各種がん

乳がん

乳がんの基礎知識:1人ひとりに合った治療法を! ここだけは押さえておきたい乳がんの基礎知識

2013年3月

「焦らず正しい情報を得てから治療へ入りましょう」と話す黒井克昌さん 乳がんは年間約6万人が罹患し、年々、患者数は増え続けています。これまでは、閉経前後の40代後半~50代前半に多かったが、閉経後の患者さんも増えています。ここでは初期治療の基礎知識について、わかりやすく解説します。Q1 がんは乳房のどこにできるの? 乳房は乳腺と脂肪などからなり、じん帯によりその形が保たれています。乳腺は、乳汁(母...

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診療ガイドラインの解説:『乳癌診療ガイドライン』から薬物療法をわかりやすく解説 乳がんは個々のタイプを見極めることが肝心!

2013年3月

乳がん薬物療法の第一人者である渡辺 亨さん 乳がんは、最も個別化治療が進んでいる疾患の1つといえる。個々の患者に適した治療を選択するためには、具体的にどのようにすればいいのだろうか。2011年に改訂された『乳癌診療ガイドライン』をもとに、乳がん薬物療法について解説する。2011年にガイドラインが改訂乳がんの診療ガイドラインが初めて登場したのは2004年。以後改訂を重ね、2011年には新たな改訂版が...

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米国乳腺外科医インタビュー:半分の患者さんが同時再建術を受け、遺伝子検査で不要な化学療法は避ける 患者さんの合理的な治療選択が米国の乳がん治療を動かす

2013年3月

バーバラ・スミス 1983年ハーバード大学医学部卒業。マサチューセッツ工科大学にて学士取得。ブリガム・アンド・ウィメンズ病院にて臨床研修。2006年より中国中山大学医学部客員教授。医学博士。専門は、乳がんに対する低侵襲手術及び放射線治療。若年者乳がんの診断と治療及び乳腺組織の3次元的解析 佐藤一彦 1994年防衛医科大学校医学部卒業。2003~2004年ハーバード大学医学部留学。2008年より中国...

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再発乳がんの最新治療:QOLを維持しながら治療を継続、ハラヴェンの新規データが発表に 再発しても、長く暮らせる時代に再発乳がん最新薬物療法

2013年3月

「新薬で再発後も長く暮らせるようになっています」と話す渡邉純一郎さん 再発の不安がいつまでも付きまとう乳がん。しかし今、たとえ再発したとしても長く暮らしていくことが可能になりつつある。そこには、薬物療法の著しい進歩があった。著しく進歩する乳がんの薬物療法年々進歩する乳がんの治療だが、中でも大きく変わってきたのは薬物療法である。新しい薬物療法が登場することで、患者さんの生存期間は着実に延び続けている...

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トリプルネガティブ乳がん:新薬、治療内容の開発も盛んに行われている トリプルネガティブでも抗がん薬で半数に効果あり

2013年3月

「トリプルネガティブ乳がんにも打つ手はある」と話す蓬原一茂さん 予後不良といわれているトリプルネガティブ乳がん。しかし最近では抗がん薬によく反応するタイプなども明らかになりつつあります。中でも、アンスラサイクリン系、タキサン系薬剤を中心とした抗がん薬治療で半数の人に効果があることが報告されています。トリプルネガティブとは何か?■図1 乳がんのタイプHER2受容体やホルモン受容体のように、治療の標的...

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脱毛ケア:国立がん研究センター中央病院で取り組んでいる、ウイッグもいらない頭皮冷却法とは? 化学療法中の脱毛は防げる!? 頭皮冷却法に期待

2013年3月

頭皮冷却装置を用いた脱毛予防に取り組む木下貴之さん 抗がん薬の副作用の中でも外見の印象を変える「脱毛」は、女性患者さんの苦痛度が高い。そういった患者さんの声に応えようと、国立がん研究センター中央病院では、頭皮冷却装置を用いた頭皮冷却法が行われている。苦痛度ランキング1位は脱毛抗がん薬治療時にはいろいろな副作用が起こるが、なかでも脱毛は予防策がなく、患者さんにとって大きな悩みとなっている。とくに乳が...

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サンアントニオ乳がんシンポジウム2012最新報告:新薬、ホルモン療法の最新知見も トリプルネガティブ乳がんにも標的治療実現の兆しが!!

2013年3月

次世代シークエンサーによって治療の標的となる遺伝子を見つけ出した、ジャスティン・バルコさんHDAC阻害薬がトリプルネガティブ乳がん治療のカギになることを示唆したカピル・バーラさんノルバデックス10年服用の高い効果を発表したグレイ・R・デイビスさんフェマーラと新薬PD0332991併用の有効性を発表したリチャード・フィンさん「HER2陰性でも、遺伝子変異があれば抗HER2療法が有効」と報告したロン・...

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ホルモン剤、抗がん剤、分子標的薬の正しい使い方。新薬も登場 治癒も見えてきた!?再発乳がんの最新薬物療法

2012年8月

再発しても治癒を目指せる 時代が来るかもしれないと話す 河野範男さん 再発乳がんの薬物療法は、近年飛躍的に進歩している。新薬が次々と承認され、治療の選択肢も増えてきた。 また、現在臨床試験が進行中のものなど、将来有望な薬剤が控えていることも見逃せない。 新薬で治癒も視野に [図1 治療の目標と考え方] ここ1、2年の間に日本でも、再発乳がんに使える新規ホルモン剤や抗がん剤などが相次いで承認され、...

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術前化学療法で3~5割の患者さんのがんが消えている! 新たな選択肢も!最新トリプルネガティブ治療

2012年8月

トリプルネガティブにも 個別化治療が期待されると話す 杉江知治さん 薬物治療の方法が限られ、予後が思わしくないとされるトリプルネティブ乳がんだが、最近は、抗がん剤によく反応するタイプが明らかになり、年齢による効果的な薬剤の使い分けも見えてきた。 術前、再発・転移時の治療として、どの薬剤をどう使ったらいいか、効果的な選択は? 期待される新規治療は? 最新情報を紹介する。 実は著効例も多いトリプルネガ...

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昨年からハーセプチンも使えるように。新たな新薬登場にも期待 温存と治療予測というメリットも!乳がんの「術前化学療法」

2012年8月

術前化学療法の 有効性について詳しい 海瀬博史さん 乳房温存手術が難しい比較的大きながんをもつ患者さんに行われる術前化学療法。術前化学療法は、術後化学療法と比べて、「乳房温存率の向上」と「わずか半年の化学療法で10年後をある程度予想できる」という大きなメリットが確認された。 また、ハーセプチンの登場後、新しい治療薬の開発が進み、医療現場での実用化はそう遠くはないと見られている。術前でも術後でも生存...

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