療

2012年4月

数少ない膵内分泌腫瘍の 専門医である 伊藤鉄英さん 膵内分泌腫瘍──このがんについて、どれほどの人が知っているだろうか。最近では、アップル社設立者の1人、スティーブ・ジョブズ氏がこの病気だったといわれている。希少がんではあるが有望な新たな分子標的薬も登場、治療に大きな前進が見られている。 神経細胞や内分泌細胞ががん化して起こる病気 [神経内分泌腫瘍とは?] [神...

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