2013年1月
「質問促進パンフレットが医療者とのコミュニケーションツールの一助になれば」と白井由紀さん 「自分の聞きたいことを医師になかなか聞けない」――。そんなジレンマを日々抱えている患者さんも多いのではないだろうか。そこで今回紹介するのが、そうした患者さん向けに作成された「質問促進パンフレット」。国立がん研究センターのホームページから無料でダウンロードできる。質問促進パンフレット作成■写真1 質問促進パンフ...
2007年3月
セカンドオピニオンで知った医療情報提供の現実無責任な「紹介状」が多い 浜松オンコロジーセンター長の 渡辺亨さん私は2003年から約2年間、東京の山王メディカルプラザという病院でオンコロジーセンター長を務め、セカンドオピニオンの提供と外来化学療法の実践を2つの柱として取り組んでいました。その中で、03年9月から05年3月の約1年半にわたって、セカンドオピニオンを受けるために訪れたがんの患者さんやご...
2004年12月
患者さん側から「顔も見てくれない」「聞きたくても聞けない」「もっと説明して」患者さんや家族にとって、医師とのコミュニケーションがうまくとれるかどうかは、治療法の選択や決定のときにはもちろん、治療後の精神状態やQOLにまでかかわる大きな問題です。ある経営コンサルタント会社が実施したアンケート調査によると、通院先を変えた一般の患者さん742人の半数以上が「医師とコミュニケーションがとれないこと」を理由...