患者サポート

患者のためのがん医療

日本のがん治療が新たなステージへ がん対策基本法で何が変わるか?

2007年5月

日本は男女共に、世界有数の長寿国となった。これは、診療のほとんどすべてが公的保険によってまかなわれるという「国民皆保険制度」によるところが大きい。国民は全国どこにいようと、一定水準の医療を一律の自己負担で提供されている。米国がGDP(国内総生産)の約15パーセントの予算を医療に投じているのに対し、日本は約半分の8パーセント。日本の費用対効果は大変高く、医療政策の観点からは、世界では類を見ない成功を...

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診療科の垣根を取り払い、「患者中心」の医療を実践 癌研有明病院消化器センターのキャンサーボード

2005年7月

癌研有明病院(東京都江東区、700床) まだまだ発展途上の未来都市空間、ゆりかもめの有明駅の左手に高くそびえ立つ真新しいビルに足を踏み入れると、木目調の床にゆったりとした椅子が並べられていた。一見、ホテルのロビーのような雰囲気。そこを過ぎると天井から光を取り入れた吹き抜けのフロアがあり、右隅にグランドピアノが置かれ、壁には絵画が飾られている。ただ、フロアには何も置かれていない。大規模災害が起きた...

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声を上げ、風をおこそう! 医療を患者の手にするために

2005年5月

肝臓がんを発病するまで がん治療の最前線で患者のための 診療に精力を傾けていた 三浦捷一さん 日本のがん医療は、欧米に20年遅れているといわれます。 考えてみれば、インフォームド・コンセントやセカンドオピニオンなどといった、新しい医療の考え方はほとんど欧米から持ち込まれたものです。 その遅れた中に、患者の側から新しい小さな風を吹き込もうとしている人がいます。大阪在住のがん患者であり医師...

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良い医療は、患者と医療者と行政が協力しあうことから始まる 患者よ! 声を上げよう。患者本位の医療の実現に向けて

2005年5月

日本がん患者団体協議会理事長の 山崎文昭さん 日本のがん医療の現状は、欧米の水準と比べて大きく遅れを取っている。 腫瘍内科医数は圧倒的に不足し、世界の標準的な抗がん剤が、未承認や保険適応外で治療を受けられない現実がある。 日本のがん医療は今、大きな転換を迫られている。 しかし、今までのように医者任せ、行政まかせでは患者本位の医療は望めない。 よりよいがん医療を求めるには、患者自...

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確かな情報をつかむために、患者とその家族はどう対処すべきか 対談 埴岡健一VSまつばらけい

2005年5月

まつばらけいさん まつばら けい 1960年、東京生まれ。2000年2月、子宮がんの手術を受けた。同年、患者会を発足その2年後、父親が前立腺がんC期に、さらにその1年後に母親が大腸がん4期とわかり、昨年母親を看取っている。 自らががん体験者であると同時に、がん患者の家族、遺族でもある。 共著書に『子宮・卵巣がんと告げられたとき』(岩波アクティブ新書)、『なぜ婦人科にかかりにくいの?』(築地書館)...

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がん情報の上手な活用の仕方 〝情報戦〟の最前線にいる新聞記者として、自らも確かな情報を集めるがん患者として

2005年5月

ほんだ まゆみ 1991年お茶の水女子大学卒。同年、読売新聞社入社。東北総局(仙台)、厚生労働省記者クラブ、長期連載「医療ルネッサンス」などの担当を経て、2000年から社会保障部で、医療保険や介護保険制度の取材を担当している。 闘病体験をもとに、連載コラム「患者・記者の視点」を、読売新聞「くらし安心」面で2003年4月に開始。 伊ミラノに本部を置くNPO「European School of On...

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個人情報保護法によってカルテの取り扱いはこう変わる

2005年5月

医療問題に詳しい弁護士の 坂本団さん 医療事故が多発するなかで、現場でカルテが改ざんされているのではないかとの批判がある。 2005年4月から個人情報保護法が施行されることによって、医療機関はカルテや看護記録、レセプト(診療報酬明細書)など、医療情報を原則開示しなければならなくなった。 開示の義務化で医療の信頼性を高め、患者本位の医療につながるのではないかとの期待も高い。 医療問題...

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