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がんサポート3月号

肺がん最新特集

1 肺がんの基礎知識 自分の肺がんのタイプを理解する
肺がん丸わかり基礎

編集●「がんサポート」編集部

肺がんは大腸がんに次いで2番目に罹患数の多いがん。そして死亡数では全てのがん種の中で最も多い。呼吸器ということで他の臓器にはない独特な症状があり、それに応じた治療、管理も必要となる。肺がんの特徴、診断、治療について基本的な情報をまとめた。

2 T790M変異陽性例に効果的な新薬が登場
非小細胞肺がん 耐性後は再生検を行い適切なEGFR-TKIで治療する

監修●木浦勝行 岡山大学病院呼吸器・アレルギー内科教授

EGFR(上皮成長因子受容体)遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんの治療を大きく進展させた「EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)」。しかし、使い続けると1年ほどで耐性が生じるのが課題となっていた。最近の治療戦略について、耐性に効果を発揮する新しいタイプのEGFR-TKIの登場を含めて紹介する。

3 超低侵襲な肺がん手術を目指して
過不足のない肺切除を実現!注目の「VAL-MAP」法

監修●佐藤雅昭 東京大学医学部附属病院呼吸器外科講師

肺がん手術の標準術式は肺葉切除だが、高齢患者が増えたことなどから、早期肺がんに対する縮小手術が増加すると考えられている。しかし縮小手術は、切除範囲を把握するのが難しく、難易度が高い。その問題点をクリアにするのが「気管支鏡下バーチャル肺マッピング(VAL-MAP)法」だ。国内外から、大きな注目を集めている。

4 診療科の枠を越えた対応が必要に
非小細胞肺がんⅢ(III)期は治療選択が多く 正確な診断が重要

監修●中島崇裕 千葉大学大学院医学研究院呼吸器病態外科学助教

非小細胞肺がんのⅢ(III)期と言ってもその範囲は広く、治療の選択肢は多岐にわたる。放射線療法と化学療法を組み合わせた集学的治療がいいのか、そこに手術を加えたほうがいいのか、個々の患者の状況によって、判断が必要になってくるという。そしてその前提として、正確な診断・評価が重要になってくることは言うまでもない。Ⅲ(III)期の診断、治療はどのように進めていくべきか、専門家に聞いた。

5 免疫チェックポイント阻害薬 併用療法の臨床試験も進行中
期待が高まる免疫療法 いよいよオプジーボが承認!

監修●神田慎太郎 国立がん研究センター中央病院呼吸器内科

新しいタイプのがん治療薬である、免疫チェックポイント阻害薬のオプジーボに対し、2015年12月、肺がんへの適応拡大が承認された。待ち望まれた薬剤だけに期待が高まるが、具体的にはどんな症例に使われ、どんな効果が見込めるのだろうか。また、副作用はどの程度あるのだろうか。その使われ方と今後の見通しについて話を伺った。

6 新薬の臨床試験で QOL改善効果を確認
初となる治療薬登場の可能性 肺がんに対するがん悪液質対策

監修●横山琢磨 杏林大学医学部付属病院呼吸器内科助教

肺がんの進行期でしばしば見られることの多いがん悪液質。現在のところ有効な治療法はなく、この病態になると、食事が食べられなくなり、どんどん体重が減少し、それに伴い倦怠感も出現してきて、QOL(生活の質)が著しく低下してしまうのが問題になっていた。そうした中、新たな薬の開発が進んでいる。臨床試験においてQOL改善効果も認められたという。

医療

凄腕の医療人 胃がん腹腔鏡下手術のパイオニア 日々難症例にチャレンジを続ける

●福永 哲 順天堂大学医学部消化器・低侵襲外科教授/順天堂大学附属浦安病院外科教授

胃や食道・大腸など消化器に対する腹腔鏡下手術を、黎明期である1994年から手掛けてきた順天堂大学医学部附属浦安病院外科教授の福永哲さん。がんに対する通算腹腔鏡下手術症例数は約1,500例にものぼる。数多くの患者を救い、数多くの消化器外科医に腹腔鏡下手術の手技を伝え続けてきた。現在も全国から福永さんの手術を見学に来る医師は引きも切らない。

がんのチーム医療・施設訪問 カンファレンスで情報共有 看護師がチームワークのカギ

●日本赤十字社医療センター血液内科(東京都渋谷区)

