連載

インターネットで探るがん情報

がんと睡眠 睡眠ががんを防ぐか

2011年10月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。「がんと睡眠」をキーワードとして調査しました。テーマは2つで、1つは睡眠ががんの発生と経過に影響するか、もう1つはがんで睡眠が障害されるメカニズムや対応・治療です。両者とも希望したデータが...

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TNM分類の意味 臓器ごとにがんの進行度を示す合理的な分類法

2011年9月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 がんを分類する方法にTNM分類というのがあります。「がんの進行度を分類する方法」といえるでしょう。よく使われるがんの「ステージ分類」に関係していますが、専門家は別として、このTNM分類...

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前立腺がんの治療 選択の幅が広く、自分でも評価できる

2011年8月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。前立腺がんの問題は2004年に1度扱いましたが、その後いくつかの要素が変化したので、再度検討し直しました。たとえば、私自身(1937年生まれ、74歳)を例にとり、PSA検査で高い値を示し、...

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がん化学療法と抗がん剤の歴史 戦争中に起こった悲劇から抗がん剤は生まれた

2011年7月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 がん化学療法あるいは抗がん剤の歴史を調べてみました。放射線療法が19世紀末に始まるのに対して、こちらの発祥は20世紀半ば。歴史はずっと短いのですが、内容はずっと多彩です。日本でも数多く...

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GFPとがん 光るタンパクGFPをがんの治療や診断に利用する

2011年4月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 下村脩さんがGFP(緑色蛍光タンパク質)を発見したのは1962年。その後、その研究を発展させたチャルフィーとチェンとともに、発見から46年後の2008年になって、3人がノーベル賞を共同...

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「奇跡」は本当に起きたのか? 肺がんの新薬クリゾチニブにまつわる疑問を探る

2011年3月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。2010年米国臨床腫瘍学会で、クリゾチニブという新薬の効果が高く評価されたと、「がんサポート」2010年12月号の記事で紹介されました。非小細胞肺がんで、EML4-ALKというがん遺伝子を...

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大気汚染と発がん 危険な中国からの越境汚染

2011年2月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 冬場になると、暖房などをよく使うので化石燃料の使用も増し、大気汚染も多いと想像できます。それで、大気汚染と発がんの関係を調査してみることにしました。日本国内の対策はともあれ、中国からの...

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対策型検診と任意型検診 有効性の確立されたがん検診は少ない

2010年12月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 がんといえば、検診で早期発見して早期治療ということを金科玉条のように考えてきました。でも、「前立腺がんとPSA検査」で扱ったPSAを見ると、それも怪しいようです。それで、前立腺に限らず...

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前立腺がんとPSA検査 前立腺がんの死亡率は下がるか

2010年11月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 本項で以前 PSA(前立腺特異抗原)の問題を扱いました。PSAは腫瘍マーカーとして、発現頻度や臓器特異性などの点で「前立腺がんで増える」との基本事実は信頼できます。しかし、「治療の必要...

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皮膚がんと日光 日焼けが皮膚がんを招くのは確実か?

2010年10月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 今年は梅雨明けと同時に猛暑となり、強い日差しが照りつけました。そこで、皮膚がんと日光・紫外線の関係を思いついて調査してみました。日光、あるいは紫外線が皮膚に悪いことは、一般的にも知られ...

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