連載

レジリエンス処方箋

実例紹介シリーズ第11回 治療中の3歳児に、絵やメッセージを渡したいのだが

2023年7月

Q 治療中の3歳児に、絵やメッセージを渡したいのだが 患者さんは3歳児。動作がおかしいと感じ、6月初め保育園の健診で診てもらったがはっきりせず、「心配なら血液検査を」と言われ、小児科受診。すぐに大学病院を紹介され検査。脳腫瘍で余命1年と言われ、放射線治療中です。そこでご相談です。私は患者が通っている保育園の担任です。まだ事実を理解できないお子さんが、保育園に行きたいと言っているそうで、お友だちが書...

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実例紹介シリーズ第12回 友だちが黙って入院して娘がショックを受けている

2023年7月

Q 友だちが黙って入院して娘がショックを受けている テニス部で仲良くしていた友だちが夏休み直前に部活をやめ、そのうちLINEも既読がつかなくなり、嫌われたと娘がショックを受けていました。その後、友だちが急性骨髄性白血病で入院したと先生から聞いたそうです。それで、すごく疲れたり、ボールが当たったわけでもないのに腕にアザができていたことを思い出したと言っています。長期入院になるそうです。知らせてもらえ...

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実例紹介シリーズ第10回 34歳、独身で乳がん。生きがいが見つかりません

2022年3月

Q 34歳、独身で乳がん。生きがいが見つかりません 現在34歳の女性です。去年9月乳がんが見つかりました。コロナ禍で収入も減って不安もあったので、会社を辞め実家に戻って治療を受けました。治療は、手術と放射線治療のみで終わりました。しかし、乳がんのことを理解しない両親は、治療が終わったのだからそろそろ結婚しろとうるさく、また、地元の同級生たちの多くが結婚していて居心地が悪く、実家に戻って治療を受けた...

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実例紹介シリーズ第9回 ホルモン療法中止して子どもが欲しいのに、夫が反対しています

2022年2月

Q ホルモン療法中止して子どもが欲しいのに、夫が反対しています 私は結婚して2年、そろそろ子どもが欲しいと思っていた矢先の35歳で乳がんになりました。ホルモン受容体陽性ステージIIで全摘後、現在はホルモン療法中です。ホルモン療法は最低5年行い、治療中は妊娠できないと担当医からいわれました。これでは、治療を順調に終えても40歳すぎてしまいます。初めは、恐くてしっかり治療することしか考えていなかったの...

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実例紹介シリーズ第8回 進行がんで療養中。どう子どもと向き合っていけばいいのでしょうか

2022年1月

Q 進行がんで療養中。どう子どもと向き合っていけばいいのでしょうか 大腸がん4期とわかり、現在化学療法を行っています。治療日以外、なるべく普段どおりに過ごそうとしていますが、このところ横になる日が多くなってきました。将来のことを考えると悲しみや不安が大きく、これからやってくる死という現実にどう向き合っていけばいいのかわかりません。いちばんの気がかりは8歳の息子のことです。息子にはまだ私の病気のこと...

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実例紹介シリーズ第7回 手術後遺症の勃起障害を妻に伝えることができません……

2021年12月

Q 手術後遺症の勃起障害を妻に伝えることができません…… 51歳の男性です。直腸がん2期で術前化学放射線治療のあとに手術を受けました。がんができたところが肛門に近く、人工肛門になる可能性が高いと言われていましたが、術前治療で腫瘍が小さくなり手術では肛門を残せたのでほっとしていました。ところが、手術後、勃起しなくなり、当初は自分では精神的なものだと思っていましたが、手術後9カ月経った今でも変わりはな...

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実例紹介シリーズ第6回 認知症患者の治療の意思決定はどのように?

2021年11月

Q 認知症患者の治療の意思決定はどのように? 87歳の父が、肝がんの診断を受けました。父は施設に入所していますが、認知症と診断されています。病気について伝えましたら、そのときは自分ががんになったことに対して大変なことになったと理解しましたが、翌日になるとすっかり忘れている状態です。食欲と認知度は落ちているように思います。施設長は内科医のようですが、病院で手術などせず、施設での看取りを勧めています。...

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実例紹介シリーズ第5回 医療過誤を疑い、いつまでも苦しい

2021年10月

Q 医療過誤を疑い、いつまでも苦しい 私は2年前に29歳で娘を亡くした父親です。娘は6年前、湿疹のように皮膚が赤くなり、皮膚科クリニックでアトピー性皮膚炎と診断されました。治療を続けていましたが、ひどくなってきたようなので、しっかり検査をするために大学病院を受診するように強く勧めました。そこでもアトピー性皮膚炎との診断で、ひとまず安心しました。しかし、湿疹が全身に広がり、その後潰瘍のようになってリ...

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実例紹介シリーズ第4回 再発した妻が治療を拒否

2021年8月

Q 再発した妻が治療を拒否 去年2月に、妻の乳がんホルモン療法が終わり、妻の全快と私の退職祝いを兼ねて海外旅行に行き、お互いを労いました。会社からは嘱託でと請われたのですが、老後を2人でゆっくり楽しみたいと退職しました。今年になって妻の体調不良が続いていましたが、6月検査の結果、肺と脳に転移していることがわかりました。初めの告知のときはもちろんショックは受けましたが、乳がんについて勉強したいまは、...

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実例紹介シリーズ第3回 セカンドオピニオンを主治医に言い出しにくい

2021年7月

Q セカンドオピニオンを主治医に言い出しにくい 早期の前立腺がんと診断されました。主治医からは手術を勧められています。しかし、本やインターネットなどで調べると、前立腺がんの治療はさまざまあって、早期では無治療で経過観察することもあることなども知りました。そのため、小線源療法のほうがいいのではないかと感じています。主治医は丁寧に説明をしてくれて、親身になってくれる先生だと思いますが、手術はやはり避け...

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