暮らし

仕事をしながら療養する 長期入院費を補ってくれた高額療養費

2007年6月

大野聰克さん 工場経営者・大野聰克さんは、45歳で直腸がんの4期と診断された。 75日間の入院医療費の支払いは、民間の生命保険と公的な健康保険の高額療養費制度で乗り切った。 退院後は仕事を減らし、生活習慣も改善。と同時に近くの病院でボランティア活動を始め、現在はそこの職員として、がん患者のサポートに取り組んでいる。 工場経営10年目働き盛りのがん告知 大野聰克さんが、体に異変を感じたのは19...

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仕事をしながら療養する 入院中の給料をカバーしてくれた年次有給休暇

2007年4月

下原康子さん 大学医学部の図書館司書をしていた下原康子さんは、1995年5月、61歳のときに乳がんと診断された。 勤務先である図書室の運営に支障をきたさないよう、すぐに業務マニュアルを作成し、交替勤務の司書にバトンタッチした。 このときの入院期間は40日間。すべて年次有給休暇を使って乗り切った。 仲間たちのバックアップを受け、業務をこなした日々 下原さんは、1974年9月、東邦大学医学部のメ...

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高額療養費制度・高額医療費制度を上手に利用していますか 【大腸がんの化学療法を受けた場合】

2006年12月

野村医院院長の 岡田弘さん おかだ ひろし 1938年生まれ。 66年東京医科歯科大学卒業。 67年東京医科歯科大学医学部第1内科入局。 その後東京女子医科大学消化器センター、社会保険蒲田総合病院内科部長、青梅市立総合病院消化器部長などを経て2003年より野村病院院長高額療養費制度と高額医療費制度の違いは?どちらの制度も『病院等の窓口で支払った医療費の一部(自己負担限度額を超えた分)が払い戻し(償...

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仕事をしながら療養する 医師休診共済制度を利用し、入院中の医院経営をカバー 治療を受けながら診療を続ける

2006年11月

すずき眼科クリニック院長の 鈴木尚子さん 鈴木尚子さんは、1990年10月に、眼科クリニックを開業。膠原病や白血病などにも詳しく、眼と内科疾患との関連を常に意識して診察に取り組んできた。 近くに新しいクリニックを開業した半年後、49歳のときに、卵巣がんの告知を受けた。1カ月間の入院・療養中は代診と休診共済制度などを利用して診療を続けた。現在も、抗がん剤治療を受けながら診療を行う。 鈴木さ...

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仕事をしながら療養する 乳がんにより政治活動を断念。高額療養費制度を利用しての治療。 通院しながら地域活動に取り組む

2006年9月

山川令子さん 地域で政治活動をしていた山川令子さん(63歳)は、59歳のとき、乳がんを告げられた。手術はできない状態で、化学療法を受ける。高額療養費制度を利用して治療を続けた。治療に専念するため、政治活動を始めることは断念したが、化学療法を受けながら、地域での子育てや、町づくりのために、多忙な毎日を送っている。 山川さんは、24歳で結婚し、埼玉県草加市で暮らし始めた。江戸時代に日光街道の草...

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仕事をしながら療養する 早期退職直後に腎臓がんを発症 雇用保険法の基本手当と60歳からの老齢厚生年金を受ける

2006年7月

田鎖里美さん 田鎖里美さんは、57歳で倉庫・運輸関係の会社を早期退職。失業して2カ月後、腎臓がんが見つかった。手術後、雇用保険法の基本手当の支給を受けながら就職先を探す。療養と就職活動中に、荷造りテープを素材にした作品作りに出合う。60歳からは年金の支給を受けながら作品作りに情熱を注ぐ。 田鎖さんは、2000年12月中旬、胃に痛みを感じて近所のかかりつけの病院に駆け込んだ。腹部の超音波検...

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仕事をしながら療養する 胃がん手術後、4度に渡る腸閉塞で退職。年金を受給しながら野球のボランティアコーチを始める

2006年6月

岩見眞男さん 岩見眞男さん(現在、64歳)は、97年5月の夜、腹痛に襲われた。胃から苦い水が出てきたように感じた。その3カ月前に受けた人間ドックでは「異常なし」の検査結果だったから深刻には受け止めなかった。しかし、心配した家族の後押しで近所のクリニックを受診した。院長から「胃カメラの検査を受けたほうがよいですね」と言われて、総合病院を紹介された。その総合病院で胃カメラの検査を受けた...

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仕事をしながら療養する 1度目は生活保護を受給 2度目は100億円の借金を抱えながら治療を受ける

2006年3月

有限会社虎プロダクション 小島虎之介さん 胃がん手術後、生活保護を受給 小島さんは、国内初の搾乳機販売、美人製造機販売、焼鳥屋経営など数々の商売を始めて、成功と失敗を繰り返してきた。商売がうまくいかなくなったとき、がんに見舞われた。1981年夏、43歳のときだった。トイレで下血。緊急入院し、翌日、胃の4分の3と十二指腸を切除した。手術の際、担当医から胃潰瘍との説明を受けたが、のちに外...

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仕事をしながら療養する 治療により、仕事が困難に 障害基礎年金の支給を受けながら、経済的自立を目指す

2005年12月

がん患者の自立を支援をする会 「とまり木」代表を務める北澤幸雄さん 北澤幸雄さん(54歳)は、歯科技工士として約23年間、歯科技工所と歯科医院に勤務し、94年1月、42歳のときに歯科技工所を開設した。個人事業主のため、国民健康保険・国民年金に加入した。事業は順調だった。 しかし、99年11月頃、腹部・脇腹・背中に痛みを感じた。自宅近くのA総合病院で検査を受けた結果、悪性リンパ腫の*...

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がん患者のQOLを高める「食楽」療法

2005年9月

地域栄養ケアPEACH厚木代表の 江頭文江さん 「最後まで口から食べたい」と希望している在宅のがん患者は多い。介護を支える家族も「最後まで口から食べさせたい。食べる楽しみを続けさせたい」と願っている。 最近、訪問栄養ケアなどのサポートによって、一部の地域では在宅がん患者の「食べる喜び」を維持できるようになりつつある。在宅がん患者は、自分の口から食べることで喜びを感じ、満足した表情を見せる。そ...

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