各種がん

骨髄異形成症候群

サリドマイドの誘導体レナリドミドの高奏効が明らかに。新薬も検討中 病態解明に確実な進歩。骨髄異形成症候群の最新治療

2010年4月

東京大学キャンサーボード 特任准教授の 小川誠司さん 血液がんの中でも、確実に増加するとみられている骨髄異形成症候群。 高齢者に多いだけでなく、がん治療で抗がん剤による化学療法を受けた人に多いのも特徴だ。 症状や病態もさまざまで、治療が難しい場合もあるが、ここ20年の間に病態解明は確かな進歩を見せている。 化学療法後に多い発病 がん治療は、ここ20年ほどの間に大きな進歩をとげた。化学療法にも新...

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骨髄異形成症候群の最新治療 2つの顔を持つやっかいな病気。分子標的薬やサリドマイドの出現で希望も

2006年10月

都立駒込病院血液内科部長の 坂巻壽さん 最近注目されている血液のがんの1つに骨髄異形成症候群(MDS)と呼ばれるものがある。 子どもを含めた若年層にも見られるが、多くは高齢で、これが増えている。治療しなくていい場合もあれば、いい治療法がない場合もあり、なかなかやっかいな病気であるが、最近は分子標的薬やサリドマイドの出現により希望も出てきた。 高齢化社会の影響で骨髄異形成症候群が増加 骨...

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