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腫瘍内科医のひとりごと 166 腰痛でMRI検査

2024年10月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 以前、一緒に働いていたA氏のお話です。1カ月前頃より、腰痛がひどくなり、下肢がしびれ、椅子に座ると大腿後面が圧迫されるためかしびれがひどくなりました。歩くのは大丈夫ですが、足底も感覚が鈍いのです...

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腫瘍内科医のひとりごと 165 「1日1回は笑う」条例?!

2024年9月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 毎日、昼中35℃越えが続いていたら、先日の落雷には驚いた。午後1時頃、少し風が吹いたら、急に辺りが真っ暗になり、雨と雷が襲って来た。 今年の猛暑と大雨 居間にいた私と妻。ひきつづいた3回目...

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腫瘍内科医のひとりごと 164 喫煙とがんで思うこと

2024年8月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 国および都道府県において、がん対策推進計画は「がん予防」、「がん医療の充実」及び「がんとの共生」の3本を柱としてきました。 がん予防――受動禁煙も大きな問題 今回は、がんの1次予防として、...

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腫瘍内科医のひとりごと 163 尿検査でがんがわかる!?

2024年7月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 先日、友人からこんな電話が来ました。「AIを使ったがんの尿検査があるそうです。新しいがんのリスク検査で、尿の物質から解析する精度の高い検査だそうです。どう思われますか?」 さまざまながん検査キッ...

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腫瘍内科医のひとりごと 162 男性もHPVワクチンを!——予防できる子宮頸がん

2024年6月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 子宮頸がんは子宮の入り口(頸部)にできるがんです。日本では、年間約1万人が罹患し、約3,000人が亡くなっています。子宮頸がんの90%以上がヒトパピローマウイルス(HPV)によるとされ、性交で感...

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腫瘍内科医のひとりごと 161 超音波診断――肝がん? 肝硬変?

2024年5月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 Kさん(タクシー運転手)は、2カ月前頃から運転中に上腹部不快、疲れを感じていました。いつもの晩酌も飲みたいと思わなくなっています。ある日、思い切って近くの病院を受診しました。S医師は問診のあと、...

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腫瘍内科医のひとりごと 160 孫、Nちゃんのこと

2024年4月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 今年は元日から能登半島地震、羽田飛行場事故など、不安なスタートでした。4歳になったばかりのたったひとりの孫、Nちゃん。正月に来てくれる予定が、発熱して来られず、そのときは会えませんでした。妻は、...

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腫瘍内科医のひとりごと 159 活性酸素のこと

2024年3月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 先日、朝日新聞の夕刊に「孤立したアリ、なぜ短命」という見出しの記事がありました。この記事では、産総研(産業技術総合研究所)の古藤日子研究員らの実験を紹介していました。 孤立行動アリ vs. グル...

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腫瘍内科医のひとりごと 158 チャットGPTを使ってみた——胆のうがん薬物療法

2024年2月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 昨年暮れから、親しい友人の家族の方が胆のうがん、がん性腹膜炎と診断されたと聞きました。胆のうがんは、肝臓と膵臓の間にある肝臓がつくった胆汁をためる胆のうという消化器官にできるがんです。ある病院で...

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腫瘍内科医のひとりごと 157 コロナで否応なく変化した生活を見直す

2024年1月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 Aさん(34歳 男性 身長163㎝)のことです。この3年で、体重が10㎏増え、90㎏を越えました。その原因をAさん自身がよくわかっています。新型コロナ流行から、毎日の通勤がなくなり、在宅勤務が続...

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