各種がん

皮膚がん

長い停滞を乗り越えて次々と新薬登場! 内臓転移でも選択肢が増えたメラノーマ

2021年6月

「自己検診になる皮膚がんは、初めは痛みもかゆみもないが、見ていて不安に思うのなら専門医に診てもらったほうがいい」と語る吉野公二さん 皮膚がんは、当初はほくろや皮膚炎などと見間違うことも多く、市販の薬で処置したりほっておく人も多い。皮膚がんのなかでも悪性度が高いメラノーマ(悪性黒色腫)は、早期であれば手術だけで完治するが、病気の進行が早いため、診断を受けたときにはすでに転移を起こしていることもある。...

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皮膚がんによる植皮の患者向けセルフケア動画を公開 ――がん・感染症センター都立駒込病院皮膚腫瘍科

2016年10月

「皮膚がんの外科手術では植皮をする場合が多く、植皮部の洗浄は入院中から患者が練習して、退院後は自宅で継続して行う。ただし、これには創部を触ることの怖さや痛みなどにより、患者が自身分でできるようになるまでのハードルが高い」――このような課題への対処として、がん・感染症センター都立駒込病院皮膚腫瘍科が患者向けに入院・手術のオリエンテーション動画を制作。2016年7月に完成し、8月から病院ホームページに...

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政府も動き出した希少がん対策

2015年8月

「均てん化は希少がんには馴染まないという根本的な問題を抱えています」と語る川井 章さん 「希少がん」の定義が日本では定まっていないことはあまり知られていない。希少がんと診断された患者さんはどうすればいいのか、治療はどうあるべきか、国内唯一の希少がんセンターを持つ国立がん研究センター中央病院希少がんセンター長の川井章さんに伺った。 治療の均てん化との兼ね合い 希少がんとは、文字通り「まれで少ないがん...

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メラノーマ(悪性黒色腫)、血管肉腫の治療が大きく変わる

2015年8月

「新しい治療の情報を得て、適切な治療を受けて欲しい」と話す吉野公二さん 皮膚がんには、基底細胞がん、メラノーマ(悪性黒色腫)など数種があるが、それぞれ病気の性格が大きく異なり、治療法も違う。患者数は少なく、これまで新しい治療法の開発が進みにくい状況にあったが、メラノーマについては、昨年(2014年)から新薬が次々に発売され、血管肉腫では、治療法が変わり生存期間を大きく伸長している。激変する皮膚がん...

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ここ数年で治療がガラリと変化 メラノーマの個別化医療

2014年9月

「わずか数年で、メラノーマの治療はそれまでと全く異なる時代に突入しました」と話す堤田 新さんこれまで30年近く新薬が出てこなかったメラノーマ(悪性黒色腫)の治療が大きく動き出した。2011年以降、新薬が続々と登場。遺伝子変異がある患者のみが適応となる薬剤も次々出てきており、メラノーマは個別化医療の時代に突入した。新しい時代を迎えたメラノーマの薬物治療 メラノーマ(悪性黒色腫)の薬物治療が急速な進歩...

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進行別 がん標準治療 手術療法が中心だが、第2の選択肢の可能性も

2005年5月

信州大学教授の斎田俊明さん 皮膚がんの中でももっとも悪性度の高いメラノーマ。日本人では足の裏にできることが多く、いっぽう欧米人では、背中や腕、大腿部や足の脛にみられるといいます。 紫外線との関係や、足への刺激などがその原因としてとりざたされていますが、じつのところ、はっきりしたことはわかっていません。ただ、初期診断を見誤ると命取りにもなりかねない、専門医が少ない、手術療法が中心に行われていることだ...

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