検査・治療法

凄腕の医療人

難しい肝胆膵がんの攻略に挑み続ける 難易度の高い手術の名手

2016年7月

山本順司 防衛医科大学校外科講座第3教授(病院肝・胆・膵外科教授)防衛医科大学校外科講座第3教授の山本順司さん〝がんの中のがん〟と言われる肝がん、胆道がん、膵がん。長時間に及び気力と体力、繊細な手技、集中力などあらゆる力を結集させて手術に挑まなければならないのが肝胆膵外科医だ。その道で30年近く手術にあたり、数々の難治症例を攻略してきたのが、防衛医科大学校教授で肝胆膵外科を率いている山本順司さんだ...

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あらゆる治療の可能性を考え 難治がんの膵がんに挑む

2016年6月

神澤輝実 がん・感染症センター都立駒込病院副院長(消化器内科)がん・感染症センター都立駒込病院副院長の神澤輝実さん総合診療体制の基盤の上でがん医療に従事する、がん・感染症センター都立駒込病院。1975年(昭和50年)以来、膵がんの症例は通算で約3,000例。そんな中で胆膵がんの治療に日々励み、そこから得たヒントを糧に、自己免疫性膵炎とIgG4関連疾患の研究で世界的に脚光を浴びた副院長(消化器内科)...

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がん治療の最前線 温かい眼差しで患者を見守る

2016年5月

中山優子 神奈川県立がんセンター放射線治療部部長神奈川県立がんセンター放射線治療部部長の中山優子さん2015年12月、日本で5番目、がん専門病院としては初の重粒子線治療施設『i-ROCK(ion-beam Radiation Oncology Center in Kanagawa)』を開設し、他の放射線治療装置とともに総合的にきめ細かい放射線治療を目指す神奈川県立がんセンター。その放射線治療の責任...

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「長く生きる」から「治癒」へ トータルテラピーで骨髄腫に挑む

2016年4月

鈴木憲史 日本赤十字社医療センター副院長・血液内科部長日本赤十字社医療センター副院長の鈴木憲史さん多発性骨髄腫(MM)は治療法の開発が遅れて1990年代までは余命が短いがんの代名詞でもあったが、相次ぐ新薬の開発や自家末梢造血幹細胞移植により、患者を取り巻く状況は格段に良くなった。この領域で39年間にわたって治療を続けてきた日本赤十字社医療センター副院長・血液内科部長の鈴木憲史さんは、さらに「延命」...

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胃がん腹腔鏡下手術のパイオニア 日々難症例にチャレンジを続ける

2016年3月

福永 哲 順天堂大学医学部消化器・低侵襲外科教授/順天堂大学附属浦安病院外科教授順天堂大学医学部消化器・低侵襲外科教授の福永 哲さん胃や食道・大腸など消化器に対する腹腔鏡下手術を、黎明期である1994年から手掛けてきた順天堂大学医学部附属浦安病院外科教授の福永哲さん。がんに対する通算腹腔鏡下手術症例数は約1,500例にものぼる。数多くの患者を救い、数多くの消化器外科医に腹腔鏡下手術の手技を伝え続け...

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病院全体に目を向け、様々な改革に取り組む

2016年2月

中山治彦 神奈川県立がんセンター副院長・診療施設管理部長(呼吸器外科医)神奈川県立がんセンター副院長の中山治彦さん肺がんをメインに呼吸器腫瘍の手術と日々立ち向かいながら、呼吸器チームのリーダーとして若手医師の教育にも注力するのが神奈川県立がんセンター副院長・診療施設管理部長の中山治彦さんだ。さらに重粒子線、免疫療法と多彩な治療法に挑む、がん専門病院の幹部として、病院の未来に向けて、日夜尽力する中山...

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大腸がんの手術に万全の態勢で臨み、機能温存を目指す

2016年1月

絹笠祐介 静岡県立静岡がんセンター大腸外科部長静岡県立静岡がんセンター大腸外科部長の絹笠祐介さん食習慣の欧米化とともに、近年にわかに増えてきたのが大腸(結腸・直腸)がんだ。その大腸がんの手術において、全国一の症例数を誇るロボット支援下手術をはじめ、早期から進行例、高齢者や併存症を持つ患者の難症例まで、あらゆる手術に対して、万全の態勢で臨み、根治と機能温存を実現する静岡県立静岡がんセンター大腸外科。...

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チーム一丸となって 肺がんの攻略に取り組む

2015年12月

鈴木健司 順天堂大学医学部呼吸器外科学講座主任教授順天堂大学医学部呼吸器外科学講座主任教授の鈴木健司さん肺がん治療の最前線で20年。幾多の研鑽を重ねながら、数々の患者と出会い、早期肺がんの縮小手術から、根治が見込めずとも、人生の総決算を穏やかに過ごしてもらうための救済手術まで、常に患者本位の医療を実践してきた。そして、臨床、研究、教育にわたり、肺がんを攻略するためにチーム一丸となって取り組み続ける...

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安全と根治を常に検証しながら 新しい食道がんの手術に挑む

2015年11月

大幸宏幸 国立がん研究センター東病院食道外科科長国立がん研究センター東病院食道外科科長の大幸宏幸さん食道がんの手術は、頸部から胸部、そして腹部までの幅広い領域にわたる大掛かりなものとなる。従来は、各部位を大きく切り開くことにより、安全で根治に導ける手術を担保するという考え方だった。そんな食道がん手術の領域で、低侵襲性と安全性、根治性のすべてを実現しようと模索してきたのが、国立がん研究センター東病院...

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婦人科悪性腫瘍 腹腔鏡下手術で根治を目指す

2015年10月

金尾祐之 がん研有明病院婦人科医長がん研有明病院の金尾祐之さん骨盤内の狭いところで、正確かつ安全な手技を発揮しなくてはならないのが婦人科がんの手術だ。そんな手術に対して、腹腔鏡下というアプローチで、全国屈指のクオリティによる手術を実践するのが、がん研有明病院婦人科医長の金尾祐之さんだ。この日は、午前と午後、2例の手術を執刀した金尾さん。午前中に行われた子宮体がんの手術現場に迫った。かなお ひろゆき...

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