暮らし

仕事をしながら療養する

傷病手当金、障害年金を上手に活用しよう

2016年6月

「自身に役立つ制度をサイトで確認して安心していただきたい」と話す賢見卓也さん「院内相談室のソーシャル・ワーカーなどに気軽に相談できます」と話す石田周平さん がんの治療には一般にお金がかかる。その上、今まで通り働けない場合もあり、生活面で助けが必要になれば、そこでもお金がかかる。マイナスを少しでもプラスに転じられないか?それはがん患者に共通の悩みだ。しかし、自分にあった制度に何があり、どう使えば役に...

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外来通院の診療・治療費はすべて労災保険でまかなわれる

2014年4月

野内豊伸さん野内豊伸さん(35歳)は、通信制高校卒業後、1月号で紹介した本田真吾さんと同じ印刷会社に就職。7年間、校正印刷室でオフセット印刷の仕事をした。インキの洗浄に使う有機溶剤が原因で、2012年に胆管がんを発症。手術を受けた。13年5月に労災認定され、労災保険の療養補償給付、休業補償給付などを利用。現在、抗がん薬治療を受けながら、再就職先で仕事に励む。地下校正印刷室でインキ清浄作業に従事野内...

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印刷会社職人の罹患 業務上疾患と労災補償

2014年1月

本田真吾さん本田真吾さん(32歳)は、オフセット印刷をする校正印刷室で働いていた。洗浄用の塩素系有機溶剤にばく露。肝機能異状のため、退職。その6年後の夏、胆管がんの告知を受けた。31歳のときだ。手術を受け、抗がん薬治療を続ける。2013年3月、厚労省の調査で、有機溶剤による職業性胆管がんと認定された。本田さんは、労災補償給付を受けながら、次の仕事に向け充電中である。先輩の下、印刷職人として本田さん...

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先進医療保障付き保険に替え新たな仕事も見つけた

2013年11月

田島久人さん田島久人さん(64歳)は、長野県小諸市で田島陶器商会を営む2代目社長。陶器の販売やタイル工事を行う。49歳のとき、左の腎臓に4cmほどの腫瘍が見つかり、左腎臓と副腎を摘出する手術を受けた。腎がんだった。入院費用などは、高額療養費制度と民間の保険でカバー。3年前、先進医療保障付きの新保険にチェンジし、新たながんに備える。再検査で腎がんが発覚1997年、尿が赤色に感じたので、心配になり近く...

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傷病手当金の活用と会社の理解に職場復帰を誓う

2013年9月

北澤誠康さん元プロスキーヤーの北澤誠康さん(54歳)は、52歳のとき横行結腸がんを告知された。6時間におよぶ手術と半年間の抗がん薬治療を乗り越え、術後1年弱で職場復帰。しかし、3カ月半後に右肺転移。手術後、さらに右肺に再発が発覚。抗がん薬治療を受ける。現在、健康保険の傷病手当金と、会社の理解に支えられて、社会復帰を目指している。突然の嘔吐北澤さんは、38歳までプロスキーヤーとして活躍。1997年、...

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職場復帰への〝慣らし〟時短勤務が効果的

2013年6月

西野真紀さん西野真紀さん(38歳)は、医薬品臨床開発のサービス事業を展開する外資系会社に勤務中、子宮頸がんになった。35歳のときだ。年次有給休暇、会社独自の病気休暇、傷病手当金、高額療養費制度を利用して療養した。職場復帰は、短時間勤務からスタート。きわめてスムーズな復帰を遂げた。充実した仕事と子宮頸がんの罹患西野さんは、大学卒業後、製薬会社の委託で新薬の臨床試験業務などを行う外資系日本法人に入社。...

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治療優先しながら2つの仕事を両立

2013年4月

竹内喜久夫さん行政マンの竹内喜久夫さん(64歳)は、60歳で定年退職。嘱託として働き始めた約4カ月後、61歳のとき前立腺がんと告げられた。「治療が優先」と決めて退職。症状が落ち着いてからは、豊富な行政経験を活かして、介護相談員と固定資産評価審査委員の2つの仕事に取り組む。ホルモン療法の治療費は、「高額療養費制度」を利用して乗り切った。嘱託として再雇用後の罹患高額療養費制度が役立つ竹内さんは、200...

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がん経験を糧に起業啓蒙活動へ挑戦

2013年3月

阿南里恵さん阿南里恵さん(30)は、23歳のとき、子宮頸がんを告げられた。6時間の手術で、子宮、子宮を支えるじん帯、周囲リンパ節を摘出。急激に体力が衰え、会社を退職。後遺症を抱えながらいくつかの仕事を経験し、26歳のときイベント会社を設立。現在は、学校で「命の授業」を始める傍ら、公益財団法人日本対がん協会の広報担当として活躍中。やりがいのある仕事と子宮頸がんの告知東大阪市出身。地元の専門学校を卒業...

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「残業なし」の働き方で健康を維持する

2013年2月

小坂聖さん 小坂聖さん(52歳)は44歳のときに精巣腫瘍を発症、手術を受ける。5年半後の50歳のとき、後腹膜リンパ節転移が判明。7カ月間休職し抗がん薬治療などを受けた。傷病欠勤や傷病休職など会社独自の制度に助けられて、給与の減額は少なく、経済面での打撃は少なかった。職場復帰後は残業しないという働き方で健康状態を保持し、仕事に取り組む。精巣腫瘍と後腹膜リンパ節のがん転移を経験する小坂聖さんは36歳の...

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仕事をしながら療養する 治療は休暇制度のおかげで乗り切った

2012年12月

山本裕美(54歳)さんは、短大卒業後、大手の信託銀行に勤務。不動産の仲介の事務などの仕事に取り組んできた。2004年春、会社に行く支度をしていた朝、右胸に痛みを感じた。触ると、ぐりぐりとしたしこりがあった。友人に相談し、都立駒込病院を受診。乳がんに間違いないと言われた。45歳だった。年次有給休暇と会社独自の休暇制度などを活用して、長期間の治療を乗り切った。病気を機に働き方が変わった2004年の春、...

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