[ がんと生きる, 私の生きる道 ]
2011年2月
ほしの ふみお1952年生まれ。早稲田大学大学院修了後、研究職を経て大学受験予備校に勤務していたが、97年に妻、光子さんの逝去を機に退職。翌年、闘病記専門のオンライン古書店「古書 パラメディカ」を開店。2010年に自身の大腸がんが見つかり、現在も抗がん剤治療をしながら古書店経営を続ける。 妻の乳がんが再発したとき闘病記を探して街を走り回った。その経験から「いつでも、どんな病気についても、患者の生...
[ がんと生きる, 私の生きる道 ]
2010年4月
きき1968年生まれ。北海道出身。幼い頃からピアノや歌を習い、27歳のときに渡米。そこで、ゴスペルと運命的な出合いを果たす。日本に帰国後、シンガーとしての活動を広げ、03年にはCDデビュー。05年、乳がんが発覚。08年に再発。少しでも多くの人に、自分の歌と生き方を知ってほしいと、現在も全国で音楽活動を続けている。 「どれだけ長く生きるか」よりも「どれだけ深く生きるか」―。ゴスペルシンガーとして活...
[ がんと生きる, 私の生きる道 ]
2009年10月
まつもと ようこ18歳で父をがんで亡くし、自らも33歳のとき、子宮頸がんを発症。闘病中に「患者さんのために、役に立つことがしたい」と決意し、当時勤務していたNHK松山放送局を退職。その後、患者・家族会「愛媛がんサポートおれんじの会」を設立。患者力の向上を目指す。がん対策推進協議会患者委員も務め、安心できるがん医療の構築に向けて奔走中。 08年に活動を開始したがん患者・家族会の「愛媛がんサポートお...
[ がんと生きる, 私の生きる道 ]
2009年5月
さくらい なおみ2004年夏、37歳で乳がんが発覚。その後、自らのがん体験や社会スキルを活かして小児がん・若年性がん患者の自然遊びの会(ボタニカルキッズクラブ)を始動。設立1年を契機にNPO法人化。自ら仕事を持つ傍ら、現在、NPO法人HOPEプロジェクト理事長として、サバイバーシップの啓発・普及を目指して、日々奔走中。 桜井なおみさんは環境・緑化分野の設計事務所でキャリアを積み重ねていた37歳の...
[ がんと生きる ]
2005年10月
岡村眞理子さん (「カンボジアに学校を贈る会」代長) おかむら まりこ 1947年生まれ。東京都出身。 1992年、選挙監視のボランティアでカンボジアにいったのをきっかけに、94年、「カンボジアに学校を贈る会」を立ち上げた。 2001年乳がんを発症。 全摘手術を受けるもその後、再発・転移を繰り返し、2004年1月には炎症性乳がんと診断された。 もう悩むのはやめた 「この前、玉川温泉に行ったとき...
[ 口腔ケア ]
2006年8月
おおた ようじろう 1961年宮崎県生まれ。 86年北海道大学歯学部卒業。第1口腔外科入局。 88年国立がん研究センター歯科医員。 90年西ドイツ・カタリネンホスピタル留学。国立がん研究センター東病院、国立がん研究センター中央病院歯科・口腔科医長を経て、02年より現職。 03年厚生労働省がん研究助成金「がん患者における口腔内合併症の実態調査と予防方法の確立」研究班長がんの治療によるお口のトラブルの...
[ 患者のためのがん医療 ]
2005年5月
ほんだ まゆみ 1991年お茶の水女子大学卒。同年、読売新聞社入社。東北総局(仙台)、厚生労働省記者クラブ、長期連載「医療ルネッサンス」などの担当を経て、2000年から社会保障部で、医療保険や介護保険制度の取材を担当している。 闘病体験をもとに、連載コラム「患者・記者の視点」を、読売新聞「くらし安心」面で2003年4月に開始。 伊ミラノに本部を置くNPO「European School of On...
[ 鎌田 實「がんばらない&あきらめない」対談 ]
2011年7月
乳がんに罹り、スキンヘッドになった一流モデルが語る「美しくがんと闘う方法」抗がん剤をやって何かが抜けた。つらいけど得るものがありましたMAIKO 1969年、東京生まれ。本名 高橋麻衣子。高校卒業後からモデルを始め、『FENDI』『Chloe』『ヒロコ・コシノ』『ジャン・ポール・ノット』など数多くのファッションショーに出演。現在『ミセス』などのファッション誌、広告、CMなど、幅広い分野で活躍中。食...
[ 鎌田 實「がんばらない&あきらめない」対談 ]
2011年6月
極貧イラストルポライターが乳がんに罹って経験した「とても奇妙な」物語がんを機に、身体の声に耳を傾けたらすべてが好転しましたうちざわ じゅんこ 1967年生まれ。ルポライター・イラストレーター。日本各地、海外各国を歩き、製本、印刷、建築、屠畜など、さまざまなジャンルを取材したイラストルポで知られる。著書に『先生の書斎 イラストルポ「本」のある仕事場』(河出文庫)『世界屠畜紀行』(解放出版社)『おやじ...
[ 鎌田 實「がんばらない&あきらめない」対談 ]
2009年3月
3度の乳がん手術を乗り越え、がん医療問題に取り組む取材記者が語る心の軌跡がんは誰でもかかる病気なのに、自分は関係ないと高をくくっていましたほんだ まゆみ 1967年大阪府生まれ。91年お茶の水女子大卒業。同年4月読売新聞社入社。東北総局、医療情報部などを経て、2000年から社会保障部で医療・介護問題を中心に取材を担当。02年春に乳がんが見つかる。3度の手術に加え、放射線治療、抗がん剤治療、ホルモン...