闘病記

「がんになって得をした」と思いたい 開業医(小児科医)/医療過誤原告の会会長 久能恒子さん

2003年11月

「医師のくせに医師を訴えるなんて」 久能恒子さん (67歳、宗像市) 開業医(小児科医) 医療過誤原告の会会長 「生きててよかった、という感じがします」 開業医の久能恒子さんは、2003年6月26日、福岡地裁小倉支部の前で、晴れやかな笑顔を見せた。この裁判の間、3度のがん手術を乗り越えてきた。胸には、三女・紹子さん(享年17)の遺影を抱いている。 久能さんは、紹子さんを11年前、医療...

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「がん患者を支えることが私の生を支えている 多重がんを乗り越えて、――土橋律子さん

2003年11月

土橋律子さん つちはし のりこ 1955年 長野県生まれ 1976年 千葉大学医学部附属看護学校卒業、同大附属病院勤務 1994年 支えあう会「α」設立 2000年 生命をささえる研究所設立 土橋律子さんの闘病歴1989年10月 子宮体がん 1991年3月 卵巣がん 1991年8月 腸閉塞 1992年1月 大腸がん 2年有余に及ぶ壮絶な闘病の日々 涙が一筋、頬をつたって落ちた。無理につ...

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