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がん治療と就労の両立支援に何が必要か 「がんと告知されても、すぐ仕事は辞めない!」

2018年12月

「患者さんの就労を支援するための医療機関と企業との〝架け橋〟になるツールを開発中です」と話す遠藤源樹さん がん患者の3分の1は就労世代で、治療中や治療後も働きたいと希望する人が増えている。だが支援体制は職場によって様々で、復職しても通院や体調が不安定などの理由で、依願退職や解雇に至るケースが少なくない。国も力を入れているがん患者の治療と仕事の両立支援はどこまで進んでいるのか?現在、「がん患者の就労...

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第25回日本乳癌学会学術総会レポート No.1「乳がん患者のサバイバーシップ支援」

2017年9月

今年(2017年)7月に福岡で開催された第25回日本乳癌学会学術総会から「乳がん患者のサバイバーシップ支援」「多遺伝子発現検査」に関する話題を拾った。 No.1「乳がん患者のサバイバーシップ支援」 日本人女性における悪性腫瘍のうち最も罹患率の高い乳がん。罹患数、死亡者数ともに増加の一途をたどっている。年齢層別にみると40歳から増加傾向が見られ、55~59歳でピークに達する。年齢分布では平均年齢は5...

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傷病手当金、障害年金を上手に活用しよう

2016年6月

「自身に役立つ制度をサイトで確認して安心していただきたい」と話す賢見卓也さん「院内相談室のソーシャル・ワーカーなどに気軽に相談できます」と話す石田周平さん がんの治療には一般にお金がかかる。その上、今まで通り働けない場合もあり、生活面で助けが必要になれば、そこでもお金がかかる。マイナスを少しでもプラスに転じられないか?それはがん患者に共通の悩みだ。しかし、自分にあった制度に何があり、どう使えば役に...

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仕事という「生きがい」を保てる体制づくりを医療者側からサポート

2015年5月

かどやま しげる 1985年日本医科大学卒業。東京労災病院脳神経外科等を経て、2009年職業復帰・両立支援センター主任研究者、2012年脳神経血管内治療科部長。2014年兼務にて、治療就労両立支援センター部長治療と仕事の両立が難しいなどで、がん罹患後に離職する人はまだまだ多い。そんな中、東京労災病院は2012年、治療就労両立支援センターを設け、関連病院との協力体制のもと、がん患者さんの治療と職業の...

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乳がんサバイバーの職場復帰:外来通院中の患者さんを対象に意識調査 職場復帰には周囲の理解と本人の自覚が大切

2014年10月

「時間調整ができる職場のシステムが大切」と話す小野智恵美さん「身体的負担でこれまでの仕事ができなくなるのでは‥」「雇用条件はどうなるの?」──乳がんは治療後に良好な予後が望めるがん種だ。仕事を持つ女性が乳がんになることも珍しくないが、彼女たちの大きな悩みに「就業をどうするか」ということがある。患者さんに職場復帰への本音を聞いた調査結果がまとまった。働く世代も襲う乳がん 乳がんの罹患者数は、女性では...

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外来通院の診療・治療費はすべて労災保険でまかなわれる

2014年4月

野内豊伸さん野内豊伸さん(35歳)は、通信制高校卒業後、1月号で紹介した本田真吾さんと同じ印刷会社に就職。7年間、校正印刷室でオフセット印刷の仕事をした。インキの洗浄に使う有機溶剤が原因で、2012年に胆管がんを発症。手術を受けた。13年5月に労災認定され、労災保険の療養補償給付、休業補償給付などを利用。現在、抗がん薬治療を受けながら、再就職先で仕事に励む。地下校正印刷室でインキ清浄作業に従事野内...

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印刷会社職人の罹患 業務上疾患と労災補償

2014年1月

本田真吾さん本田真吾さん(32歳)は、オフセット印刷をする校正印刷室で働いていた。洗浄用の塩素系有機溶剤にばく露。肝機能異状のため、退職。その6年後の夏、胆管がんの告知を受けた。31歳のときだ。手術を受け、抗がん薬治療を続ける。2013年3月、厚労省の調査で、有機溶剤による職業性胆管がんと認定された。本田さんは、労災補償給付を受けながら、次の仕事に向け充電中である。先輩の下、印刷職人として本田さん...

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先進医療保障付き保険に替え新たな仕事も見つけた

2013年11月

田島久人さん田島久人さん(64歳)は、長野県小諸市で田島陶器商会を営む2代目社長。陶器の販売やタイル工事を行う。49歳のとき、左の腎臓に4cmほどの腫瘍が見つかり、左腎臓と副腎を摘出する手術を受けた。腎がんだった。入院費用などは、高額療養費制度と民間の保険でカバー。3年前、先進医療保障付きの新保険にチェンジし、新たながんに備える。再検査で腎がんが発覚1997年、尿が赤色に感じたので、心配になり近く...

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傷病手当金の活用と会社の理解に職場復帰を誓う

2013年9月

北澤誠康さん元プロスキーヤーの北澤誠康さん(54歳)は、52歳のとき横行結腸がんを告知された。6時間におよぶ手術と半年間の抗がん薬治療を乗り越え、術後1年弱で職場復帰。しかし、3カ月半後に右肺転移。手術後、さらに右肺に再発が発覚。抗がん薬治療を受ける。現在、健康保険の傷病手当金と、会社の理解に支えられて、社会復帰を目指している。突然の嘔吐北澤さんは、38歳までプロスキーヤーとして活躍。1997年、...

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仕事との両立:「就労支援コーディネーター」の試みから見える相談支援のあり方 仕事と治療の両立に大事なのは、国や企業の対策と患者の発信力

2013年7月

厚生労働省の委託を受けて就労支援事業を行ったみずほ情報総研の田中陽香さん 「企業との対話には、第3者からのアドバイスが役立つようです」と話す志岐直美さん がん治療中や治療後も働き続けたいと希望する人が増えている。しかし、現実には、がんを抱えながらの就労にはさまざまな困難が伴い、治療と仕事の両立を支える社会環境の整備や、人々の意識の変化が求められている。3人に1人が離職・休職■図1 がん診断後の職業...

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