検査・治療法

凄腕の医療人

神経膠腫における最大限の腫瘍摘出と、最小限の術後神経症状の両立を実現

2015年9月

村垣善浩 東京女子医科大学先端生命医科学研究所大学院研究科先端生命科学系専攻先端工学外科学分野教授/医学部脳神経外科教授(兼任)東京女子医科大学の村垣善浩さん神経膠腫(グリオーマ)は、腫瘍と正常組織の境界が不鮮明で、グレードがあがるとより悪性となり、摘出が極めて難しく予後も悪い。そんな神経膠腫に対して、あらゆる手技とテクノロジーを駆使して、最大限の腫瘍摘出と最小限の術後神経症状の両立を実現してきた...

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がん体験者が充実した生活を送れるよう「がんサバイバーシップ」普及に情熱を傾ける

2015年8月

山内英子 聖路加国際病院ブレストセンター長/乳腺外科部長聖路加国際病院ブレストセンター長/乳腺外科部長の山内英子さんがんは「不治の病」のイメージが強いが、治療法などの進歩により、治療後もケアをしながらずっと付き合っていく「慢性疾患」と捉えるべきケースが増えている。若い患者さんや早期発見の多い乳がんはとくにその要素が強い。このようなケースを嚆矢として「がんの治療を終えてからの人生をどう充実させるか」...

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世界中が待望していた〝首に手術痕が残らない甲状腺内視鏡手術〟を開発

2015年7月

清水一雄 日本医科大学名誉教授/医療法人金地病院名誉院長日本医科大学名誉教授/医療法人金地病院名誉院長の清水一雄さん喉ぼとけの下方に位置する甲状腺のがんは女性に多い。治療の中心は手術だが、首筋を横断するように残る手術痕が、取り分け女性患者や子供たちを悩ませてきた。そんな中、日本医科大学名誉教授(現医療法人金地病院名誉院長)の清水一雄さんは頸部にほとんど傷跡のない内視鏡手術を確立した。治癒率も通常手...

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他科とスクラムを組み、最良の治療を届けるための努力を惜しまない

2015年6月

萬 篤憲 独立行政法人国立病院機構東京医療センター放射線科医長東京医療センター放射線科医長の萬 篤憲さん前立腺がんに対する小線源療法の総本山とも称される国立病院機構東京医療センター。その黎明期から治療に携わってきたのが、放射線科医長の萬篤憲さんだ。放射線治療に関しては、マスコミの影響もあり、どうしても最先端の治療法や医療機器に目が行きがちだが、緩和ケアにも力を入れている萬さんは、放射線科や放射線科...

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第一線を退いても、地域医療の現場から女性のための医療を実践し続ける

2015年5月

上坊敏子 独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)相模野病院婦人科腫瘍センター長相模野病院婦人科腫瘍センター長の上坊敏子さん女性の病気、中でも婦人科がんと長年向き合い続けてきた女性医師が、相模野病院婦人科腫瘍センター長の上坊敏子さんだ。子宮体がんの黄体ホルモン療法の第一人者として、数多くの女性の子宮を守り、妊娠に導き、幸せを授けてきた。現在も日々、地域医療の現場から女性のための医療を実践し続け...

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大腸がん治療の全国的な底上げを目指すオピニオンリーダー

2015年4月

杉原健一 光仁会第一病院院長/東京医科歯科大学特任教授光仁会第一病院院長/東京医科歯科大学特任教授の杉原健一さん大腸がん治療のオピニオンリーダーとして、臨床現場のみならず研究分野、ガイドライン作成の主導による治療指針の構築など、常に大腸がん治療の最前線で理論的な支柱としての役割を担ってきた。国際的な舞台での活躍から地域の高齢者医療まで、幅広いレンジで活躍し続ける、心優しき名医だ。すぎはら けんいち...

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自分がイメージした〝勝ちパターン〟を作る

2015年3月

福田 直 千葉徳洲会病院脳神経外科部長千葉徳洲会病院脳神経外科部長の福田 直さん〝神の手〟といわれる脳腫瘍手術のスペシャリスト・福島孝徳医師の薫陶を受け、現在は良性脳腫瘍とがんの転移性脳腫瘍に対して、その病状に応じて手術と高精度放射線治療を行う、テーラーメイド・ハイブリッド治療を専門とするのが千葉徳洲会病院脳神経外科部長の福田直さんだ。常に精進を怠らない、心やさしき脳神経外科医のホープだ。ふくだ ...

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脂肪移植で失った乳房を取り戻す 乳房再建の新しい道を開拓

2015年2月

吉村浩太郎 東京大学医学部形成外科講師東京大学医学部形成外科講師の吉村浩太郎さん自分自身の下腹部や太ももなどから脂肪組織を吸引し、乳がん摘出手術で失った乳房に移植して組織を再生させる――女性にとって夢のように負担の少ない乳房再建術が実現した。つい数年前まで不可能とされていた脂肪移植による乳房再建術。再生医療も絡むこの領域で世界を牽引するのが東京大学医学部附属病院形成外科・美容外科であり、その先頭に...

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乳がんのすべてを診る 低侵襲治療へのあくなき挑戦

2015年1月

福間英祐 亀田総合病院乳腺科主任部長/乳腺センター長亀田総合病院乳腺科主任部長の福間英祐さん1995年、世界で初めて内視鏡を乳がん手術に導入。2006年、メスを使わない凍結療法を開始――。乳がん治療界の“風雲児”として世界に知られる亀田総合病院の福間英祐さんのもとには、きょうも全国から患者が訪れる。あくなきチャレンジ精神を支える思いとは……ふくま えいすけ 1979年岩手医科大学卒業。聖路加国際病...

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早くからチーム医療に取り組み、日々改良を重ねる

2014年12月

幕内雅敏 日本赤十字社医療センター院長/東京大学名誉教授日本赤十字社医療センター院長の幕内雅敏さん肝がん手術の世界的権威として知られる幕内雅敏さんのもとには、他の病院で手の施しようがないという患者も多く駆けつける。多忙な院長業務をこなしながら、現在も週3回、執刀している。まくうち まさとし 1946年、東京都生まれ。73年東京大学医学部卒。国立がんセンター病院、信州大学医学部第一外科教授などを経て...

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