1. ホーム > 
  2. 連載

連載

腫瘍内科医のひとりごと 142 1回だけの治療でがんが消える治療!

2022年10月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 コロナ流行が続いてもう3年になります。マスク、手の消毒はやっても、人流を制限しないで、本当に大丈夫なのだろうか? 特効薬はなく、亡くなる方もたくさんおられ、毎日、夕方の感染状況の報告が気になりま...

詳細はこちら

腫瘍内科医のひとりごと 141 甲状腺腫と田舎暮らし

2022年9月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 これはAさん(63歳、男性)のお話です。会社を退職した後、ひとり、庭のわずかな畑で野菜を作り、毎日山を眺めて過ごしています。今年は畑にメロン、スイカ、カボチャを植えました。庭から続く坂を下りると...

詳細はこちら

腫瘍内科医のひとりごと 140 間質性肺炎……免疫チェックポイント阻害薬の副作用

2022年8月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 Aさん66歳男性、進行肺がんと診断され、がんの塊は両側の肺に認め、手術は無理で、薬物治療となりました。抗がん薬治療では、3~4週を1サイクルとして、4クールの予定で開始されましたが、最初の1クー...

詳細はこちら

腫瘍内科医のひとりごと 139 帯状疱疹ワクチン

2022年7月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 Aさん56歳、男性です。昨日から、右の肩から腕にかけてチクチクするというのです。皮膚には何も変化はありません。1年前に胃がんの手術後に、抗がん薬治療を受けていた患者さんです。私は帯状疱疹を疑うと...

詳細はこちら

腫瘍内科医のひとりごと 138 開発進む抗体薬物複合体

2022年6月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 68歳、男性。微熱が続き、頸部、鼠径部のリンパ節腫大があり、B病院を受診しましたが、診断がつかず、経過をみることになりました。しかし、半年経っても時々高熱となり、体重は4㎏減り、リンパ節は大きく...

詳細はこちら

第17回 サバイバーという生き方 がんに傾かない体質を目指す!

2022年5月

今中健二さんプロフィール 中医師。中国江西省新余市第四医院医師。神戸大学大学院非常勤講師。1972年兵庫県生まれ。学生時代に母親をがんで亡くした経験から医療に関心を持ち、社会人経験の後、中国国立贛南医学院に留学。中医師免許を取得し、新余市第四医院で治療に従事。2006年帰国。神戸市を起点に中国伝統医学の普及に努める。西洋医学との垣根を超えた「患者の立場に立った医療技術」発展のため、医師や看護師、医...

詳細はこちら

腫瘍内科医のひとりごと 137 成人T細胞白血病(HTLV-1)キャリア

2022年5月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 日本では、がんの発症に起因するウイルスとして、肝がんと関連するB型・C型肝炎ウイルス、子宮頸がんと関連するヒトパピローマウイルス(HPV)、そして成人T細胞性白血病ウイルス1型(HTLV-1)が...

詳細はこちら

ドイツがん患者REPORT 91 ドイツレポートを振りかえって 後編 最終回

2022年5月

「懲りずに夢を見ながら」ロックギタリストを夢みてドイツに渡った青年が生活に追われるうち大腸がんに‥ 5年間の抗がん薬治療の終了と復活への期待 2012年に、腹膜に再発した腫瘍を切除しました。このときは切除後にゼローダ(一般名カペシタビン)の服用、5年間を目安に始めました。2008年11月の発病からの3年半の間、術前化学放射線療法の副作用、ストーマを1年装着した後遺症で、腹痛や排便障害に悩まされてい...

詳細はこちら

腫瘍内科医のひとりごと 136 がん治療と妊娠・出産

2022年4月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 先日、テレビで、妊娠中の女性が新型コロナに感染し、某大学病院で治療を受けている録画を見ました。病状は悪化し、エクモ治療で命を何とか保っていました。いよいよ厳しい状況になって、夫は、担当医から「母...

詳細はこちら

ドイツがん患者REPORT 90 ドイツレポートを振りかえって 前編

2022年4月

「懲りずに夢を見ながら」ロックギタリストを夢みてドイツに渡った青年が生活に追われるうち大腸がんに‥ 2014年12月号から始まった連載は、最初は単発のレポートからでした。2013年に応募した闘病記が入選したのがきっかけで、編集者にミュンヘン大学病院で行われるがんイベントについて話したところ、「取材してみませんか?」とお誘いを受け、喜んで引き受けた後、連載のお話をもらいました。がん闘病で仕事ができな...

詳細はこちら

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート4月 掲載記事更新!