闘病記

私の生きる道

意見をたくさん聞く。そして、気持ちを聞いてもらう。 甲状腺がんを経験した女優・斉藤こず恵さん

2013年10月

さいとう こずえ1967年、東京都出身。劇団「若草」で子役に。1974年NHK連続ドラマ『鳩子の海』主演。1976年、『山口さんちのツトム君』で歌手デビュー。その後、芸能活動を休止し、アメリカの大学に進学。93年、教会の聖歌隊に参加するなどブルース歌手としても活動。現在、劇団「Stinky」を共同主宰。 昭和40年代、まだ「子役」という存在が珍しかったころ、6歳で国民的なスターになった斉藤こず惠...

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無理はしない。できることからする。子宮頸がんを乗り越えよう! 子宮頸がんの手術から復帰した女優・古村比呂さん

2013年9月

こむろ ひろ1965年北海道生まれ。1985年、北海道のローカル番組出演中に放送作家の景山民夫氏にスカウトされ上京。クラリオンガール準グランプリに選ばれる。1987年NHK朝のテレビ小説「チョッちゃん」のヒロインを務め一躍人気女優に。現在、女優として活動を続けるほか子宮頸がんの正しい知識や検診の啓発に努めている。 1980年代のアイドル全盛時代に北海道でスカウトされ、上京した古村比呂さん。慣れな...

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患者は医者を選ぶべき。そして、明るく元気に乗り切ろう 大腸がんから23年、第一線で活躍する喜劇役者・大村 崑さん

2013年8月

おおむら こん1931年、神戸市生まれ。1957年コメディアンとして舞台に。1958年民放開局と同時に「やりくりアパート」でテレビデビュー。以後「番頭はんと丁稚どん」「とんま天狗」などの個性的な演技でお茶の間の人気者に。「ちびっこのど自慢」の司会や1970年大阪万博「子供の祭り」を演出するなど多彩に活躍した。2000年日本喜劇人協会8代目会長に。テレビや舞台で活躍中。 元気はつらつ!――のCMで...

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「積極的な夢」そして「人任せにしない知識欲」 子宮頸がんも糧にしたマンガ家・里中満智子さん

2013年7月

さとなか まちこ1948年大阪生まれ。高校2年生のときに『ピアの肖像』で第1回講談社新人漫画賞を受賞。1974年『あした輝く』『姫がいく!』の両作で講談社出版文化賞受賞。ヒット作に『アリエスの乙女たち』『天上の虹』など。2010年には文化長官表彰。文部科学省、科学技術省など多数の委員を歴任。大阪芸大芸術学部教授 16歳の高校生時代からプロの漫画家として第一線を走り続ける里中満智子さん。31歳で見...

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できないことを嘆くより、できたことを喜ぶ――挑戦を続けていきたい 仙骨巨細胞腫による2度の手術を乗り越え、3度のパラリンピック出場 アテネ/北京/ロンドンパラリンピック卓球日本代表選手・別所キミヱさん

2013年7月

べっしょ きみえ1947年広島県生まれ。1989年に仙骨巨細胞腫を発症。足の自由を失い、車いす生活となる。45歳のときに卓球に出会い、52歳で日本代表初選出。アテネ(2004)/北京(2008)/ロンドン(2012)パラリンピック代表。アジア選手権(2013)、世界選手権(2014)、リオパラリンピック(2016)出場も視野に入れている。世界ランキング5位(2013年4月1日現在) 治療がやっか...

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想像を絶する体験をしたからこそ言える「子宮頸がんは撲滅できると思います」 子宮頸がん予防の啓発を続ける女優・仁科亜季子さん

2013年6月

にしな あきこ1953年、歌舞伎俳優十代目・岩井半四郎の次女として生まれる。1972年学習院女子高等科卒業後、NHKドラマ「白鳥の歌なんか聞こえない」でデビュー。その後約6年間NHK大河ドラマなどで清純派女優として活躍。結婚を機に1979年~1998年の芸能活動休止を経て、1999年春に芸能界復帰。自身の経験を元に、がん治療に関する講演を行うなど、幅広い活動を行っている。 歌舞伎役者を父親に、女...

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ストレスを受け持ってくれたがん。自分から縁遠い存在ではありません 女優復帰直後に大腸がん治療を経験した長谷直美さん

2013年5月

はせ なおみ17歳で航空会社のミス・コンテストに入賞したことをきっかけに芸能界デビュー。「俺たちの朝」「太陽にほえろ」などの人気番組に出演するなど〝青春ドラマの華〟として活躍した。結婚後パリに移住したが、離婚などを経験。昨年春、17年ぶりに帰国した。芸能界にも復帰し、ゴールデンタイムのバラエティ番組に出演するようになった。 長谷直美さんは1970年代から80年代にかけて、青春ドラマを中心に端麗な...

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未亡人、がん……これで私も一人前だと思いました 乳がんの全摘手術後、世界を飛びまわる元首相夫人・橋本久美子さん(77)

2013年4月

橋本久美子 はしもと くみこ1941年東京生まれ。聖心女子大ではテニス部主将を務める。1963年、衆院議員に初当選したばかりの龍太郎氏と結婚。龍太郎氏は1996~1998年に首相。現在、日本介助犬協会会長、国際なぎなた連盟会長など。橋本久美子さんは元首相・故橋本龍太郎さんの夫人。ポマードで頭髪を固めて威厳を放つ発言をしていた夫君とは対照的に、気さくで飾り気のない話をしてくれた。がんに立ち向かうには...

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信頼できる医師に巡りあえたからこそ、今の自分がいます 膀胱がんと心筋梗塞の2つの大病を経験した児童読み物作家・山中 恒さん

2013年3月

山中恒 やまなか ひさし1931年、北海道小樽市出身。大学在学中より同人誌に作品を発表、『赤毛のポチ』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。児童読み物作家として創作活動を続ける一方、戦時史の研究にも取り組む。戦時下の生活を記録した『ボクラ少国民』『暮らしの中の太平洋戦争』など著作も多数がんで初めて“死”というものを意識し、その後心筋梗塞を経験、まさしく生死の境をさまよった児童読み物作家の山中恒さん。「...

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「生かされている」思いを新たなエネルギーへ 胃がんを克服し、今は前立腺がんと同居するDJの巨匠・小林克也さん

2013年2月

こばやし かつや1941年、広島県福山市出身。29歳でラジオDJデビュー。「スネークマンショー」など伝説的な番組を手がけてきた。ラジオDJ歴40年を越えた現在も、9時間の生放送の番組を担当中。衰えを知らないDJ界の巨匠。 日本で最も存在感のある声は小林克也さんの声だろう。70年にラジオ番組のディスクジョッキーとしてデビューして以来、40年以上、DJの第一人者としてフル回転してきた。しかし、06年...

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