白血病、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫……。血液がんと聞くと昔は〝不治の病〟のような捉えられ方もあったが、今は治療法が進化して治療成績はぐんと上がっている。その患者さんたちの1日も早い社会復帰をサポートしているのが、血液内科チームだ。頻繁なカンファレンス(会議)で情報交換に努めている。

医学会レポート ~サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS2015)から~

編集●「がんサポート」編集部

昨年(2015年)12月、米テキサス州サンアントニオで開かれたサンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS2015)からトピックスを取り上げた。いずれも学会期間中にプレスカンファレンスで取り上げられた研究報告をダイジェスト化したものである。

がん看護専門看護師山田みつぎの 副作用はこうして乗り切ろう! 11 性機能への影響

監修●山田みつぎ 千葉県がんセンター看護局通院化学療法室看護師長

1度、性機能にダメージが生じると、回復に時間がかかったり、場合によっては永久的に元に戻らないこともあります。だからこそ、治療法を決めるとき医師から十分に話を聞き、パートナーとよく話し合っておくことが重要です。体の変化や心の状態をパートナーに伝え、一緒に考えていくことが大切です。お互いにいたわりあう気持ちが、何よりの薬ですから……。

患者のためのがんの薬事典 3年ぶりに新薬が登場 悪性軟部腫瘍(軟部肉腫)の治療薬

監修●松本誠一 がん研有明病院副院長/整形外科部長

悪性軟部腫瘍(軟部肉腫)は、悪性腫瘍全体の1%、国内での患者数は5,000~6,000人ほどの希少がんです。これまで、アドリアシンとイホマイドが治療の中心でしたが、ここ数年で新薬が保険で認められるようになりました。悪性軟部腫瘍の治療における、新薬の位置づけ、従来の薬剤との違いについて、さらに、全身の様々な部位に生じるという、肉腫に特徴的な病態の中で、新薬を安全に効果的に使用するためのポイントを紹介します。

対談

鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談 こんなに望んでくれていたら、生きなきゃいけない

●阿南里恵さん(日本がん・生殖医療学会 患者ネットワーク担当)

ベンチャーのマンション販売会社で颯爽と働き始めた23歳のOLが、ある日、突然、子宮頸がんを宣告され、術前化学療法のあと、子宮全摘手術を受けることに――。現在、がん患者さんへの啓蒙活動をボランティアで行っている阿南里恵さん。術後11年、鎌田さんと闘病生活の苦悩について語り合ってもらった。

生き方

私の生きる道 10㎝大の腫瘍、人工肛門……俳優業は、もうできないと思いました

●希少がんGISTを乗り越え、見事復帰した俳優・相島一之さん(54歳)

テレビドラマで一癖も二癖もある役どころを演じることの多い俳優の相島一之さんは、2008年に希少がんの1つGIST(消化管間質腫瘍)を患っていることが判明した。見つかったときには腫瘍の大きさは10㎝ほどと、野球ボールの大きさまでになっていたという。

がん闘病記 3 「再発乳がんと付き合っていくしかない」 5

●野田澤郁子さん(主婦)

90歳近い認知症の両親を介護しながら再発乳がん闘病生活全記録

患者サポート

がん相談 肝細胞がん/舌がん/肺がん&皮膚障害

肝細胞がん●回答者:小池幸宏・関東中央病院消化器内科部長

舌がん●回答者:岸本誠司・亀田総合病院頭頸部外科部長

肺がん&皮膚障害●回答者:久保田 馨・日本医科大学付属病院がん診療センター長

症状別おすすめ・レシピ (10)口内炎・食道炎のある方に

レシピ・料理製作●渡邊太一 国立がん研究センター東病院栄養管理室 管理栄養士

口内炎や食道炎のある方は、薄味で軟らかく調理することがポイントです。スープやあんかけなど、水分の多いものをとるようにしましょう。

患者会レポート 患者さんや家族の気持ちが、少しでも楽になるように「まる」と名付ける

文●相田なおこ がん患者・家族会「まるネットワーク」代表

主婦で、仕事をしながら子育てしている相田なおこさんは、がんと告知されてから、怒濤の日々が始まりました。いまは健康を取り戻した相田さん。自分のがん体験から、楽しいことは免疫力を高めると実感し、患者さんやその家族を楽しくサポートしたいと、患者会を作りました。

がん哲学外来 今月の言葉「明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい」

●樋野興夫・順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授

自分よりも夫が心配で仕方ない(F・T さん、主婦 53歳)



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