各種がん

精巣腫瘍

異変を感じたら専門医へ、治療後の経過観察は長く 9年ぶり診療ガイドライン改訂の精巣がん

2024年6月

「精巣がんは早期に発見し、早期に治療を受けることが非常に重要で、しこりを見つけたらすぐ病院に行くことが大事です。その際、気をつけたいのは〝泌尿器科の専門医〟に見てもらうことです」と語る河合さん 男性の精巣(睾丸)にできる精巣がんは比較的まれながんですが、20~30歳代に罹患のピークがあります。そのうえ進行が速いという特徴を持っているため、早期発見、早期治療が非常に重要となります。その精巣がんの診療...

詳細はこちら

精巣腫瘍の基礎知識 経過観察も治療の大切な一部 精巣腫瘍は、治療の貫徹が治癒へのポイント

2014年1月

「精巣腫瘍の治療は、経過観察期間も重要です」と話す岸田健さん若年層に患者数が多く、罹患率が10万人に1~2人という希少がんのひとつでもある精巣腫瘍。それでも、化学療法の進歩などにより、根治の望める数少ない固形がんだ。ここでは、精巣腫瘍の基礎について、分かりやすく解説する。Q1 精巣の働きとは?精巣(睾丸)とは、股間の陰のう内部にある卵型の臓器で、左右に1つずつある男性の臓器です。精巣は、男性ホルモ...

詳細はこちら

男性不妊研究の最前線 ヒトの精子形成応用に期待 精子形成不全マウスの精巣組織から、培養下で精子を産生

2014年1月

「ヒトの精子形成がゴール」と話す小川毅彦さん男性がん患者さんでは、治療やがんそのものによって不妊となることもある。とりわけ、子どもを持つことを夢見る若年層のがん患者さんにとって、不妊は深刻な問題だ。今回の特集にある泌尿器がん、とくに精巣腫瘍においては不妊リスクがあるが、そのような患者さんにとって小さいながら光が見えつつある。がんと不妊症 図1 WHOによる不妊原因調査出典:世界保健機関(1996年...

詳細はこちら

治るがんだからこそ、化学療法の治療スケジュールを守ることが重要 抗がん剤の併用療法で精巣がんの根治をめざす

2009年2月

獨協医科大学越谷病院 泌尿器科教授の 岡田弘さん 獨協医科大学越谷病院 泌尿器科准教授の 新井学さん 精巣がんは基本的に治るがんだ。早期に発見すれば根治率はほぼ90パーセントと良好な成績を示している。また、多くのがんは転移すると根治が難しくなるが、有効な抗がん剤による化学療法と手術療法、放射線治療を組み合わせた集学的療法により、かなりの確率で根治が期待できるがんとなっている。 20~3...

詳細はこちら

進行別 がん標準治療 徹底的な治療をする。これが精巣がんの治療方針

2005年4月

大阪府立成人病センター 泌尿器科医師の診療主任の 垣本健一さん 精巣がんはかかる人は少ないけれども、乳幼児と青壮年の男性に多いがんです。 場所柄、羞恥心から病院へ行くのが遅れがちですし、 またがんとわかっても、そのことを受け入れることも大変ですが、 進行が早く一刻も早く治療することが肝要です。 治療法はほぼ確立しており、徹底的な治療を行います。 かなり辛い治療になりま...

詳細はこちら

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート10月 掲載記事更新!