患者サポート

患者のためのがん医療

さまざまな疼痛コントロール法を組み合わせて がんの痛みで動けなくなる患者さんを減らしたい

2014年8月

かみじま けんや 1996年香川医科大学(現・香川大学)卒業後、横浜市立大学医学部附属病院麻酔科に入局。2002年よりNTT東日本関東病院ペインクリニック科に勤務。日本麻酔科学会麻酔指導医、日本ペインクリニック学会認定医海外の医療機関と比べると、日本ではがんに伴う痛みのケアはまだまだ十分とはいえない。そんな中、NTT東日本関東病院のペインクリニック科では、神経ブロック療法を中心にがんの痛みのコント...

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稀な病気だから、多施設で手をつないだ研究と治療が必要です

2014年7月

うえだ たかふみ 1982年北海道大学医学部卒業後、大阪大学医学部整形外科学教室入局。89年同大学院医学系研究科博士課程修了。大阪府立成人病センター、星ヶ丘厚生年金病院等を経て、2006年より現職。大阪大学医学部臨床教授併任。骨軟部肉腫治療研究会(JMOG)代表理事、日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本整形外科学会整形外科専門医等患者さんの数が国内で年間わずか数千人という骨軟部肉腫は、その希少さ...

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膀胱を残す治療という選択肢を より多くの人が選べるよう実績を積んでいます

2014年6月

こばやし しゅういちろう 2001年福島県立医科大学卒業後、東京医科歯科大学医学部附属病院で研修医を務め、公立昭和病院、東京医科歯科大学医学部附属病院等の各泌尿器科を経て12年より現職。13年東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科修了。日本泌尿器科学会専門医・指導医、がん治療認定医現在、2期以降の膀胱がんでは、膀胱全摘による治療が第1選択となっている。だが、膀胱を全摘すると、自力での排尿が難しくな...

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骨転移のある患者さんが リハビリで自分らしい生活を取り戻せるように

2014年5月

おおもり まいこ 1999年慶應義塾大学医学部卒業後、同リハ医学教室に入局。2001年より慶應義塾大学月ヶ瀬リハビリテーションセンター、慶應義塾大学病院リハビリテーション科などに勤務し、現在に至る。日本リハビリテーション医学会認定臨床医、専門医、指導責任者がん治療中・後のQOL(生活の質)向上の鍵を握るのが、リハビリテーションだ。だが、骨転移のある患者さんを対象としたリハビリには、基準と呼べるもの...

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「がん難民」は救済できるのか?――(後編)

2014年4月

「患者さんのサポートを継続していくには行政や医療機関を巻き込み、地域ぐるみでサポートしていくことが重要」と話す NPO法人ミーネット代表の花井美紀さん「薬物療法だけが『希望』と思わせる風潮が がん難民の原因」と主張する高野利実さんがん体験者が、患者さんと医療の隙間を埋める近年、がん患者さん・家族への支援活動として行われているピアサポーターによる「がん相談」。ピアとは「同じ立場」「仲間」の意。*傾聴...

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「がん難民」は救済できるのか?――(前編)

2014年3月

「自分のペースで、がんと共に生きることが大事」と話す高野利実さん。独自の見方で、がん難民救済に励むがんの闘病に伴う不安や悩みを抱える患者さんや家族をサポート(支援)する体制が多岐にわたり整いつつある。これまでのサポートは手薄で、治療の停滞や、生活に支障を来す原因となることがあった。その部分をカバーする支援活動は、医療の枠組みとして、あるいはボランタリー的活動として行われている。今後のがん医療の在り...

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患者のためのASCO特集 ASCO 2011で注目される5つの報告 質の高い生活を長期にわたって過ごすための新知見発表!

2011年8月

ASCO最新報告 米国臨床腫瘍学会(ASCO)の第47回年次集会が、6月3日~7日の5日間にわたって、米国シカゴで開催された。 今年のテーマは、「Patients(患者)、Pathway(経路)、Progress(進歩)」。インターネット記者会見で紹介された今年注目の5演題を紹介する。 米国シカゴで開催された米国臨床腫瘍学会。世界各国から多くの人が集まった 第47回となる年次集会では、...

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子供に親のがんをどう伝え、どう支えるか 子供のいるがん患者支援と米国で開発された「チャイルド・ライフ・プログラム」の中身

2008年10月

乳がんのセルフサポートグループ、VOL-Netと製薬会社のノバルティスファーマ株式会社との共催によるキャンサー・サバイバー・フォーラム、「子供に親のがんをどう伝え、どう支えるか」が7月19日に開催された。 がん患者が増える中で、子供に親のがんを伝えるべきなのか、伝えるとすれば誰が何をどう伝え、どう支えればいいのか。日本では、ようやく患者への情報提供が行き渡ったところで、子供への情報提供まではまだ手...

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11年間5000件に上る血液がん患者さん電話相談の現場から 患者さんが言いたいけれど言えない「もう一言」を受け止めたい

2008年9月

NPO法人 血液情報広場つばさ代表の 橋本明子さん 97年から5000人以上の電話相談を受けてきた、血液がん患者団体「NPO法人血液情報広場つばさ」代表の橋本明子さん。 今年6月には、血液がんと乳がんに相談領域を広げて、NPO法人「日本臨床研究支援ユニット」が事務局機能を担う 「がん電話情報センター」にて、電話相談にあたっている。日々受けている電話相談から感じた、血液がん患者さんの苦悩や言いた...

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がん治療最前線の米国で治療を受けるための手順と留意点 あなたが米国の病院で先端がん治療を受けることを望むなら

2008年8月

アメリカはがん治療の分野で最先端を走っている。日本で使えない抗がん剤や外科手術の実績の数や放射線治療にも秀でている。 さらに、ドクターを中心にナースや麻酔医などのチーム医療も日本よりも進んでいる。 MDアンダーソンを始めアメリカで先端がん治療を受けることを望むなら、患者はどのようにすればいいのだろうか。 そのサポートをする2つの法人を取材し、そのシステムを聞いた― 海外からの患者受け入れ体制も整...

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