リンパ節転移のある膀胱がん。化学療法後の治療は
2016年8月
父(72歳)が膀胱がんと診断され、内視鏡下手術を受けたところ、上皮内がんを伴うT1(粘膜下層浸潤のある)膀胱がんとのことでした。その後BCG膀胱内注入療法を行う予定だったものの、直前の画像診断でリンパ節転移が判明し、BCG膀胱内注入療法の代わりに化学療法(GC療法:*ゲムシタビン+*シスプラチン)を行い、リンパ節のがんは小さくなりました。今後の治療法はどのようになるのでしょうか。また、リンパ節に再...
膀胱がん
2016年8月
父(72歳)が膀胱がんと診断され、内視鏡下手術を受けたところ、上皮内がんを伴うT1(粘膜下層浸潤のある)膀胱がんとのことでした。その後BCG膀胱内注入療法を行う予定だったものの、直前の画像診断でリンパ節転移が判明し、BCG膀胱内注入療法の代わりに化学療法(GC療法:*ゲムシタビン+*シスプラチン)を行い、リンパ節のがんは小さくなりました。今後の治療法はどのようになるのでしょうか。また、リンパ節に再...
2016年8月
膀胱がんになり、低悪性度の表在がんと診断され、内視鏡下手術でがんを切除しました。今後は3カ月ごとに受診し、経過を観察することになっています。しかし、術後から排尿、排泄時の痛みが続き、夜中に2~3回、尿意のため目が覚めることがあります。手術の後遺症であれば、いずれ改善されますか。何か対策はあるのでしょうか。(60歳 男性 埼玉県)A 症状の強さによって鎮痛薬や頻尿改善薬を使うがん・感染症センター都立...
2016年8月
70歳になる夫が膀胱がんと診断されました。転移のない筋層非浸潤がんで、内視鏡でがんを切除しましたが、術後の病理検査の結果、がんが残存している可能性が高いということで、もう1度内視鏡下手術を受け、さらにBCG膀胱内注入療法をするかもしれないと言われています。BCG膀胱内注入療法はどのような場合に行うのですか。また、この治療法の副作用も教えてください。(66歳 女性 香川県)A BCGに対する患者さん...
2015年1月
尿管がんで右の腎臓も併せて摘出しました。その半年後に肺に転移していることがわかり、*ジェムザールと*パラプラチンの抗がん薬治療を始めました。しかし、ジェムザール投与のあと白血球が減ったということで、2回目のパラプラチンができない状態が続いています。私が心配なのは腎臓の機能です。クレアチニンの値は1.6で透析はまだ必要ないと言われていますが、腎臓に負担がかからないもっといい抗がん薬はないでしょうか。...
2014年5月
膀胱がん(T2)で手術を受けることになりました。あまり手術後負担にならないような方法を望んでいます。膀胱を再建する方法もあるようですが、これは手術前と変わらないような排尿はできますか?(59歳 男性 岐阜県)A 尿路変向術では、回腸導管が多用NTT東日本関東病院泌尿器科部長の亀山周二さん回腸導管、尿管皮膚ろう術は、腹壁にパウチを装着して尿を集める方法です。パウチの張り替えは慣れれば数週に1回程度と...
2014年5月
膀胱がんのT1期で内視鏡的切除(TUR)でがんを取ることができましたが、再発の可能性があるため今後も治療を続けると言われました。再発を非常に心配しています。BCGを膀胱内に入れる治療をするそうなのですが、再発はどのくらい抑えられるのでしょうか。また、BCGは結核菌とのことで、小さい子供がいるのでトイレの使い方などに不安を感じています。(43歳 男性 静岡県)A BCGは再発防止に高い効果。人には影...
2011年7月
昨年11月に膀胱尿路上皮がん(T1 N0 M0)と診断され、TUR-BT*を受けました。腫瘍は1センチ弱が1個、3ミリが1個の計2個でした。今年1月から毎週1回、計7回の抗がん剤の膀胱内注入療法(エピルビシン*塩酸塩10ミリグラムを注入して1時間後に抗がん剤を出す治療)を行いました。しかし、4月に3ミリの腫瘍が1個見つかり、再度TUR-BTを受けました。胸部、腹部のCTでは異常ありません。お聞きし...
2011年4月
ステージ3の膀胱がんと診断され、膀胱を全摘手術することになりました。がんの告知以上にショックだったのは、勃起障害になるかもしれないと言われたことです。自分にはとても耐えられません。しかし、そんなことを言うのは恥ずかしいし、「がんになったというのに、何を言ってるのか」と言われそうで、主治医にも、家族や周りの誰にも本音を言えません。膀胱を全摘しても、勃起障害にならないようにすることはできませんか。(奈...
2011年4月
ステージ1の膀胱がんになり、膀胱の温存手術をすることになりました。再発予防のため、抗がん剤かBCGを膀胱に注入する治療が行われるかもしれないということです。BCGを注入するということは、結核菌を膀胱に入れるということだと思います。私は20代で結核になったことがありますが、この治療はできるのでしょうか。また、できる場合も普通の人よりひどい副作用が出ることはありませんか。一般的に、どんな副作用があるの...
2011年4月
71歳の父のことでご相談します。1年半前に膀胱がんと診断され、すでに鼠蹊部のリンパ節に転移していました。内視鏡手術後、ジェムザール*とシスプラチン*併用の化学療法と放射線療法をしたところ、CT検査の結果、膀胱内がきれいになり、リンパの腫れも3分の1程度にまで縮小していました。昨年の春からUFT*を飲み始めましたが、半年前に鼠蹊部や頸部にしこりができました。前回放射線をかけていない部分に放射線をかけ...