各種がん

乳がん

骨転移が判明したら、早期の段階でビスフォスフォネート治療を 乳がん骨転移の最新治療法

2007年11月

骨転移の標準治療薬は「ゾメタ」 ビスフォスフォネートは、欧米では約10年前より乳がん骨転移の標準的治療薬となっていますが、日本では、ようやく近年になって骨転移の治療薬として使えるようになりました。 ビスフォスフォネート製剤には、経口薬や注射薬などさまざまな薬剤があります。経口薬は主に骨粗鬆症の治療薬として使われています。注射薬としてはアレディアとゾメタが骨転移の治療薬として用いられています。ゾ...

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渡辺亨チームが医療サポートする:副作用対策編

2007年11月

サポート医師・渡辺亨 浜松オンコロジーセンター長 わたなべ とおる 1955年生まれ。 80年、北海道大学医学部卒業。 同大学第1内科、国立がん研究センター中央病院腫瘍内科、米国テネシー州、ヴァンダービルト大学内科フェローなどを経て、90年、国立がん研究センター中央病院内科医長。 2003年、山王メディカルプラザ・オンコロジーセンター長、国際医療福祉大学教授。 現在、医療法人圭友会 浜松オンコ...

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渡辺亨チームが医療サポートする:若年性乳がん編

2007年8月

サポート医師・渡辺亨 医療法人圭友会 浜松オンコロジーセンター長 わたなべ とおる 1955年生まれ。80年、北海道大学医学部卒業。 同大学第1内科、国立がん研究センター中央病院腫瘍内科、米国テネシー州、ヴァンダービルト大学内科フェローなどを経て、90年、国立がん研究センター中央病院内科医長。 2003年、山王メディカルプラザ・オンコロジーセンター長、国際医療福祉大学教授。 現在、医療法人圭...

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乳がんホルモン療法最新レポート アロマターゼ阻害剤の臨床での使い方、3種類の使い分け方を学ぶ

2007年6月

川崎医科大学病院 乳腺甲状腺外科准教授の 紅林淳一さん 乳がんのホルモン療法はホルモン剤の開発により飛躍的な進歩を遂げている。 そのなかで最近注目を集めているのがアロマターゼ阻害剤。 なかでもこれを臨床的にどう使っていけばいいのか、3種類のアロマターゼ阻害剤をどう使い分けていけばいいのかが注目されている。 乳がんのホルモン療法は薬の開発で進歩した ザンクトガレン国際乳がん会議で発表する紅林...

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進行再発乳がんのホルモン療法 タモキシフェンよりもアロマターゼ阻害剤のほうが効果がある。そして……

2007年5月

埼玉医科大学乳腺腫瘍科教授の 佐伯俊昭さん 進行再発乳がんの基本となる治療指針 進行再発乳がんでは、がん細胞はすでに全身に広がっていると考えられる。そのため、治療法としては、ホルモン療法か化学療法の全身療法が選択される。これらをどう進めていくかを示した治療指針として、「ホルトバギーのアルゴリズム(治療手順)」がよく知られている。 この治療指針では、女性ホルモンに対する感受性の有無が、治療法を選...

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ザンクトガレン乳がん国際会議2007レポート HER2評価によって見えてきた乳がんの新たな治療法

2007年5月

春の陽光が暖かく降りそそぐスイスの古都ザンクトガレンにて、第10回乳がん初期治療に関する国際会議が開催されました。 この会議は、1978年以来3年ごとに(2001年からは隔年ごと)ザンクトガレンの街で開かれており、世界的にも大きな注目を集めています。 3月14日~17日の期間中、同地には世界中から数多くの乳がん専門家が集結します。 今年の会議は、予防、検診、診断、病理診断、ホルモン療法...

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タモキシフェンによる再発予防に さらに継続治療を行うと効果的

2007年4月

藤田保健衛生大学病院教授の 内海俊明さん 乳がんの新しいホルモン療法剤として注目されるアロマターゼ阻害剤。 術後の再発予防として、タモキシフェンを5年間服用の後、フェマーラを継続する治療には、優れた効果が認められている。 フェマーラの長期処方が可能になることで、わが国の術後ホルモン療法が、また1歩前進することになりそうだ。 術後の治療に関して注目の新しい情報 乳がんの手術後には、再発防...

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患者の特性に合った乳がんの個別化治療 過剰な治療をなくし、治療の精度を高める方向へ加速

2007年2月

国立がん研究センター東病院 乳腺科医長の 井本滋さん 乳がんのオーダーメイド化、個別化治療の流れが加速している。 薬物療法では、患者ごとのがんの特性を調べて、もっとも効果的で副作用の少ない薬を選択できるようになってきたし、リンパ節転移の有無がセンチネルリンパ節生検を行うことで分かるようになってきた。 個別化治療の現状と今後の展望について述べる。 患者の多くに微小転移がある全身病 「1期...

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メスを入れない、麻酔もいらない「集束超音波手術」を使った乳房温存療法 第3段階を経て、現在、最終臨床試験を実施中

2007年2月

ブレストピアなんば病院副院長の 古澤秀実さん メスで傷つけず、麻酔も使わずに皮膚の上から超音波を当てることで、乳がんを死滅させる治療に取り組んでいる病院が宮崎県にある。「ブレストピアなんば病院」だ。 治療にはうつ伏せの状態で2時間ほどかかるが、いわゆるエコー検査のように熱くなく痛みもない。 治療後1時間ほど安静にすれば、外来で日帰りができるという。 いわば究極の乳房温存治療ともいえ...

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乳がんのホルモン療法最新報告 手術後にアロマターゼ阻害剤を服用する理由

2007年2月

熊本大学医学部付属病院 乳腺・内分泌外科教授の 岩瀬弘敬さん 乳がんは、他のがんと違って、ホルモン療法が非常に大きな鍵を握っています。とくにアロマターゼ阻害剤という新しいホルモン剤の出現によって、その重要性がますます高まっています。その意味と理由について、サンアントニオ乳がん学会での最新報告を交えながら、わかりやすく解説します。サンアントニオ乳がん学会の最新報告 2006年12月に米国で行われた...

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