2009年9月
よしい れい女優。ホリ・エージェンシー所属。1982年3月18日生まれ。身長155cm。東京都出身。2009年4月開始の昼ドラ「エゴイスト」(東海テレビ)では、川島なお美演じるトップ女優の隠し子を熱演。著書に『神様、何するの…』(幻冬舎、現在幻冬舎文庫)がある。最新写真集は『S/M Rei Yoshii』(ワニブックス)公式ブログ「Aquamarin18」 がんという病気は、人生のいちばん意地...
2009年9月
「がん」で絶望の淵にあったとき、音楽に触れて魂の本音がほとばしり出た テレビドラマ『夢千代日記』『天下御免』『花へんろ』や、映画『きけ、わだつみの声』などの作品で知られる脚本家の早坂暁さんは、今年8月、80歳になった。3年前に泌尿器系のがんと診断され手術。現在、リンパ浮腫の副作用に悩まされている。早坂さんは50歳になった頃、心筋梗塞に加えて胆嚢がんと診断され、死の恐怖にさいなまれ絶望の淵に立たされ...
2009年8月
松田 陽子 まつだ ようこ シンガーソングライター、司会、通訳として活躍しているアーティスト。がん、うつ病を克服し、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)駐日事務所広報アドバイザーとして、難民支援のために、数々のチャリティーイベントを開催する。07年より、ボランティア団体『self』の代表を務める。08年、初アルバム「生命」をリリース 「ショックというよりは、夢を見てるみたいでした」 現在は...
2009年8月
まりこ30歳で花柳界デビュー。大井海岸きっての人気芸者として、あちこちのお座敷に引っ張りだこの日々を送る。その後独立、「まつ乃家」の女将に。40歳で受けた東京都の区民検診で子宮頸がんが発覚。がんは子宮体部、S状結腸、肝臓、骨盤内リンパ節、肺、傍大動脈リンパ節に転移。現在も療養しながら、「まつ乃家」の女将として舵を切る。 ある日を境に、彼女は抗がん剤治療を止めることを決意した。東京は品川・大井海岸...
2009年8月
拠点病院をつくるより1つひとつの病院に力をつけさせるほうが大事 『チーム・バチスタの栄光』『極北クレイマー』など、相次いでヒット作を連発し、総計1000万部に迫る勢いの今、最もホットな書き手である海堂尊さんは、現役の病理医師でもある。作品に日本の医療がかかえる諸問題を巧みに取り入れながら、日本の医療の現状に異議を申し立てている。地域住民との信頼関係を土台に地方病院を立て直してきた鎌田さんと海堂さん...
2009年7月
やすこうち まみ1954年福岡県生まれ。上智大学ロシア語学科卒業。古美術店「美術商やすこうち」「ギャラリーやすこうち」を運営するとともに、96年からテレビ番組「開運!なんでも鑑定団」で屏風や掛け軸など日本画を鑑定。 症例が少なく「難治」とされるタイプのがんは厄介だ。安河内さんはこの稀少難治がんを2度も経験し、見事に克服して現役復帰を果たした。彼女はどのようにこれらのがんと向き合い、困難を乗り越え...
2009年7月
膀胱がん、10回の再発を乗り越え、アンパンマンは今日も行く 30年以上にわたって、幼児を中心に日本の子どもたちを魅了し続けているアンパンマン。その原作者である漫画家のやなせたかしさんは、数年前からがんと闘っている。腎盂にできたがんを取り除いた後、すぐに膀胱がんが発見され、10回の再発を度重なる内視鏡手術、そして放射線、BCGの併用療法で乗り切って、90歳になった今も、元気に創作活動を続けている。&...
2009年6月
その まり1944年神奈川県生まれ。62年、中尾ミエ、伊東ゆかりと共に「三人娘」結成。「逢いたくて逢いたくて」「夢は夜ひらく」「何も云わないで」などが大ヒット、園まりの世界を確立。2005年に「三人娘」を再結成。コンサート、ディナーショー、テレビなどで活動する傍ら、最近では福祉にも力を注いでいる。 乳がんを患ったことで、新たな気持ちで生き直すことを教えられた、と微笑む園まりさん。彼女はどのような...
2009年6月
大切なのは、夫婦がどこに価値を置くかということ 女性のがんと密接に関わってくる妊娠、出産、子どもという問題――。2004年に子宮頸がんを患い、今年5年目を迎えた女優・洞口依子さんと、がん患者の性問題の第1人者である東京大学大学院講師の高橋都さんとがこの問題を巡って話し合った。特別対談第2弾。「あなたはどうしたいですか? あなたのパートナーはどうしたいと思っていますか?」お2人はこう投げかける。 ど...
2009年5月
あいか みれ1964年鹿児島県生まれ。85年に宝塚歌劇団入団、花組に所属。99年花組トップスターに。華やかな顔立ちと美しい立ち姿の正統派男役として活躍。2001年11月に退団。以降、女優としてテレビ、舞台、ミュージカルなど幅広く活躍中。 抗がん剤治療で全身の血管が激痛に襲われたが、愛華さんはナースコールを押すことができなかった。どのくらいの痛みで「痛い」と言っていいのか、わからなかったのだ――。...