放射線医学総合研究所では、腎臓がんに対する重粒子線治療の臨床試験を行っています。

放射線医学総合研究所では、腎臓がんに対する重粒子線治療の臨床試験を行っています。

重粒子線治療は日本が世界に誇る先進治療で、腎臓がんに対しても安全で高い効果を持つ治療となる可能性があります。腎臓:適応となっている疾患について

試験概要 この試験は腎臓がん患者さんに対する3週間12回分割の重粒子線治療の線量増加試験です。過去に10名ほどの経験がある4週間16回分割の治療でも安全性と有効性が認められましたが、さらに治療期間を短縮して患者さんの負担の軽減を図りつつ、腎臓がんの治療法としての有用性を明確にしようとするものです。

対象患者 対象となる患者さんは、針生検などによって組織診断が確定した腎細胞がんの患者さん、または画像診断で明らかな腎細胞がんと診断された患者さんです。病巣が十二指腸や大腸とぴったりと接していると重粒子線治療は困難ですが、大きさは15cmまでは治療可能です。適格患者さんの来院をお待ちしています。

費用負担 臨床試験ですので重粒子線治療費用の患者負担はありません。当法人への文部科学省からの交付金が充てられ、治療開始日から治療終了日までの医療費は無料です。

お問合せ 独立行政法人 放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター病院
〒263-8555 千葉市稲毛区穴川4-9-1
電話:043-206-3306 ファクス:043-256-6506
ホームページ:http://www.nirs.go.jp/hospital/index.shtml

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