各種がん

血液がん

日本での新薬承認が待たれる 骨髄異形成症候群の最新薬物療法

2022年12月

「高齢者に多い疾患ですが、最近は診断基準がしっかりしてきたのと診断法が確立されてきたので、診断される方がより多くなってきています」と語る田村秀人さん 正常な血液細胞が作られなくなる骨髄異形成症候群。低リスクの場合は支持療法が中心となるが、日本では未承認のラスパテルセプトという薬が注目されている。貧血を改善することで、輸血依存の患者の約4割が輸血非依存となる効果が認められているのだ。日本での承認が待...

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従来の治療薬と作用機序が異なり新しい選択肢として期待 慢性骨髄性白血病に6番目の治療薬が登場

2022年7月

「慢性骨髄性白血病は薬の効果も重要ですが、同じくらい副作用の管理も重要です。長期服用になるので、胸水、脳梗塞や心筋梗塞、肝機能障害などの副作用をマネジメントしていく必要があるのです」と語る高久智生さん 慢性骨髄性白血病の治療は、20年ほど前、特効薬のグリベックが登場したことで大きく進歩した。慢性期に病気を発見して薬の服用を続けることで、コントロールできる病気となったのだ。5種類のチロシンキナーゼ阻...

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病勢をうまくコントロールして共存 原発マクログロブリン血症/リンパ形質細胞性リンパ腫(WM/LPL)の最新治療

2022年3月

「WM/LPLの患者さんには病気を正しく理解してもらうことがとても大切です。しっかり病勢をコントロールしながら日常生活を送る方も多いので、根治が難しいとされている病気ですが悲観することはありません。また、さまざまな薬剤が出てきているので、その人のニーズに合わせた治療ができるようになってきています」と語る口分田(くもで)さん 多種多様な血液がんの中でも罹患数の少ない原発性マクログロブリン血症/リンパ...

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「CAR-T療法」「二重抗体療法」など期待される治療法が次々登場 進歩し続ける多発性骨髄腫の新しい治療法

2022年2月

「CAR-T療法は今までなら、どの治療でも効かなくなっているような患者さんにも効果があることが臨床試験によって証明されています。また、1回投与するだけなので、無治療の期間を持てるのは、QOLの面からも大きなメリットです」と語る石田禎夫さん 多発性骨髄腫の治療は、この15年間ほどで10種類の新規薬剤が登場し、20通り以上の併用療法が行われるようになって、著しい進歩を遂げてきた。現在、さらにその先へと...

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希少がんだが病型が多い皮膚リンパ腫 なかでも圧倒的に多い「皮膚T細胞リンパ腫」の最新治療

2021年8月

「皮膚リンパ腫の多くは、病気の進み方はゆっくりですが、症状を抑えるのは難しく、進行する患者さんに対して効く治療法がほとんどなかったのが現状でした。最近になり、いろいろ新しい薬がでてきて、治療の選択肢が増えてきています」と語る大塚幹夫さん 皮膚リンパ腫は、白血球の1つであるリンパ球が腫瘍化して皮膚に浸潤し、さまざまな皮膚症状を生じる病気である。リンパ球にはT細胞、B細胞、NK細胞などがあるが、そのう...

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血液がんに新薬ラッシュ! インパクトがあり、キードラッグとなる可能性あるものも

2021年5月

「血液がんの治療は、薬剤を適正に選択することが重要です」と語る矢野真吾さん 血液がんはここ20年来、効果的な薬が相次いで承認されてきた。グリベックなどの分子標的薬がその代表で、これらの分子標的薬の登場により予後が著しく改善されてきた。血液がんは遺伝子レベルでの解明が進んでいる分野の1つで、現在も分子標的薬を中心とした新薬のラッシュが続いている。さらに根治を目指せるCAR-T細胞療法という新しい免疫...

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再発・難治性の悪性リンパ腫のCAR-T細胞療法 キムリアに続き新薬が次々と登場!

2021年3月

「抗がん薬治療を使わないで治すという時代の入口に立ったという印象です」と語る下山 達さん 2019年5月に保険承認されたCAR-T細胞療法の製剤キムリアは、難治性のB細胞性急性リンパ芽球性白血病(B-ALL)とびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に対するがん免疫遺伝子療法として大いに期待されている。キムリアでの治療を2020年12月現在までに13例と、国内では多くの治療を手がけている、がん...

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新薬サークリサ登場で化学療法がさらに進化 多発性骨髄腫は治癒をめざして治療計画を立てる時代に

2020年12月

「多発性骨髄腫は、昔は長くて5年ほどの生存率でしたが、完治の可能性も見えてきました」と語る鈴木憲史さん 新しい治療薬サークリサが、再発または難治性の多発性骨髄腫に対して承認され、2020年8月販売開始になった。近年使える薬剤が増え、治療の可能性を拡げている多発性骨髄腫だが、7つの機能を持つという強力な新薬登場にさらに大きな希望が見えてきた。サークリサの国際共同第Ⅲ相試験に参加した日本赤十字社医療セ...

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診断技術の向上が治療の向上につながる AIで腫瘍性血液疾患の鑑別に成功

2020年3月

「亀の歩みのようにゆっくりでも良いので、とにかく一歩ずつ確実に実用化へ向けての研究に励んでいきたい」と述べる大坂顯通さん 近年、様々な薬物療法の出現により、生命予後が格段によくなった造血器腫瘍(血液がん)。これらの治療の恩恵を受けるためには、迅速で的確な診断を受けることが大切だ。しかし、現状では、正しい診断を下す専門医は多忙を極める。そのため、AI(Artificial Intelligence:...

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分子標的薬やCAR-T細胞療法などの開発で全ての血液がんに希望が 分子標的薬の新薬、次々登場で進化する血液がんの化学療法

2019年12月

「がん患者さんの循環器疾患治療やがん化学療法で心血管系の副作用に対する治療の確立を目指す腫瘍循環器学会が2017年に創設されて、治療確立への推進力になっています」と語る矢野真吾さん 難治性がんで、不治の病というイメージだった白血病。2001年の分子標的薬グリベック(一般名イマチニブ)登場を境にイメージは変わった。とくに慢性骨髄性白血病において、推定5年生存率が9割を超えるまでになった。白血病全般に...

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