検査・治療法

ホルモン療法

閉経前乳がん患者さんには、リスクに応じたホルモン療法が重要

2015年4月

「閉経前の患者さんに対しては、リスクに応じた術後ホルモン療法が必要です」と語る木下貴之さん 手術後、再発を予防するための治療として、ホルモン療法は重要な役割を果たす。とはいえ、ホルモン療法にも副作用はあり、闇雲に行えばいいというものではない。再発リスクに応じた薬剤投与が重要になってくる。 手術後の再発予防にホルモン療法が行われる 乳がんが早期に発見されて手術を受けても、そのままでは再発してくること...

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新薬ラッシュ!去勢抵抗性前立腺がんはどう治療していくべきか

2015年3月

「新薬の効果は高いですが、いずれも高額なので、使用にあたってはコストについても考慮が必要です」と語る赤倉功一郎さん 前立腺がんはホルモン療法が有効だが、それが効かなくなると、病状が再び悪化してしまう。この状態を「去勢抵抗性前立腺がん」と呼ぶが、これまで去勢抵抗性前立腺がんになると、治療選択肢は限られていた。こうした中、昨年(2014年)には新薬3剤が相次ぎ登場。去勢抵抗性前立腺がんの治療が大きく変...

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低コストで安全かつ効果的な進行前立腺がんの順次薬物療法

2015年3月

「日本の社会状況や日本人の性質を考慮した薬物療法が必要です」と話す藤井靖久さん 超高齢化社会において急増する国民医療費は大きな問題だ。進行前立腺がんに対する「順次薬物療法」は、日本人にとって有効で安全であるだけでなく、コストも考慮した新しい治療法。どのように薬を選択していくのか、その方法について専門医に聞いた。 治療効果と安全性に加え、コストも考慮する 高齢者に多く発症する前立腺がんは、高齢化が進...

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高齢者は前立腺がん治療法の長所・短所を理解して選択

2015年3月

「高齢前立腺がんの患者さんは併存疾患や治療の副作用に注意してください」と話す上村博司さん 社会の高齢化とともに前立腺がんは急増し、2020年ごろには胃がんを抜いて男性がん罹患患者数のトップになると予測されている。多様化している前立腺がんの治療法に対し、高齢の前立腺がん患者さんは、どんな治療法を選び、どんな点に注意したらいいのだろうか。 前立腺がんは60代から急増 75歳以上の高齢者も多い 近年、前...

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ホルモン療法の耐性を分子標的薬で補う

2014年10月

「分子標的薬の登場でホルモン療法が大きく前進しています」と話す向井博文さんかつてはほぼすべての乳がん患者に行われていたホルモン療法。現在では、対象者が絞られた上、分子レベルでの研究が進んだことで急激な進歩を遂げている。ホルモン療法の難点である耐性に対して、分子標的薬との併用で大きな効果が出ることがわかった――乳がんの最新の治療に詳しい専門家に聞いた。ホルモン療法耐性に対する新しい治療 乳がんの現在...

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最新ホルモン療法:Gn-RHアンタゴニストの新登場でホルモン療法はどう変わっていくか? 効かなくなっても、あきらめない。前立腺がんの最新ホルモン療法

2013年2月

「前立腺がんは新しい薬剤が次々と開発されています」と話す市川智彦さん 前立腺はホルモンと関係が深いだけに、ホルモン療法は、転移のある場合や、高齢で手術ができないという患者さんに対しても有効な治療法。昨年には新たなホルモン薬も登場しており、患者さんにとっては大きな武器が1つ増えたことになりました。男性ホルモンでがんが増殖男性ホルモン(アンドロゲン)によって増殖する前立腺がんには、男性ホルモンを遮断す...

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ホットフラッシュ、関節痛、倦怠感を抑えられるか?古くて新しい薬 ホルモン療法のつらい副作用を漢方で乗り切る

2012年8月

ホルモン療法の副作用ケアにも 漢方が有効と語る 岡本英輝さん ホルモン療法は抗がん剤治療に比べ副作用は小さいが、継続するべき期間は長くなるので、些細な副作用でも問題となります。 千葉大学医学部付属病院和漢診療科では、そんな副作用を軽減するために漢方の処方が行われています。 更年期障害に似た副作用 さまざまな生薬が配合され、漢方は作られる 乳がんのうち、女性ホルモンであるエストロゲンの...

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ホットフラッシュ、関節痛、うつに対処し、治療を完遂する方法 ホルモン療法中のつらい副作用は、こうして乗り切る!

2012年7月

「ホルモン療法の副作用は、 関節痛が多いです」と話す 蒔田益次郎さん 乳がん手術後のホルモン療法に伴い、ほてりやのぼせ、うつなどの更年期症状が現れることがある。 また、関節痛や骨粗鬆症などの副作用で、ホルモン療法を中止せざるを得ないケースも少なくない。副作用を和らげる対処法を紹介する。 治療期間が長いと再発予防効果が高い乳がんの約7割の患者さんで行われるホルモン療法。ホルモン療法の薬剤には...

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整形外科との協力で関節痛などの副作用を緩和している 副作用をコントロールして乳がん術後ホルモン療法を乗り切る

2009年3月

横浜市立大学付属 総合医療センター 乳腺・甲状腺外科部長の 石川孝さん はやし整形外科院長の 林毅さん 乳がんのホルモン療法でアロマターゼ阻害剤の治療を受けていると、関節の痛みやこわばり、骨粗鬆症などの副作用が現れ、日常生活に支障が出ることがある。そうした場合、治療を中止せざるを得なくなる場合があるが、こうした副作用を他の診療科との協力によって見事にコントロールして乗り切っているケース...

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骨粗鬆症など、骨関連事象の対処法と生活上の留意点 乳がんホルモン療法の副作用と対策

2008年10月

聖路加国際病院 ブレストセンター・乳腺専門医の 矢形寛さん 乳がんのうち、女性ホルモンであるエストロゲンの影響を受けて増殖するタイプのがんでは、ホルモン療法が有効。 だが、ホルモン療法はエストロゲンを働けなくさせるため、更年期障害と同じような症状とともに、骨がもろくなって骨折しやすくなる骨粗鬆症や、つらい関節痛などの副作用を伴う。そこで今回は特に、骨関連事象とその対策についてまとめた。 ホ...

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