病理検査の結果、腫瘍の最大径は5センチほど。淡明型とはどんなタイプ?
2007年10月
半年ほど前に、腎臓がんで手術を受けました。病理検査の結果、腫瘍の最大径は5センチほどと言われました。腎臓がんのうちの淡明型というタイプのようです。この淡明型とはどんながんなのでしょうか。再発の可能性は、どの程度なのでしょうか。再発治療についても教えてください。(愛媛県 男性 48歳)A 腎臓がん全体の80パーセントを占める腎臓がんは、組織型によって、淡明型と乳頭型、嫌色素型、集合管型に分けられます...
2007年10月
半年ほど前に、腎臓がんで手術を受けました。病理検査の結果、腫瘍の最大径は5センチほどと言われました。腎臓がんのうちの淡明型というタイプのようです。この淡明型とはどんながんなのでしょうか。再発の可能性は、どの程度なのでしょうか。再発治療についても教えてください。(愛媛県 男性 48歳)A 腎臓がん全体の80パーセントを占める腎臓がんは、組織型によって、淡明型と乳頭型、嫌色素型、集合管型に分けられます...
2007年10月
先日、前立腺の針生検を受けた際、10本のうち1本にがんが認められました。比較的おとなしいがんだそうで、グリソンスコアは5、PSA値は8、病期はT1c期と言われました。当然、何らかの治療があるかと思いましたが、「待機療法」といって、「当面、様子を見ましょう」と言われています。がんがあるのに、何も治療をしなくて本当によいのか不安です。(新潟県 男性 73歳)A 悪性度の低いがん。年齢を考慮すると待機療...
2007年10月
T2a期の前立腺がんと診断され、腹腔鏡手術を勧められました。しかし、数年前、大学病院で前立腺がんの患者さんが腹腔鏡手術のミスで亡くなったことが頭にあったため、その場では返事を保留にしました。後日、ある大学病院でセカンドオピニオンを受けたところ、開放(開腹)手術とともに、ミニマム創内視鏡下手術の提案も受けました。ミニマム創内視鏡下手術は「比較的簡単で安全な手術なうえに、傷口も小さい」という説明を医師...
2007年10月
2003年の12月ごろから腫瘍マーカーのPSA値が4~5ナノグラム/ミリリットル(以下略)を示すようになり、おととしの秋ごろから、お尻のあたりに、痛みを感じるようになりました。2006年2月に病院の泌尿器科を受診すると、「下から数えて3番目の早期の前立腺がん」と診断されました。その後、入院して、小線源療法を受けると、PSAの数値は下がり、2007年7月の検査では2.51でした。しかし、お尻の痛みは...
2007年10月
2007年の5月に肺腺がんが発見され、6月に手術を受けました。病理検査の結果、病期は2A期でした。再発を予防するために、タキソールとパラプラチンの2種類の抗がん剤(注射薬)や、UFTという抗がん剤(飲み薬)の治療もできると主治医に言われました。手術は成功し、体調も良好です。この状態で、再発予防のために、副作用が起こりうる抗がん剤治療を受けたほうがよいのか迷っています。(岡山県 女性 67歳)A 最...
2007年10月
3B期の肺腺がんと診断され、鎖骨上のリンパ節と縦隔リンパ節に転移がありました。最初は縦隔に7センチくらいのがんが見つかりました。放射線治療およびシスプラチン+ナベルビンの抗がん剤治療を受けた結果、がんは3センチになり、リンパ節のがんはすべて消失しました。今は縦隔に3センチくらいのがんがあります。腫瘍マーカーのCEAは当初300、がんが3センチになると27、今はがんは大きくなっていませんが、CEAは...
2007年9月
3年前、近くの総合病院で右乳房の浸潤性乳がんと診断されました。手術で切除したあと、放射線治療とホルモン療法を受けました。その後、主人の転勤に伴って病院を紹介されて、今の病院に通うようになりました。ところが、最近、再発を告げらました。大きなショックを受けています。骨転移が疑われて、胸水にもがん細胞があるといわれました。ハーセプチン(一般名トラスツズマブ)という分子標的薬を使ったらどうかといわれていま...
2007年9月
総合病院で大腸内視鏡検査とCTスキャンを行った結果、結腸がんでリンパ節転移もあるといわれました。手術で腫瘍とリンパ節を切除すると説明を受けました、検査だけでリンパ節転移があるとわかるのでしょうか。また、リンパ節を取った場合、どんな障害が現れますか。リンパ節は、絶対に取り除かなければいけないのでしょうか。(鳥取県 男性 61歳)A 病理検査が必要。切除してもほとんど障害はない検査だけでリンパ節転移が...
2007年9月
2年前に直腸がんの手術で直腸とS状結腸、肛門、リンパ節を切除して、人工肛門(ストーマ)を装着しました。人工肛門からお湯を入れて大腸を洗う方法で管理をしています。手術と人工肛門のおかげで、生かされていると感謝しています。ただ、人工肛門の管理が煩わしいと思うことがあります。ほかに何かよい方法はないでしょうか。(福井県 男性 59歳)A 管理方法をパウチ法に変えてみては直腸がんの手術で、直腸とS状結腸、...
2007年9月
66歳の父が1年半前に大腸がん(ステージ2)で手術を受けました。6月の検査で、肝転移が見つかり、大きさは2センチ以下、1個とのことです。転移は肝臓だけのようです。主治医からは、手術を勧められています。しかし、年齢などを考えると、手術以外の治療法を選びたいと思います。手術以外にどんな治療法があるのでしょうか。また、その治療成績についても教えてください。(福島県 女性 35歳)A 基本的には手術を考え...