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「免疫の力でがんを治す患者の会」が設立される

 

取材・文●「がんサポート」編集部

「免疫の力でがんを治す患者の会」設立集会(東京医科歯科大学M&Dタワー 鈴木章夫記念講堂)

免疫細胞療法が国からの臨床研究費などを得て研究が進み、公的保険やがん保険をはじめとする民間保険の対象になり、患者が多大な経済的負担を強いられずに “いつでも、どこでも、誰でも” が受けられる治療法としての普及を目指すことを目的とした「免疫の力でがんを治す患者の会」(会長:坂口 力・元厚生労働大臣)の設立集会が、先ごろ東京で開催された。

免疫細胞療法は、広島大学での高度先進医療の取り組みを皮切りに、1999年より民間機関でも治療が始まり、現時点においては全国のおよそ600医療機関で治療が実施され、実治療としての有用性に関する数多くの報告がされている。

2014年の再生医療等安全性確保法の施行により、免疫細胞療法は一般の自由診療とは異なり、厚生労働大臣が認定した認定再生医療委員会の承認の下、規制当局への治療提供計画書、細胞加工プロセス、安全管理体制等を届け出し、毎年度の治療提供状況等の定期報告を義務付けられる新たな枠組みの医療となり、環境が整備された。

しかし、法律下で安全性が担保された枠組みになったにもかかわらず、依然として公的負担の受けられない一般の自由診療としての取り扱いのままであり、患者は経済的には多大な不便を被っているのが現状。こうした事態状況の改善解決を働きかけるために、今回の患者設立の運びとなった。

設立集会には,約240人が参加。冒頭、坂口会長があいさつを行ったあと、珠玖洋・三重大学教授の基調講演「がん治療の主役を目指す免疫療法」が行われ、さらにシンポジウム「がんサバイバー医師が患者として語るこれからの免疫療法」、鼎談「患者と医師が語る免疫療法」が開かれた。

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