暮らし

心のケア

「お母さんはいつも怒っている」

2014年3月

昨年夏、定期検診で乳がんが見つかり手術を受けました。リンパ節や他の部位への転移もなく、今はホルモン治療を継続しています。3 カ月前からは仕事にも復帰し、ようやく以前と同じ暮らしを取り戻したと思っていたのですが、そううまくはいきませんでした。手術を受ければ体調はすぐに元に戻ると思っていたのですが、快調にはほど遠い状態です。ところが現実はシビアそのもの。仕事は残業続きで、家に帰ると疲労困憊して家事も思...

詳細はこちら

「がんになって夢がついえてしまった」

2014年2月

ステージⅡの乳がんが見つかって2 年。現在も術後のホルモン療法を続けています。がんを患って最もつらかったのは、以前から抱いていた夢の実現が難しくなったこと。私は結婚するまで、ある病院で看護師として働いており、アフリカでボランティアとして働いている先輩看護師を見習って、自分も同じように、途上国で困っている人たちの役に立ちたいと願っていました。小学校低学年の子供が高校生になったら、海外医療ボランティア...

詳細はこちら

「妻ががんになって、愛を見つけたが」

2014年1月

2013年8月、30年連れ添った妻に大腸がんが見つかりました。発見時にはすでに肝臓に転移し、手術できない状態。抗がん薬による化学療法を続けていますが、予断は許されません。そんな状況の中で、私自身の気持ちが大きく揺らいでいます。率直に言って、これまでの私は夫としては失格でした。結婚以来、いつも仕事最優先で、家庭を顧みることも、妻の存在を意識することもほとんどありませんでした。でも妻ががんを患い、余命...

詳細はこちら

「恋人や友人が去って行ってしまった」

2013年12月

乳がんのステージⅡと診断されました。これから手術や抗がん薬治療を受けることになっています。再発の不安を抱えながら、治療と仕事を両立させる日々のことを考えるとどうしても気が滅入ってしまいます。恋人や友人と一緒にいても、楽しい気持ちになれず、自分だけがなぜ、こんな思いをしなくてはならないのかと、不条理を感じて苛立ちが募り、八つ当たりをすることもしばしばです。最近では、友人たちは私を敬遠し始め、恋人とも...

詳細はこちら

がん哲学――それは人生をリセットさせる方法

2013年11月

「がん哲学外来」が順天堂大学医学部附属順天堂医院で開かれたのが2008年。それから5年、「がん哲学」を作った病理・腫瘍学教授の樋野興夫さんの真髄は徐々に全国へと広まり、なんと32カ所で「がん哲学カフェ」が開かれています。そして今回、このがんサポート誌上にもがん哲学カフェがオープンしました!樋野興夫 ひの おきお順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授1954年島根県生まれ。順天堂大医学部病理学教授、医学博...

詳細はこちら

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート4月 掲載記事更新!