検査・治療法

次々に開発される免疫チェックポイント阻害薬とその併用療法

2018年8月

「今後、さらに免疫の仕組みが解明されていくことで、免疫チェックポイント阻害薬をはじめとするがん免疫療法の開発はますます前進していくことでしょう」と語る北野滋久さん 分子標的薬は、分子生物学的知見に基づいてデザインされた抗体薬だ。免疫チェックポイント阻害薬も同様の知見に基づいてデザインされた同じ抗体薬であるが、作用機序(メカニズム)が異なるため両者を区別するケースが多い。免疫チェックポイント阻害薬は...

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米国臨床腫瘍学会 2018年年次集会(ASCO2018)レポート

2018年8月

Bruce E. Johnson会長 米国臨床腫瘍学会(ASCO)の2018年年次集会(ASCO2018)が6月にシカゴで開催された。今年のテーマは “Delivering Discoveries: Expanding the Reach of Precision Medicine(新しい発見を適用し、プレシジョン・メディスン 最適化医療の範囲をより拡大する)”。これは個々のがん患者に対し、より適...

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新たに保険収載されたハイドロゲルスペーサー 前立腺がん放射線治療の副作用低減が可能に

2018年7月

「将来的には子宮頸がんなど他のがんにも応用が期待できるかもしれません」と語る扇田真美さん 治療の選択肢が豊富で、適切に治療を行えば予後も良好な前立腺がん。その放射線治療において、直腸の副作の軽減に大きく貢献することが期待できるハイドロゲルスペーサー(SpaceOARシステム)が新たに保険収載となった。ハイドロゲルスペーサーをアメリカから導入し、自ら臨床試験に取り組みながら、今後の普及に期待をかける...

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内部照射の仕組みと効果 密封小線源治療で、がん細胞を体の内側からピンポイントで攻撃する

2018年7月

「子宮頸がんは、Ⅱb期までなら、手術と放射線治療は同等の効果です。Ⅲa~Ⅳa期は放射線治療でないと治せません」と語る村上直也さん 小線源治療が、なぜ子宮頸がんで効果的なのか。前立腺がんで多く活用されるのか。それには確たる理由があった。体の内側からピンポイントで放射線を照射する小線源治療について考えてみた。 放射線治療の歴史は小線源治療から始まった 放射線治療をひと言でいうと、直接的あるいは間接的に...

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脳転移治療にはガンマナイフが効果的 さらに患者にやさしい新型登場

2018年7月

「最新式ガンマナイフ導入で、より患者さんに負担が少ない治療ができます」と語る赤羽敦也さん がんの遠隔転移によって起こる転移性脳腫瘍。腫瘍によって手足の麻痺や、痙攣など様々な神経症状が出る。そうした中で治療件数を伸ばしているのがピンポイントの放射線治療装置ガンマナイフだ。通常は1回の照射で退院できる。開頭手術に比べて身体的な負担が軽く、高齢者や体力を消耗した患者にも治療可能などのメリットがある。その...

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闘病中や回復期、症状が安定していれば、健康な人以上に栄養を摂ることが重要

2018年7月

「タンパク質、糖質、脂質をしっかり補給し、がんと闘う力をつけることが大切です」と語る東口髙志さん がん患者さんの約2割は診断時点で低栄養に陥っており、治療が進むとその割合は8割以上にのぼるという。これは、がんそのものが多くのエネルギーを消費する上、手術、抗がん薬、放射線などの治療がエネルギーを必要とするためだ。奪われたエネルギーを十分補給できないと、低栄養によって体力が低下し、せっかくのがん治療も...

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白血病に対する新しい薬物・免疫細胞療法 がん治療の画期的な治療法として注目を集めるCAR-T細胞療法

2018年5月

「今後、CAR-T細胞療法が、さらに様々な研究により進化し、日本国内で実践される日ができるだけ早く来ることを期待しています」と語る今井千速さん 新型のがん免疫治療薬キムリアが2017年8月米国で承認された。この免疫治療薬はCAR-Tと呼ばれ、ヒトの免疫細胞であるT細胞に遺伝子操作をして、がん細胞を見つけやすく加工したものだ。CAR-Tはすばやくがん細胞を見つけて死滅させる。そのCAR-T細胞の発明...

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体にメスを入れず、がんだけを取り除く治療法 早期大腸がんなら、内視鏡治療(ポリペクトミー/EMR/ESD)で根治できる時代になった!

2018年4月

「穿孔や出血など、ESDの合併症を限りなくゼロに近づけたい」と語る大圃(おおはた)研さん(左)「40歳を超えたら一度は大腸内視鏡検査を受けてください」と語る村元喬(たかし)さん(右) 大腸の内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が保険適用されて6年、その技術は今も進化し続けている。高度な技術を要するESDだが、合併症の発生率も徐々に低下し、「早期大腸がんは、内視鏡治療で根治できる」と言えるまでになってき...

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がんと診断されたら栄養療法を治療と一緒に開始すると効果的 進行・再発大腸がんでも生存期間の延長が期待できる栄養療法とは

2018年4月

「がんの診断が下ったときから栄養療法を開始するほうがよい、という感触を持っています」と語る原町赤十字病院副院長の内田さん 「がんが将来的にどのように経過していくか」を予想する目安となる因子を「予後因子」という。ステージ(病期)やがん細胞の悪性度などがよく知られているが、最近、進行・再発した患者によく見られる「悪液質」という因子が注目されている。これが、がん治療をしても奏功しにくいなど、生命予後に関...

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世界的に注目のマイクロRNAを活用したバイオマーカー 血液1滴で大腸がんリンパ節転移を予測、治療のあらゆる場面で利用可能に

2018年4月

「1滴の血液でがんがわかれば大きなアドバンテージになります」と語る高丸博之さん 1滴の血液から13種類のがんが早期発見できるというマイクロRNAを活用したがん診断法の研究が、国立がん研究センター研究所分子細胞治療研究分野長・落谷孝広さんを中心に進んでいる。同じく当病院内視鏡科の高丸博之さんも、大腸がんの早期発見を可能にする診断法の実用化に向けて、その臨床的なパートの研究に協力している。 これまでは...

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