各種がん

膀胱がん

新たな併用療法や新薬でまもなく大きく変わる! 進行性尿路上皮がんの1次治療

2024年9月

「20年以上もGC療法やGCb療法が第1選択だった進行性尿路上皮がんの療法が、オプジーボ+GC併用療法やパドセブ+キイトルーダ併用療法にまもなく変わるでしょう」と語る三浦さん 進行性尿路上皮がんの治療は長い間抗がん薬しかなく、2017年に免疫チェックポイント阻害薬キイトルーダが承認されたのが大きなブレイクスルーと言われました。その後少しの停滞を経て、2021年に新薬が2つ承認されました。そしてここ...

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キイトルーダ登場前の時代との比較データから確認 進行性尿路上皮がんの予後が大幅に延長!

2023年5月

「現在治療中の進行性尿路上皮がん患者さんは、キイトルーダはもちろん、バベンチオやパドセブといった新規薬剤の治療を受けることができます。これから数年後のデータでは、生存期間がさらに延長していることが期待されます」と語る田口さん 進行性尿路上皮がんの治療は、2017年にキイトルーダが使用できるようになって大きく変わりました。キイトルーダがなかった〝旧時代〟と、キイトルーダが使えるようになった〝新時代〟...

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免疫チェックポイント阻害薬や抗体薬物複合体の登場で急激に変わった進行膀胱がん(尿路上皮がん)の薬物治療

2023年1月

「パドセブは3次治療にかかわらず奏効率が40%もあり、現在1次治療の化学療法との比較試験が行われています。2、3年先には結果が出るでしょう」と語る小林恭さん 長い間、化学療法以外の治療法がなく、進行・再発がんには打つ手が非常に限られていた膀胱がん(尿路上皮がん)。2017年12月、免疫チェックポイント阻害薬の保険適用を皮切りに、2021年には新たに2剤が承認され、今日、その状況は急激に変わりました...

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尿路上皮がん(膀胱・腎盂・尿管)に新薬の期待 進行した尿路上皮がん治療に選択肢が増える

2021年1月

「古くは膀胱がんの原因に染料との関係が指摘されていました。現在は喫煙がもっとも大きな原因と考えられています」と湯浅健さん 尿路上皮がん(膀胱がん・腎盂がん・尿管がん)の進行・再発転移がんに対して、米国において新たな薬剤が承認された。「パドセブ」という抗体薬物複合体だ。免疫チェックポイント阻害薬のキイトルーダに次ぎ、これまで進行した尿路上皮がんの治療の選択肢は、化学療法以外にはほとんどなかった困難な...

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筋層浸潤膀胱がんに4者併用膀胱温存療法を施行 ~生命予後や合併症抑止に大きく貢献~

2020年6月

「4者併用膀胱温存療法は、その生命予後や合併症の抑止に大きく貢献できるということが分かったと言えます」と述べる田中さん 筋層に浸潤した膀胱がんに対する標準治療は膀胱全摘除術だが、近年、集学的治療により、膀胱を温存する治療が可能になりつつある。膀胱温存法としては、「3者併用膀胱温存療法(TMT)」という治療が行われることが多いが、東京医科歯科大学では、さらに一歩進めた、「4者併用膀胱温存療法(TeM...

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筋層浸潤性膀胱がんの最新情報 きちんと理解して、治療選択を!

2017年5月

「筋層浸潤性膀胱がんに対する膀胱温存療法は、あくまでも標準治療外であるという認識が重要です」と語る菊地栄次さん 筋層にまで浸潤(しんじゅん)した筋層浸潤性膀胱がんの場合、膀胱を摘出する手術が必要となる。しかし、標準治療外として膀胱を温存できる治療法もあると聞けば、自分は適応にならないのかと患者が思うのは当然だろう。筋層浸潤性膀胱がんと診断された場合に、治療はどのように選択していけば良いのか。専門医...

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膀胱を残す治療という選択肢を より多くの人が選べるよう実績を積んでいます

2014年6月

こばやし しゅういちろう 2001年福島県立医科大学卒業後、東京医科歯科大学医学部附属病院で研修医を務め、公立昭和病院、東京医科歯科大学医学部附属病院等の各泌尿器科を経て12年より現職。13年東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科修了。日本泌尿器科学会専門医・指導医、がん治療認定医現在、2期以降の膀胱がんでは、膀胱全摘による治療が第1選択となっている。だが、膀胱を全摘すると、自力での排尿が難しくな...

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自分に合った尿路ストーマ装具で日々の暮らしをより豊かに

2014年1月

「尿路ストーマは慣れと工夫が大切です」と話す松浦信子さん膀胱摘出手術を受けた患者さんは、膀胱の機能を補うためにストーマ(人工膀胱)になります。ここでは、より豊かな生活を送るための尿路ストーマの装具の選び方とセルフケアを紹介します。主流は回腸導管膀胱がんで膀胱や尿管を切除すると、尿を貯留することができなくなり、お腹から尿を持続的に排泄するストーマ(人工膀胱)を造設することが必要になります。ストーマを...

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膀胱がんの基礎・最新治療 高齢化に伴い罹患率が上昇 5年生存率は病期別に10~90%

2014年1月

浸潤性膀胱がんの根治を目指す古賀文隆さん膀胱がんは、ほかのがんとは少し違った性質を持つ。主要な要因も分かっている。従来のガイドライン的な治療に加え、さらに近年はハイテク機器を駆使した“日本発”の最新治療も現れた。膀胱がんの基礎から最新事情までを都立駒込病腎泌尿器外科医長の古賀文隆さんに聞いた。Q1 膀胱の役割は?尿を作り、溜めて体外に排泄する臓器・器官をまとめて尿路といいます。尿路は、腎臓、腎盂・...

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低侵襲、しかしがんの芽はしっかり摘む! 膀胱をとらずに治す「大阪医大式膀胱温存療法」とは

2014年1月

「生存率、再発率ともに全摘よりもよい成績を出しています」と話す東 治人さん膀胱がんは筋層まで浸潤すると、膀胱全摘手術が一般的だ。ストーマや代用膀胱などの方法はあるが、やはりQOL(生活の質)の低下は否めない。これに対して抗がん薬と放射線を組み合わせて独自の治療法を実施、膀胱を温存しながら高い治療成績を挙げているのが、大阪医科大学泌尿生殖・発達医学講座泌尿器科学教室教授の東治人さんだ。もっと詳しく知...

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