闘病記

スペシャルインタビュー

「無理しない・我慢しない・がんばらない・自然体」で行こうと思うようになりました 女優・倍賞千恵子 × 鎌田 實

2012年2月

「寅さん」の妹・さくらが乳がんと脳動脈瘤を患って最近、思うこと SKD(松竹歌劇団)から映画界に転身し、「男はつらいよ」シリーズで寅さんの妹・さくらを演じた倍賞千恵子さんは、10年前、乳がんの手術を受けた。倍賞さんが乳がんを乗り越えた背後には、名曲「下町の太陽」に通底する、下町特有の明るさがあった。「ほどほどがいい」という心境に辿り着いた倍賞さんに、「がんばらない」「いいかげんがいい」の鎌田實さん...

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がん体験、父の死を機に歌で一緒に人生を語り合えるようになりました 歌手・園まり × 鎌田 實

2012年1月

父・母・姉ががんに罹ったベテラン歌手が自らも乳がんに罹り、歌手生活50周年を迎えた今、想うこと 今から約半世紀前、「逢いたくて逢いたくて」「夢は夜ひらく」「何も云わないで」など、相次いでミリオンヒットを飛ばした園まりさん。中高年にとっては、忘れられない女性シンガーのひとりである。園さんは4年前に乳がんと診断され、手術をした。更年期症状の不整脈にも悩まされ、苦悩の数年を送ったが、乳がん体験によって、...

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幼き子を遺して逝く若き母親に思いを馳せ、NPOの立ち上げへ NHKアナウンサー・武内陶子/弁護士・髙井伸太郎 × 鎌田 實

2011年12月

スキルス胃がんで夭折した元NHKアナウンサーが愛娘に遺したもの かつてNHK「おはよう日本」6時台のキャスターを務めた小林真理子さんが、先頃、スキルス胃がんで亡くなった。43歳の若さだった。6歳になる一人娘・愛実ちゃんの心のケアを気遣った真理子さんは、幼い子どもをかかえながら、若くしてがんに倒れていく親たちの苦悩をサポートするNPO法人設立に、限られた余命を捧げて逝った。 「残念なお知ら...

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医療に必要なのは方程式ではなく、患者と医師のコミュニケーションだ ジャーナリスト・田原総一朗 × 鎌田 實

2011年11月

乳がんで妻ふたりを亡くした気鋭のジャーナリストが今、思うこと 最愛の妻・節子さんを炎症性乳がんで亡くして7年──、田原総一朗さんは、深い喪失感を癒やしきれない中で、鋭い評論活動を続けている。節子さんを看病しながら、医療の本質は患者と医師とのコミュニケーションにあると気づいた田原さんに、「がんばらない」「あきらめない」の医師、鎌田實さんが、がん医療のあり方から原発問題まで、問...

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人のために何かすることが私の生きがいであり、エネルギーのもとです 元ミス日本のプロダンサー・吉野ゆりえ × 鎌田 實

2011年4月

6年間に7回の手術を乗り越え、ブラインドダンスと肉腫の啓発・診療改善に取り組む 身長170センチ、元ミス日本のプロダンサー、吉野ゆりえさん。6年前に後腹膜平滑筋肉腫という希少がんを告知され、これまで7回の手術を受けた。普通なら、がんとの過酷な闘いに意気消沈するところだが、とにかく明るい。ボランティアで視覚障がい者にブラインドダンスを教える一方、肉腫の啓発活動、肉腫診療の改善に邁進している。鎌田實さ...

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がんの治療中はセックスをしてはいけないんですか? ノンフィクションライター・長谷川まり子 × 鎌田 實

2011年2月

気鋭の女性ノンフィクションライターがパートナーの闘病中に直面した切実な問題 いま書店の店頭に『がん患者のセックス』という本が並んでいる。ノンフィクションライターの長谷川まり子さんが、ステージ3の悪性リンパ腫で入院したパートナーのがん治療に付き合った体験を通して、がんとセックスという微妙な問題に真正面から迫った注目の書である。タイトルはいささか固いが、自らの体験も赤裸々に綴っているだけに、がん患者さ...

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がんをきっかけに「いのちの連鎖」を見つめ直しました 毎日新聞主筆・岸井成格 × 鎌田 實

2011年1月

大腸がんを患った毎日新聞主筆がいまジャーナリストとして感じている使命感 毎週日曜日の朝8時、TBS系列で放映される「サンデーモーニング」のレギュラーコメンテーターの岸井成格さんは、毎日新聞の政治部長、論説委員長などを経て、2010年6月に主筆に就任した、日本を代表するジャーナリストだが、3年前に大腸がんの手術をしたことは、あまり知られていない。若い頃から水俣病、サリドマイド、ハンセン病などの取材を...

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がん闘病中の「知の巨人」VS「がん検診の伝道師」 がん徹底対論・立花 隆(評論家) × 中川恵一(東京大学病院放射線科准教授)

2010年11月

がんの症状が出たときにはすでに進行中なのです 政治・経済から医療・宇宙まで、多彩な分野で評論活動を続け、「知の巨人」と言われる立花隆さんは、現在、東京大学病院で膀胱がんの治療を受けている。その東大病院放射線科准教授として放射線治療をリードし、緩和ケア診療部長を兼務しているのが、中川恵一さんである。おふたりにがんについて徹底対論していただいた。 たちばな たかし1940年、長崎市生まれ。1...

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飄々とした生き方こそがんとの付き合い方の見本 俳優・藤村俊二 × 鎌田 實

2010年7月

「がんばらない」から「がんばる」生き方への「オヒョイ」流転換 早稲田大学演劇科を中退したあと、パントマイム、振り付け、俳優、声優、タレントなどの分野で、飄々とした存在感を発揮してきた藤村俊二さんは、50歳を過ぎてから「病気の宝庫」を自認するほど、大病を繰り返してきた。56歳のときには胃がんの手術で、胃の3分の2を切除している。しかし、「オヒョイ」の愛称どおり、飄々たる生きざまは変えなかった。&nb...

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妻の写真を手帳に入れて持ち歩いていると気持ちが楽になりました 国立がんセンター元総長/日本対がん協会会長・垣添忠生 × 鎌田 實

2010年6月

国立がんセンター元総長が最愛の妻をがんで亡くし、その絶望の淵からこうして立ち直った 日本のがん医療の総本山とも言える、国立がんセンター元総長の垣添忠生さんが書いた『妻を看取る日』が、がん患者さんやがん医療関係者を中心に、静かな共感を呼んでいる。青年医師になったばかりのころに、駆け落ち同然にして結婚した最愛の伴侶を亡くして、さすがの垣添さんも強烈な喪失感に襲われた。そのどん底から這い上がった垣添さん...

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