各種がん

前立腺がん

前立腺がん再発とわかっても、あわてないで! 放射線治療後に局所再発しても、凍結療法で救済できる

2020年1月

「凍結療法の破壊力は強烈なので、悪性度が高くても細胞を破壊できるのが強みです」と語る三木健太さん 進行が極めて遅いのが前立腺がんの特徴。中には、治療の必要すらないものも多い。必要ない治療を受けて体にダメージを与えないためにも、あわてないことが何より大切だ。そんな中、フォーカルセラピー(部分治療)の1つとして、さらに、放射線治療後の局所再発に対する救済治療として、凍結療法を手掛ける施設がある。東京慈...

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ルテチウムPSMA療法が第Ⅱ相試験で転移性去勢抵抗性前立腺がんに高い効果 新しいLu-PSMA標的放射線治療の可能性

2020年1月

「転移した去勢抵抗性の患者さんに、その次の治療法が模索されていたのですが、そこに登場したのがルテチウムPSMAだったのです」と語る榎本 裕さん ホルモン療法が効かなくなった(去勢抵抗性になった)と聞くと、今後の治療法が限られたようで焦りを感じる前立腺がんの患者は少なくないだろう。しかし、実際には去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)の治療は、ここ5年ほどで驚くほど使用できる薬剤が増えている。そして、20...

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前立腺がんは「早期発見、早期治療」がベストとは限らない! これからの治療選択肢の1つ、フォーカルセラピーを知ろう

2019年1月

「1個のがん細胞がその人の命を奪うまでには40年以上の歳月を有するほど、前立腺がんの進行はゆっくりです。まずそのことを知ってほしい」と語る和久本さん 進行が極めてゆっくり、かつ、1個のがんの周りに目には見えない小さながん細胞が点在して発生するのが、前立腺がん。この2つの特性を知った上で、年齢を考慮し、自身にとって最も適した治療法を選びたい。そのとき、フォーカルセラピー(部分治療)は選択肢の1つにな...

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脂質で増殖する前立腺がんには脂質の過剰摂取に注意! 前立腺がんに欠かせない食生活改善。予防、再発・転移防止にも効果

2019年1月

「脂質の少ない昔ながらの和食を食べていれば前立腺がんになりにくいし、なっても進行しにくいと思います」と語る堀江重郎さん 日本において近年急増し、2015年、2016年の国立がん研究センターのがん統計において男性の罹患率第1位に躍り出た前立腺がん。その一方、進行が緩やかで死亡率の低いがんとしても知られている。そんな前立腺がんは食事を中心とした生活改善で発症を予防できるだけでなく、前立腺がんになってし...

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陽子線治療が保険で受けられる! いろいろな治療法がある前立腺がん、早期がんには患者にやさしい陽子線治療

2019年1月

「前立腺がんに陽子線治療が保険承認されたことによって、今後さらに普及は進んでいくと考えています」と語る南東北がん陽子線治療センターセンター長の村上さん 2018年4月、陽子線治療で新たに前立腺がんに対する治療が保険適用となった。2008年から陽子線治療に着手し、さまざまながん種で数多くの症例に対して治療を行ってきた民間初のがん陽子線治療施設、南東北がん陽子線治療センター(福島県郡山市)。そのセンタ...

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国際共同前向き試験「PRIAS-JAPAN」でエビデンスが蓄積 早期前立腺がんに対する監視療法は、高齢者だけでなく働き盛りの世代にも選択可能

2019年1月

「PRIAS-JAPANの9年間で積み上げられたデータによって、条件さえ満たしていれば、監視療法は年代に関係なく自信をもって勧められることがわかってきました」と話す杉元幹史さん。 積極的治療が必要になるまで経過観察を行う「監視療法」は、進行が比較的緩やかな前立腺がんならではの治療法だ。しかし、そうは言っても、体内にがんがあるのに放置しておいても大丈夫? ――当事者(患者)ならだれもが思う疑問だろう...

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新たに保険収載されたハイドロゲルスペーサー 前立腺がん放射線治療の副作用低減が可能に

2018年7月

「将来的には子宮頸がんなど他のがんにも応用が期待できるかもしれません」と語る扇田真美さん 治療の選択肢が豊富で、適切に治療を行えば予後も良好な前立腺がん。その放射線治療において、直腸の副作の軽減に大きく貢献することが期待できるハイドロゲルスペーサー(SpaceOARシステム)が新たに保険収載となった。ハイドロゲルスペーサーをアメリカから導入し、自ら臨床試験に取り組みながら、今後の普及に期待をかける...

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内部照射の仕組みと効果 密封小線源治療で、がん細胞を体の内側からピンポイントで攻撃する

2018年7月

「子宮頸がんは、Ⅱb期までなら、手術と放射線治療は同等の効果です。Ⅲa~Ⅳa期は放射線治療でないと治せません」と語る村上直也さん 小線源治療が、なぜ子宮頸がんで効果的なのか。前立腺がんで多く活用されるのか。それには確たる理由があった。体の内側からピンポイントで放射線を照射する小線源治療について考えてみた。 放射線治療の歴史は小線源治療から始まった 放射線治療をひと言でいうと、直接的あるいは間接的に...

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前立腺がん検出の精度を上げる、MRIと経直腸エコーを融合させたMRI-US fusion生検

2018年1月

「MRI-US fusion生検ではより精度の高いがん診断が期待できます。その後の治療選択に役立つこともメリットです」と語る松岡陽さん 前立腺がんの検査にはPSA検査、直腸診、超音波検査などがある。それらの検査でがんが疑われたら、針生検による組織診断が行われる。従来の標準的な生検では前立腺全体へ定型的に針を刺して行われる。近年、MRI検査と経直腸的超音波検査の融合画像を活用して、がんが疑われるター...

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新薬続出で選択肢が広がった去勢抵抗性前立腺がん(CRPC) 「どの薬をどのタイミングで使うか」が見えてきた!

2018年1月

「従来のホルモン療法LH-RH製剤にザイティガを併用すると、LH-RH製剤単独より生存期間が延びるという臨床試験結果が出ました」と語る赤倉功一郎さん 初回ホルモン療法が効かなくなった状態を「去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)」と言い、2014年の3つの新薬登場を機に、その治療法は劇的に進化した。それぞれの新薬をどのタイミングで使うか、さらには従来のホルモン療法や抗がん薬との併用の可能性など、その治療...

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