子宮肉腫の疑い。開腹手術を勧められているが、針生検での診断は可能か
2009年1月
近くの婦人科クリニック紹介先の病院で検査をしました。その結果、「子宮肉腫の疑いが否定できない」とのことで、開腹手術を勧められています。自分なりに集めた資料では、針生検で診断できると書いてありました。針生検で、正確な診断は可能なのでしょうか。(滋賀県 女性 54歳)A 子宮肉腫は多発性が多く、針生検による診断は難しい。出血のリスクも子宮肉腫は、子宮の筋肉から発生する悪性腫瘍です。良性腫瘍の子宮筋腫の...
2009年1月
近くの婦人科クリニック紹介先の病院で検査をしました。その結果、「子宮肉腫の疑いが否定できない」とのことで、開腹手術を勧められています。自分なりに集めた資料では、針生検で診断できると書いてありました。針生検で、正確な診断は可能なのでしょうか。(滋賀県 女性 54歳)A 子宮肉腫は多発性が多く、針生検による診断は難しい。出血のリスクも子宮肉腫は、子宮の筋肉から発生する悪性腫瘍です。良性腫瘍の子宮筋腫の...
2009年1月
3年ほど前に、子宮肉腫の開腹手術を受けました。子宮、卵巣、卵管を切除しました。病理検査の結果、平滑筋肉腫という子宮肉腫で、病期はステージ1とのことです。手術後、化学療法や放射線療法はしていません。再発した場合、どんな治療方法がありますか。(高知県 女性 55歳)A 骨盤内局所再発には放射線、骨盤外では化学療法があるが効果は低い一般的に再発は、手術後1~2年で起こります。相談者は手術後3年を経過して...
2009年1月
職場で下腹部に激痛が走り、出血もあったため、すぐに病院に行きました。子宮筋腫とのことで、日帰り手術を受けました。ところが、手術後の病理検査の結果、子宮肉腫とわかり、開腹手術を提案されています。子宮、卵管、卵巣を切除し、骨盤内と大動脈に沿ったリンパ節を取り除く手術とのことです。卵巣を切除すると手術後にホルモンバランスが崩れたり、リンパ節を取り除くとリンパ浮腫などに悩まされるようです。卵巣や、リンパ節...
2009年1月
右側の腎臓にがんが発見されました。ステージは2期で、がんの大きさは4センチ強×3センチほど、がんは腎臓の周りの脂肪に入り込んでいるが、リンパ節転移や遠隔転移はないそうです。手術法には大きく、開腹手術、腹腔鏡手術、ミニマム創手術の3つがあり(いずれも腎摘除術)、そのうち腹腔鏡手術を勧められていますが、このままこの方法で受けてよいのか迷っています。腹腔鏡手術は開腹手術などに比べ、体への負担が小さいとは...
2009年1月
早期がんである表在性の腎盂尿管がんと診断されました。がんのある左側の腎臓と尿管をすべて切除する腎尿管全摘除術という手術を勧められています。インターネットなどで調べてみると、表在性の腎盂尿管がんでは内視鏡手術を行うこともあると書かれています。内視鏡手術で治療できないでしょうか。またもし外科手術を受けるとしても、左側の腎臓と尿管をすべて切除するのではなく、がんだけを取るなど、小さな手術では治らないでし...
2009年1月
PSA検査を受けたところ、PSA値は8ナノグラム/ミリリットルで、前立腺がんのグレーゾーンと言われました。一方アメリカには、75歳以上の男性はPSA検査を受けないほうがよいという意見もあると聞きます。私のPSA値はどう解釈すべきでしょうか。(宮崎県 男性 77歳)A 75歳以上の人にとっても、PSA値は意味を持つ75歳以上の男性がPSA検査を受けることに関し、米国予防医療専門委員会が否定的な見解を...
2009年1月
直腸がん(1期)の摘出手術を受けてから3カ月が過ぎました。手術は成功し、経過は順調であると主治医に言われていますが、1日に10回以上はトイレ(排便)に行き、そのほとんどが下痢です。整腸剤を飲んでいますが、効いているようにはあまり思えません。電車に乗るときなどは紙おむつを当てなくてはならない状態です。主治医には下痢は徐々に治まっていくと言われていますが、いずれは完全に普通の便になるのでしょうか。また...
2009年1月
2008年4月にS状結腸がんの手術を受けました。その後、リンパ節と肺への転移が確認されたため、IFL療法を受けました。ところがひどい下痢になり、脱水症状を起こし、3日間入院しました。今はIFL療法を中止していますが、今後、どのような治療が望ましいでしょうか。(高知県 男性 65歳)A FOLFOX療法を試みる方法もあるIFL療法とは、カンプトまたはトポテシン(一般名 塩酸イリノテカン)+5-FU(...
2009年1月
2006年3月に直腸がんの手術を受けました。手術では、子宮を全摘出し、リンパ節郭清も行い、人工肛門になりました。手術後は、抗がん剤のUFT(一般名テガフール・ウラシル)とロイコボリンを服用しました。2007年8月に肺への転移が確認されたため、再び手術を受けました。その後、通院しながら点滴の抗がん剤治療(FOLFOX療法)を受けています。体調も腫瘍マーカーの数値も、当初は良好でしたが、しばらくすると...
2009年1月
父(79歳)には、肛門から6センチの直腸に4センチのがんがあります。排便は可能で、出血はありません。しかし、肝臓に転移しているがんが5個あります。肝転移巣のがんは3センチが1個、2センチが2個、1.5センチが2個です。肝臓のがんは取りきれない状況です。望ましい今後の治療法を教えてください。(長崎県 女性 52歳)A 選択肢はいくつかある。それぞれの内容をよく理解して選択このような患者さんの治療につ...