闘病記

胃がんの手術後、食の楽しみが失われてしまいました 胃がん、劇症肝炎と2度の大病を患ったシンガーソングライター・小椋 佳さん(71歳)

2015年9月

おぐら けい1944年東京・上野出身。67年東京大学卒業後、日本勧業銀行(現みずほ銀行)入行、93年退職。この間、71年初アルバム「青春・砂漠の少年」発表。アルバム「彷徨」は100万枚のセールスを突破。以来ソングライターとして、布施明氏、美空ひばり氏等、多数のアーティストに作品を提供胃がんは早期なら手術で切除してしまえばそれで終わりと思われがちだが、実際はそうではない。手術後、まともに食事ができな...

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政治も健康も「あきらめない」精神でがんばりたい 小沢一郎 × 鎌田 實

2015年9月

甲状腺がん、狭心症を乗り越え日本の政治をリードしてきた男の「あきらめない」精神かつては自民党幹事長、民主党代表として永田町をリードした小沢一郎さんも、すでに73歳。議員2年目には甲状腺がんの手術を、次期首相最有力と見られていたときには狭心症の治療を受けながら、政治の表舞台を歩いてきた小沢さんに、鎌田實さんが「日本はどうなるのか」を単刀直入に聞いた。 小沢一郎さん「いまの日本の状況は、僕が大変なので...

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本当に沢山の人に救われた。落語を通して倍返しをしたい 腎盂がんと膀胱がんを経験し、さらに芸に磨きがかかった落語家・柳家権太楼さん(68歳)

2015年8月

やなぎや ごんたろう1947年東京都出身。大学では落語研究会で活躍。大学卒業後、故柳家つばめ氏入門、前座名として柳家ほたるを名乗る。75年に二ツ目昇進、柳家さん光に改名。82年に真打昇進、三代目柳家権太楼襲名。12年芸術選奨文部科学大臣賞受賞、13年明治学院大学客員教授就任、紫綬褒章受章闘病生活を通して、本当に沢山の人に救われた。だからこそ「その人たちに、落語を通して倍返ししないといけない。そうし...

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行司は声が命。命が助かっても、手術で声を失ったらおしまいなんです 2008年に食道がんの手術を経験した立行司第37代・木村庄之助さん(65歳)

2015年7月

はたけやま さぶろう1950年青森県出身。幼いころから相撲好きで、中学卒業と同時に高島部屋に入門した。行司としての初土俵は65年7月。12年11月場所より立行司・式守伊之助(第39代)を襲名、13年11月場所には最高位の木村庄之助(第37代)を襲名した。今年3月の春場所をもって定年退職、50年にわたる土俵生活に別れを告げた今年(2015年)3月、大相撲春場所・千秋楽の結びの一番は白鵬と日馬富士の横...

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ホルモン薬でも副作用はある。ためらわないで、相談してもいいのだよ 乳がんホルモン療法の副作用でうつ状態も体験したと語るジャズピアニストの国府弘子さん(55歳)

2015年6月

こくぶ ひろこ東京都出身。ピアニスト・作曲家。国立音楽大学ピアノ科在学中にジャズに目覚め卒業後単身渡米、ジャズ界の重鎮バリー・ハリス氏に師事し、帰国後デビュー。2008年にはNHK教育テレビ「趣味悠々・国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」に出演、人気を博す。あうんの呼吸の「国府弘子スペシャルトリオ」でも活動中。15年にはアルバム「ピアノ一丁!」を発売「抗がん薬は副作用で大変ということを聞い...

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4度のがんからの生還――。自分にしかできない「がんコント」を 元ゆーとぴあホープ 大腸がん、肺がん、胃がん、小腸がんを経験し、お笑いの舞台に戻ってきた芸人・城後光義さん(65歳)

2015年5月

じょうご みつよし1949年福岡県出身。1970年、レオナルド熊と「コント三冠王」を結成。浅草松竹演芸場でデビュー。74年「コントスリーピース」結成、78年「コントゆーとぴあ」を結成。「ゴムパッチンよろしくネ」の挨拶をはじめ、「アントニオ猪木」「学園コント」などで名人劇場に再デビュー。フジサンケイ演芸大賞で「ホープ賞」を2度受賞。96年には「東京新喜劇21」の座長も務めている大腸がん、肺がん、胃が...

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大腸がんのおかげで、今生きています ステージⅢの大腸がんと骨病変前立腺がんを乗り越えて活躍するサクソフォン奏者・苫米地義久さん(70歳)

2015年4月

とまべち よしひさ1944年東京・青山に生まれる。64年、録音スタジオエンジニアとして日本ビクター(現ビクターエンタテインメント)に入社。91年作曲家・サクソフォン奏者として独立。95年からオリジナルアルバム『音楽紀行シリーズ』他の製作を開始。06年には世界の名曲を集めた『TOMA Ballads』を発表。14年にはその第4弾として『TOMA Ballads4』をリリースした「がん運」というものが...

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思いのほか進行していた病。それでも彼は、這い上がってきた 42歳の若さで浸潤性膀胱がんと激戦を強いられた元世界ミドル級王者の竹原慎二さん(43歳)

2015年3月

たけはら しんじ1972年広島県出身。中学卒業後、プロボクサーを目指して88年に上京。89年にプロデビュー。1995年、無敗のまま24戦目で世界初挑戦し、見事日本人初のミドル級世界王座を獲得。引退後はタレント活動の傍ら、元ライト級世界王者の畑山隆則氏と「竹原慎二&畑山隆則のボクサ・フィットネス・ジム」を立ち上げ、経営者として手腕も発揮している「ここまでいったらもう駄目だろう、死ぬんだろうなと思いま...

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ちゃんと検査して早期に発見すればがんは怖くない

2015年3月

小笠原恒夫 さん (フリーTVプロデューサー)おがさわら つねお 1948年愛知県蒲郡市生まれ。71年4月、テレビ朝日映像に入社。テレビ朝日『徹子の部屋』『トゥナイト』『ワイドスクランブル』などのディレクター、プロデューサーなどを務める。2011年11月退社、12年よりフリーランスプロデューサーとしてテレビ朝日映像で『東京サイト』(テレビ朝日 月~金14:00~)を手掛けている 定年を迎える頃にな...

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がんを隠さず、オープンに生きると闘う力が湧いてくる

2015年2月

水野ゆき さん (障害者送迎車添乗員)みずの ゆき 1953年秋田県生まれ。21歳で上京し、北里研究所、東京電機大学などの事務職を経て医療事務員となる。38歳で結婚、40・41歳で出産。2004~2010年の2期にわたり民生委員を務める。11年4月より障害者の多機能型事業所で送迎車の添乗員として働いている。民話創作グループ「みみずくの杜」同人 肺がんが、がん死亡率第1位といわれるようになって久しい...

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