各種がん

乳がん

最初にきちんとした治療をしっかりやることがいかに大事か 乳房温存療法――あなたがまだ知らないその真実

2008年7月

東京女子医科大学 第2外科准教授の 神尾孝子さん もはや乳房温存療法を知らない患者さんがいないくらい、今や乳房温存療法は広く一般的になった。 しかし、その内実となると、まだ知らない人が多い。 今回は、乳房温存療法の実態と、術後の治療がいかに大事かにスポットを当て、まとめる。 乳房温存療法ができる条件とは 乳がんの手術では、乳房を温存できるかどうかが、患者さんにとって最初の大きな関門といえる...

詳細はこちら

進行再発がんのみならず、術後の再発予防にも用い、薬のタイプも種々出現 乳がんの最新分子標的治療

2008年6月

京都大学医学部付属病院 乳腺外科教授の 戸井雅和さん 乳がんの薬物療法は、分子標的薬の登場によって、飛躍的な効果を上げている。 しかし、その一方では、高度化・複雑化し、次第にブラックボックス化しつつある。 そうした新しい分子標的薬の時代にあって、患者さんはどう向き合えばいいのだろうか。 再発・転移性乳がん治療で注目を浴びた分子標的薬 乳がん治療は分子標的薬の臨床応用が進んでいる分野だ。まず...

詳細はこちら

世界の乳がん治療の最新動向を追う 乳がんの治療は、1人ひとりの患者に合った個別化医療の時代に入った

2008年3月

聖路加国際病院 ブレストセンター長の 中村清吾さん 最近の乳がん治療の進歩は目覚ましい限りで、目が離せない。数年前の治療はすでに時代遅れとなっている。なかでも最新のトピックは、遺伝子テクノロジーを駆使して、患者1人ひとりに合った個別化医療への道が明確に示されたことだという。 患者にとっては、うれしい報告だ。その世界の最新動向を追ってみた。 個別化医療が乳がんの大きな潮流 昨年12月、米...

詳細はこちら

日進月歩で進歩する乳がんの検査と治療―その現状に迫る これだけは知っておきたい乳がん最新基礎知識

2008年3月

虎の門病院 乳腺内分泌外科部長の 川端英孝さん 乳がんの治療に関する考え方や検査の状況もここ1~2年で急速に変わってきている。 マンモグラフィ検査の普及で乳がんが発見されやすくなり、また2005年5月、ハーセプチンの登場以降、乳がんの治療法は大幅に広がりオーダーメイド治療の時代に入ったといわれている。 そんな乳がんの最新情報を虎の門病院乳腺内分泌外科部長の川端英孝さんに伺った―― マン...

詳細はこちら

乳がんを24の病型に分類し、それに適した治療法を見つける 『乳癌診療ガイドライン(薬物療法)』のポイントをわかりやすく

2008年3月

浜松オンコロジーセンター長の 渡辺亨さん 2007年夏、『乳癌診療ガイドライン[1]薬物療法』が大幅に改訂された。 ハーセプチンやアロマターゼ阻害剤などの新しいデータを元に作成され、乳がんの薬物療法は大きく変わった。 浜松オンコロジーセンター長の渡辺亨さんに最新ガイドラインのポイントをわかりやすく解説してもらった。 乳がんのガイドラインが大幅に改訂された 今回の大幅改訂によって、乳がん...

詳細はこちら

乳腺全摘でも皮膚を残し、乳房を再建することができる 早期なら内視鏡手術で乳房は原型に近い形で残せる

2008年3月

川崎医科大 乳腺甲状腺外科講師の 中島一毅さん 乳房を残すなら美しく残そうと12~13年前、日本で開発されたのが「鏡視下乳房手術」だ。05年からこの手術を導入、現在まで約100例の実績があり、手術したことがほとんどわからないほどきれいに乳房を残すケースも多数手がけた、川崎医科大学乳腺甲状腺外科講師の中島一毅さんに「鏡視下乳房手術」の実際とその適応についてお話を伺った。 「トップレスで温泉に入れ...

詳細はこちら

乳がん術後補助療法にアロマターゼ阻害剤を飲むこれだけの根拠 ホルモン受容体陽性の乳がんなら、術後にホルモン療法を

2008年3月

東京医科大学病院 乳腺科教授の 河野範男さん 乳がんの治療のなかで、ホルモン療法が非常に重要になってきています。ことに閉経後乳がん患者さんの場合、手術後に行う再発予防の補助療法では、従来のタモキシフェンに代わって、アロマターゼ阻害剤という新しいホルモン剤が注目されています。 この乳がんの補助療法について、最新知見も織り交ぜながらわかりやすく解説します。 女性ホルモンと受容体は鍵と鍵穴の...

詳細はこちら

悪心・嘔吐から骨粗鬆症まで、やっかいな副作用の乗り切り方 抗がん剤、ホルモン剤治療の副作用と対策

2008年3月

福岡大学病院 腫瘍・血液・感染症内科部長の 田村和夫さん 乳がんの治療では抗がん剤、ホルモン剤による治療が欠かせない。しかし、この抗がん剤治療、ホルモン治療を効果的に生かすためには、副作用を上手くコントロールする必要がある。その副作用対策の第一人者である福岡大学病院教授の田村和夫さんにそのコツを聞く。悪心・嘔吐、食欲不振、そして脱毛乳がんは他のがんに比べると、抗がん剤やホルモン剤がよく効く。反面...

詳細はこちら

旬の味覚をおいしく食べて、元気に過ごそう! 乳がん予防・治療中・治療後の「元気が出る」食事法

2007年12月

聖マリアンナ医科大学教授 乳腺・内分泌外科部長の 福田護さん 乳がんの治療中、治療後にはどんな食事を摂ればよいか? 再発を防ぐためにはどんなことに気をつけたらよいのか? 多くの方が感じている疑問でしょう。この切実な、しかし難しい問いに向き合って、「乳がんと食事」に関する国内外の研究を幅広く考察した乳がん専門医・福田護さんのアドバイスをご紹介します。 また、乳がん予防と治療中・治療後別「...

詳細はこちら

乳がん予防・治療中・治療後別「おいしいレシピ」 旬の素材でおいしくヘルシーに

2007年12月

『乳がんの人のためのレシピ』乳がんとニュートリション研究会編福田護・岡山慶子・加藤奈弥著法研 1,470円(税込) 乳がん予防・治療中・治療後の「元気が出る」食事法でご紹介した福田護さんのセオリーをベースに、フランス料理・薬膳料理研究家で中医薬膳師でもある加藤奈弥さんが開発したヘルシーでおいしいレシピを、治療中と予防・再発予防に分けてご紹介しましょう。 体をぽかぽか温めるスープや赤だし汁は...

詳細はこちら

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート11月 掲載記事更新!