第13回 大腸がん対策は、水分を上にあげること
2022年1月
今中健二さんプロフィール 中医師。中国江西省新余市第四医院医師。神戸大学大学院非常勤講師。1972年兵庫県生まれ。学生時代に母親をがんで亡くした経験から医療に関心を持ち、社会人経験の後、中国国立贛南医学院に留学。中医師免許を取得し、新余市第四医院で治療に従事。2006年帰国。神戸市を起点に中国伝統医学の普及に努める。西洋医学との垣根を超えた「患者の立場に立った医療技術」発展のため、医師や看護師、医...
2022年1月
今中健二さんプロフィール 中医師。中国江西省新余市第四医院医師。神戸大学大学院非常勤講師。1972年兵庫県生まれ。学生時代に母親をがんで亡くした経験から医療に関心を持ち、社会人経験の後、中国国立贛南医学院に留学。中医師免許を取得し、新余市第四医院で治療に従事。2006年帰国。神戸市を起点に中国伝統医学の普及に努める。西洋医学との垣根を超えた「患者の立場に立った医療技術」発展のため、医師や看護師、医...
2021年12月
「懲りずに夢を見ながら」ロックギタリストを夢みてドイツに渡った青年が生活に追われるうち大腸がんに‥ それでもホリディに行く――家内は2週間の自宅隔離期間が終わって、1日もおかずにホリディに出かけました。日本人ならちょっと理解できない行動と思われるかもしれませんが、それが典型的なドイツ人だと僕は思っています。多くのドイツ人にとって、ホリディは生きがいと言っても良いと思います。ところが、クラスター認定...
2021年12月
Q 手術後遺症の勃起障害を妻に伝えることができません…… 51歳の男性です。直腸がん2期で術前化学放射線治療のあとに手術を受けました。がんができたところが肛門に近く、人工肛門になる可能性が高いと言われていましたが、術前治療で腫瘍が小さくなり手術では肛門を残せたのでほっとしていました。ところが、手術後、勃起しなくなり、当初は自分では精神的なものだと思っていましたが、手術後9カ月経った今でも変わりはな...
2021年12月
今中健二さんプロフィール 中医師。中国江西省新余市第四医院医師。神戸大学大学院非常勤講師。1972年兵庫県生まれ。学生時代に母親をがんで亡くした経験から医療に関心を持ち、社会人経験の後、中国国立贛南医学院に留学。中医師免許を取得し、新余市第四医院で治療に従事。2006年帰国。神戸市を起点に中国伝統医学の普及に努める。西洋医学との垣根を超えた「患者の立場に立った医療技術」発展のため、医師や看護師、医...
2021年12月
ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 コロナ(COVID-19)感染の蔓延防止・緊急事態宣言の繰り返しで過ぎた1年。東京オリンピック・パラリンピックが行われるかどうか、気をもんだ時期もありました。そして、総理の顔を変えての衆議院の選...
2021年11月
ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 Bさん(55歳 男性 肺がん)から、電話での相談です。「近所の同じ年配の方が亡くなったのですが、詳しくは聞けないのですが、どうもコロナ感染だったみたいです。私は肺がんで、妻と2人暮らしです。外来...
2021年11月
Q 認知症患者の治療の意思決定はどのように? 87歳の父が、肝がんの診断を受けました。父は施設に入所していますが、認知症と診断されています。病気について伝えましたら、そのときは自分ががんになったことに対して大変なことになったと理解しましたが、翌日になるとすっかり忘れている状態です。食欲と認知度は落ちているように思います。施設長は内科医のようですが、病院で手術などせず、施設での看取りを勧めています。...
2021年11月
「懲りずに夢を見ながら」ロックギタリストを夢みてドイツに渡った青年が生活に追われるうち大腸がんに‥ PCR検査を受けに行く――8月30日(月)、家内のコロナ感染が判明してから我が家の生活は一変しました。娘がすぐ予約を取ってくれ、翌日午前9時に初めてPCR検査を受けに行きました。検査会場はいかにも即席なプレハブの簡易な作り。感染者数は一進一退という状況(新たな感染者数6,823人/8月30日)で、「...
2021年11月
今中健二さんプロフィール 中医師。中国江西省新余市第四医院医師。神戸大学大学院非常勤講師。1972年兵庫県生まれ。学生時代に母親をがんで亡くした経験から医療に関心を持ち、社会人経験の後、中国国立贛南医学院に留学。中医師免許を取得し、新余市第四医院で治療に従事。2006年帰国。神戸市を起点に中国伝統医学の普及に努める。西洋医学との垣根を超えた「患者の立場に立った医療技術」発展のため、医師や看護師、医...
2021年10月
Q 医療過誤を疑い、いつまでも苦しい 私は2年前に29歳で娘を亡くした父親です。娘は6年前、湿疹のように皮膚が赤くなり、皮膚科クリニックでアトピー性皮膚炎と診断されました。治療を続けていましたが、ひどくなってきたようなので、しっかり検査をするために大学病院を受診するように強く勧めました。そこでもアトピー性皮膚炎との診断で、ひとまず安心しました。しかし、湿疹が全身に広がり、その後潰瘍のようになってリ...