検査・治療法

臨床試験

新たにウイルス療法や免疫チェックポイント阻害薬など 悪性度の高い膠芽腫などの脳腫瘍治療に見えてきた可能性

2019年4月

「ブドウ糖に近い成分を用いたFDG-PETは、ブドウ糖を非常に消費する脳の検査には適切でないため、アミノ酸の1つメチオニンを用いたPET検査が早く保険適用になって欲しい」と語る西川さん 人口10万人あたり約19人がなると言われ、しかも130種以上と種類が多いため、それぞれの罹患数が少なく、エビデンス(科学的根拠)が蓄積されにくい原発性脳腫瘍。そのため標準化が遅れ、日本で初めて「脳腫瘍診療ガイドライ...

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体重減少・食欲改善の切り札、今年いよいよ国内承認か がん悪液質初の治療薬として期待高まるアナモレリン

2019年3月

「第Ⅲ相試験でいちばん厳しいと思われた膵がん患者さんの成績がよかったので、肺がんだけでなく消化器がんにも試してみる価値がある」と語る古瀬純司さん 進行したがん患者に多く見られる悪液質は、患者のQOL(生活の質)を著しく低下させるにもかかわらず、長い間効果的な治療法を見出せなかった。しかし、初の治療薬アナモレリンが国内で実施された第Ⅱ相臨床試験で、非小細胞肺がん患者の悪液質に対する有効性が確認された...

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日本初!免疫チェックポイント阻害薬の臓器横断的適応 高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)大腸がんにもキイトルーダ承認

2019年3月

「免疫治療が効く人を探し当てるバイオマーカーはまだたくさんあるはずです」と語る赤木究さん 抗腫瘍薬や分子標的薬に効果が乏しいことが多いMSI-H大腸がんに、2018年末、光が射した。免疫チェックポイント阻害薬キイトルーダの承認だ。しかも、大腸がんだけでなく、MSI-Hという遺伝情報にたくさんの変化を起こしている固形がんすべてに承認されたのだ。MSI-Hがんに免疫療法がなぜ有効なのか、そのメカニズム...

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術前術後化学療法との組み合わせで手術の予後が良好に 二次治療にニボルマブが承認、悪性胸膜中皮腫の治療成績は大幅に改善

2019年2月

「切除可能例については、術前化学療法がこれからの標準治療になっていくでしょう。さらにオプジーボの承認は一次治療が効きにくい肉腫型や二相型の患者さんにとっても朗報だと思います」と語る木島貴志さん 希少がんである悪性胸膜中皮腫は、保険適用で使用可能な抗がん薬が少なく、予後不良の疾患である。外科的切除の適応となる症例は少なく、また手術自体の意義についても一定した見解はなく賛否両論であるが、兵庫医科大学で...

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国際共同前向き試験「PRIAS-JAPAN」でエビデンスが蓄積 早期前立腺がんに対する監視療法は、高齢者だけでなく働き盛りの世代にも選択可能

2019年1月

「PRIAS-JAPANの9年間で積み上げられたデータによって、条件さえ満たしていれば、監視療法は年代に関係なく自信をもって勧められることがわかってきました」と話す杉元幹史さん。 積極的治療が必要になるまで経過観察を行う「監視療法」は、進行が比較的緩やかな前立腺がんならではの治療法だ。しかし、そうは言っても、体内にがんがあるのに放置しておいても大丈夫? ――当事者(患者)ならだれもが思う疑問だろう...

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進行膵がんに対する TS-1+WT1ペプチドパルス樹状細胞ワクチン併用療法の医師主導治験開始

2017年8月

「和歌山県立医科大学では、元々がん免疫療法に対する研究が盛んでした。私も膵がんに対する新しい治療法の確立が必要だと強く感じています」と話す勝田将裕さん 進行した状態で発見されることの多い膵がんは、難治性がんの一つとされる。有効な治療法がまだ少なく、新しい治療法の開発が強く求められている。和歌山県立医科大学第二外科では、山上裕機教授を調整医師とする「TS-1併用WT1ペプチドパルス樹状細胞ワクチン(...

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手術が適応とならない骨軟部腫瘍は保険診療に 重粒子線治療の適応と可能性

2016年8月

「重粒子線治療の適応は、高精度放射線治療や手術も含め、キャンサーボードで検討していきます」と語る中山優子さん 重粒子線治療は先進医療の代表格だが、これまでその治療適応は、実施施設によって異なる部分があった。2016年2月、日本放射線腫瘍学会が適応症について統一治療方針を打ち出した。実施状況を明らかにし、有効性・安全性を評価して今後につなげるためだ。先進医療での治療の適応はどのようになっているのだろ...

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咽喉頭がんに ダヴィンチの特徴が発揮される微細な作業による治療法

2016年8月

「咽喉頭がんと告知されて、放射線治療を勧められたときに、安易に受け入れず、経口切除を選択肢として相談して欲しい」と語る清水 顕さん 咽頭や喉頭のがんは治療も大切だが、食事や発声、呼吸にもかかわる器官だけに術後の後遺症がなるべく抑えられる治療が求められる。これまでは頸部を切る外切開術と放射線治療が主体だったが、より負担を減らすべくロボット支援手術「ダヴィンチ」の導入が図られ、国も先進医療として承認し...

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切らずに治す、新たな治療法への期待 早期乳がんに対するラジオ波熱焼灼療法

2016年8月

「保険収載を目指すべく、現在先進医療として早期乳がんに対するラジオ波熱焼灼療法の臨床試験が進められています」と語る木下貴之さん 〝切らない治療法〟として注目を集めたものの、きちんとした適応が定められずに行われ、再発を来してしまうケースがあった乳がんに対するラジオ波熱焼灼(しょうしゃく)療法(RFA)。こうした事態を受けて、早期乳がんに対するラジオ波熱焼灼療法の臨床試験が開始され、現在は保険収載を目...

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心臓ホルモン投与で 肺がんの転移・再発を防ぐ

2016年8月

「心臓ホルモンによって、がんの転移を未然に防ぐことができるかもしれません」と語る似鳥純一さん 心不全の治療薬によってがんの転移が未然に防げるようになるかもしれない。肺がん患者を対象に、実証するための臨床研究が国内10施設で始められた。これまでがんを治療する薬はあっても転移を防ぐ薬はなかっただけに、効果が証明されれば、がん治療は大きく変わっていく可能性がある。 心臓で作られるホルモン がんはできた場...

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